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#13 NIPT(新型出生前診断)カウンセリング 妊娠11週4日

2024年7月2日
午前中に妊婦健診。

この日から腹部検診になるの知らなくて
ワンピースで気まずかった。
タオルはかけてもらったけど、女医さんでよかった。

つわりがまだまだしんどいので
そんな話も、男性医師に「仕方ないよ」と言われると
普通にムカつくという精神状態の私には
女性医師に、「ピークはもう少しで過ぎるから、耐えて」と言われる方が受け取りやすい。
とにかく、妊娠も出産もできない男に妊娠出産を語られるのが気に食わない。出来もしない事を偉そうに言うなって思っちゃうから。

エコーで見た赤ちゃんは
上下にぐわんぐわん活発に揺れ動いていて、元気で心から安心した。

「何か気になることはある?」と聞かれて、咄嗟に答えらずにすぐ検診が終わってしまい、次回は気になることは事前にメモしてすぐ質問しようと決めた。
次回から4週間健診まで期間が空くので、不安は解消しておくべきだったなと。

そして午後から別予約で、NIPT(新型出生前診断)のカウンセリングを夫婦で受診した。
通っている産婦人科がNIPT連携施設で対応しているので、特に悩まずに診断を受けることに決めた。
36歳高齢妊婦なので、胎児の染色体にもしものことがあったら命を諦める選択をすると、夫婦で話し合い、意見が合致したので緊張しながらも話を聞いた。
羊水検査は流産のリスクを伴うとのことでなるべく避けたかったので、いざ説明を聞きながら命の選別には少なからず罪悪感を抱いたりもしたけれど、結局育てるのは私たち夫婦なので、まず2人が安心して出産を迎えられることが大事だと感じたし、もうお腹の子は私たちの家族なので、我が子の身体の状態を早めに認識するということからは目を逸らさず向き合いたいと思った。

検査自体の説明や、陽性の確率などを先生から聞いた後に、
私たちの親夫婦の年齢や、兄弟構成、その子供たちの年齢や、ダウン症の家族の有無などもヒアリングされた。
自然妊娠ということや、流産経験なども話した。
最後に、0.01%の確率で、陰性判定が出ても胎児がダウン症のこともある説明を受け、陽性判定だったら、そのまま羊水検査は必ず受けなければならないとも言われた。

私たちは、羊水検査まで進んで陽性だったら今回の出産は諦める意向を伝えたが、もしそれでも出産を希望した場合は、ダウン症の子供についてのサポートをしてくれる施設などの説明を受けて、迷いが産まれたのも正直な気持ち。

「NIPT検査は血液検査で、結果が出るまで1週間から10日。
もし羊水検査に進むことがあれば、15週以降しか受けられないから、検査の日は来週にしますか」

そう言われて、また検査まで1週間、
そこから結果まで10日。
不安な思いと共に日々のつわりのしんどさで、気が遠くなりそうだった。

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