見出し画像

算数オリンピックファイナリスト経験者として伝えたいこと

<お知らせ>
2024年2月~5月で「キッズBEE類題講座」を開講します!ご興味ある方、ぜひこの機会にお申込下さい!
https://math20230203.peatix.com/


はじめに

こんにちは!math channelマーケチームのジョンソンです!
今回は算数オリンピック経験者として算数オリンピックを受けたきっかけやどう対策したかについて書ければと思います。
(僕自身の成績は、小学6年生の時にファイナル進出です。ご参考までに)

そもそも算数オリンピックって?

算数オリンピックは、国境・言語・人種の壁を超えて、地球上すべての子供たちが、算数という万国共通の種目で思考力と独創性を競い合う大会です。(算数オリンピックHPより引用)

例年5月~7月ごろにかけてキッズbee(小学1年生〜小学3年生対象)、算数オリンピック(小学6年生以下対象)、ジュニア算数オリンピック(小学5年生以下対象)、広中杯(中学3年生以下対象)、ジュニア広中杯(中学1年生〜中学2年生対象)と同時に行われています。
中でも算数オリンピックは一番歴史が古く1992年から始まり2020年で29回目になります。

問題の難易度は非常に高く中学受験の上位〜トップ校の算数のレベルの問題やそれ以上の問題もあります。また、知識よりも発想が大事な問題が多いので大人でもそう簡単には解けない問題が多いです。

算数オリンピックを知ったきっかけ

僕は公立の小学校に通っていたのですがその当時は全く知らず、算数オリンピックについて初めて知ったきっかけは学校の先生でした。とは言っても担任の先生ではなく兄の担任の先生で算数について詳しいこともあり、その後はいろんな学年の算数の授業を担当されていた方です。その先生と母が立ち話したときに算数オリンピックを勧められたことがきっかけです。

受けると決めた理由

学校での算数の成績は良い方でしたが特段勉強したということではなく『博士の愛した数式』という本を読んだのがきっかけで数字が好きになり、完全数や友愛数などの数の性質などをパソコンや本などで調べていたりしていました。
そうやって調べていくうちに算数や数学の楽しい問題にたくさん触れ、自分自身も楽しんでいたこともあり面白い問題に出会える!と思ったことが受験したきっかけでした。当時の僕の認識は算数オリンピックというものがどういうものかはわかっておらず、ただ、「面白い問題を解けるらしいからやってみよう」としか思っていませんでした。

どんな対策をしたか?

実を言うとこれといって特に何も対策はしませんでした。でも全くやらなかったわけではなく母が算数オリンピックの問題集を買ってくれて面白そうな問題を見つけては解いてみるぐらいでした。どちらかといえば算数が好きだったこともあり遊び感覚ですね。面白い問題が載っている本という感じでした。それに1日1問解きなさいなどのノルマもありませんでした。

今振り返ると

でも、今思うと解けと強制されなくてよかったなと思います。
と言うのもほんとに時間をかけても解き方の糸口すら掴めない問題が多々あります。そう言う問題に何時間も向き合うきっかけが自分の意思ならまだしも他人の意思だととてもきついです。もしかしたら算数が嫌いになってしまうかもしれません。なので僕にとってなってもやらなくてもいい状態で問題集が手元にあったことは幸運でした。

受けてよかったか・感想

算数オリンピックを受けた当時は特に何も考えずに「ファイナルいけた〜ラッキー」ぐらいにしか思っていませんでしたが今になって目指す人がいて自分のアピールポイントが出来てよかったなと思います。

算数オリンピックを目指すべきか?

ここに関しては本人の意思で決めてもらうのが一番だと思います。算数で負けたくないという理由も素晴らしいと思いますし、ファイナルに行きたいからでも、算数が好きでも、力試しでも理由はなんでも素晴らしいと思います。
本人の「やりたい!」、「好き!」という気持ちを尊重してあげられれば理由はなんでもいいと思います。

最後に

ここに書いたことに対しては賛否両論あると思います。傲りだという意見もあるかもしれません。それでも書いた理由は「算数を嫌いになるきっかけになって欲しくないから」です。この記事を読んで算数を嫌いになる人が少なくなれば幸いです。

イベントのお知らせ

2024年2月~5月で「キッズBEE類題講座」を開講します!ご興味ある方、ぜひこの機会にお申込下さい!
https://math20230203.peatix.com/

余談

以前に僕が書いたキッズbeeの記事はこちらから!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?