香港フレンチトーストを食す。
野村 麻里さんの著書を読んだ時から気になっていた。
表紙の小雷さんの絵からも、魅力があふれていた。
香港フレンチトースト。
一度食べてみたかったのだが、どこに食べに行っていいのかわからなかった。
そんな時に目の前に飛び込んできた看板に、表紙の絵と同じ写真があったのだ!
何日も何日も気になって、2週間ほど経ってしまったが、我慢しきれずに今日ようやっと飛び込んだ。
お店の中は、昼下がり14時過ぎ。お客さんは5組ほどいたが、誰も一言も交わさない。席に案内されて、スマホにて注文。5分も立たぬうちにまずはミルクティが出てきた。
写真だとよくわからないが、通常イメージのミルクティの1.5倍ほどの量がある。だから砂糖も2本ついてきたのかな。でも、フレンチトーストのために砂糖は入れないでおく。
20分ほど待って、満を持して登場。
おお、本と寸分たがわぬ・・・
はちみつが別についてきた。本ではコンデンスミルクがかかっていたようだが、はちみつでも勿論よかです。
最初ははちみつをかけず一口。ちょっとぱっさりしている。ミルクが入った液に付け込んでないからか。厚揚げのような感じ。中には粗目に砕かれたピーナッツが入っているピーナツバターがサンドされている。
バターを上表面に溶かし塗りたくって、一口。あまり甘みはない。ピーナツバターも甘さ控えめ。まだまだパッサリ感が強い。
ここではちみつをかける。
これだ!ぎっとりとかけて良し!!
口当たりがしっとりしてきた。甘々できつくなるかと思いきや、ピーナッツバターの甘さとはちみつの甘さは、まったく戦わなかった。むしろ甘みというジャンルで一体化した。
思い返せば、砂糖的な甘さより、油の織り成す甘みの方が強かったの知れない。でもその甘さも特に食べるに関して邪魔をしてこない。うまい。
それどころか、ピーナツバターと乳バター、お二人の塩味が後味にふぅんわと現れて、そこがたまらなく癖になる。
うまうまとぺろりとたいらげる。ミルクティは紅茶葉の味がより濃く感じられる。たぶんフレンチトーストの甘みが、無糖のミルクティのかすかな甘みすら消し去ったのだろう。
美味でございました。また間を置かずに食べにきたい。
ただ、摂取カロリーに不安を感じたので、帰りにジムに寄って走りました。
きょう寄ったお店。今度は腸粉を食べたい。
本日の初体験
「香港フレンチトーストを食す」
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