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誕生日が苦手な話。

こんにちは。そして、こんばんは。まっちゃです。
実は、本日8月20日は、自分の誕生日です。だからこそ、こう言います。

自分は、誕生日が苦手です。

特に、高校生以降から極端に誕生日が苦手になりました。おそらく、これを見た皆さんの中には「はっ!?コイツ何を言っているんだ」とか、「誕生日苦手とか、嘘つけwww」って感じた方もいらっしゃるでしょう。もし、あなたがそのように感じたのであれば、おそらくあなたは恵まれています

そもそも、誕生日って世間一般では「めでたい日」とされています。だから、本来なら「誕生日=喜ばしい日」という認識が当たり前なのでしょう。皆さんの中でも、友達の誕生日を盛大に祝ったり、逆に、自分の誕生日を盛大に祝われたりして、誕生日にいい思い出しかないという方も多いでしょう。では、なぜ自分が誕生日に苦手意識を持っているのか。その最大の理由を説明すると共に、なぜそのような事態に陥ってしまったのかという原因まで淡々と書き進めていきます。

それでは、本題に入ります。

誕生日が苦手な理由:祝われない自分と祝われる他人を比較してしまうから

今どきの人たちって、友人が誕生日になったら誰かの家で友人と一緒に風船とか紙テープとか部屋に飾って「お誕生日、おめでとーーう!!」って言いながら乾杯してる動画や、自分が誕生日なら溢れんばかりのお菓子だったりグッズだったりのプレゼント写真をSNSにアップするじゃないですか。また、LINEとかDMのお祝いメッセージが書かれているトーク画面をいっぱい見せて、「今日はこんなにもお祝いのメッセージをいただきました!」とかいう投稿もよく見るじゃないですか。

自分には、この文化がありません。

誕生日だからって、誰かの家に行って誕生日を一緒に祝ったことも無ければ、カメラの画角に収まらないくらいのプレゼントをもらったこともありません。ましてや、自分の誕生日なのに友人からのお祝いのメッセージが数件だけ、何なら全くもらえないことだってありました。

ただ、誤解してほしくは無いのですが、自分には別に友人がいないわけでもないです。めちゃくちゃ仲がいい親友だって普通にいます。でも、祝われない。家族は別にして、友人から祝われない。
そんな自分と、祝われてる他人を比較してしまう。そして、自分の誕生日に祝われる程の価値が無いことがはっきりする。これが、自分の誕生日です。こんな状態で誕生日を好きになれというほうが難しいです。

ですが。
このような誕生日の格差が生じてしまった原因はいくつか考えられます。それを今から書いていきます。もしかしたら、皆さんには理解できないことなどがあるかもしれませんが、「まっちゃはこういう人なんだ」と割り切って読み進めてください。

では、いきます。

○誕生日格差の原因

原因1:人の誕生日にお祝いメッセージだったりプレゼントを送っていないから

これが最大の原因です。間違いないです。
じゃあ送ればいいじゃん」ってなると思いますが、そうもできない理由があります。というのも、自分は本当に人の誕生日を知りません。だから、ある日ぼーっとSNSを見ているうちに「あ、この人ってこの前誕生日だったんだ」って気づいたことが幾度となくあります。なので、誕生日を祝いたくても、いつの間にか誕生日が終わっているため、色々とお祝いそびれてしまうのです。
……いや、だったら誕生日を覚える努力しろよ」ってなりますよね。分かります。ですが、自分は他人に対して本っ当に無関心で、他人に関する情報を覚えるのが大の苦手なんです。マジで。極端な話、何回も会っているのに名前すら覚えられないということも多々あります。ただ、相手の名前に関しては知っておかないと色々問題が発生するじゃないですか。だから、意地でも相手の名前だけは覚えようと努力します。ですが、人の誕生日って正直覚えていなくてもなんとかなる……じゃないですか。言い方は悪いけどね。まあ、だってさ、誰かが自分の誕生日を覚えていなくても、それで不利益被っているのは事実自分だけで、相手は別に何ともないじゃん。てことは、立場逆にしても同じなのよ。俺が誰かの誕生日を覚えていなくても、その人は別に困らない。だから俺は、他人の誕生日を覚える努力に必要性を感じないってわけ。

ただ。もしあなたが「なんとしても自分の誕生日を祝ってもらいたい」と考えているのであれば、知人全員の誕生日にせめてお祝いメッセージだけでも送るべきです。余力があればプレゼントも。というのも、基本的に人は「与えられたものを返したがる」っていう性質を持っています。なので、誕生日の人に向けてあなたがお祝いメッセージを送れば、あなたが誕生日のときにその人からお祝いメッセージが届きやすくなるそうです。事実、SNSなどで多くの人から誕生日を祝われている人は、その人自身がいろんな人の誕生日を祝っています。「ギブアンドテイク」。この考えを忘れずに。

原因2:誕生日が夏休み真っ只中だから

皆さんは、誕生日の朝、学校に行ったら「○○、誕生日おめでとう!」ってクラスの友人たちから祝われた経験がありますか?自分はありません。というのも、8月はほぼ例外なく夏休みです。もし、皆さんの誕生日が授業期間の中にあれば、友人の皆は普通に学校であなたの誕生日をお祝いできますよね。ただ、自分の誕生日はほぼ例外なく夏休み真っ只中です。大事なことなので2回言いました。これがどう問題なのかというと、授業期間であれば、学校に行くだけで意図せずとも友人に会うことができていました。ですが、夏休みに友人に会うとなると、こちらから友人に連絡するか、もしくは相手から連絡を待つかといったことになります。だから、夏休みというのは友人と会うだけでも一苦労なんです。しかも、誕生日を祝ってほしいからといって「○月△日(自分の誕生日)に会おうよ」なんて友人に連絡できますか?そんな連絡が来た暁には「うわっ……コイツ誕生日を祝ってもらいたい感が満載だな……」って友人に思われるでしょう。だから、誕生日を祝われるために自分から相手に連絡することはできない。すなわち自分ができるのは「ひたすら相手からのお誘いの連絡を待つ」しかないのです。ですが、ここでまた個人的な問題が発生します。

俺自身が、そもそも友人と連絡を取り合っていないのです。

皆はLINEとか好きですか?毎日のようにいろんな人とLINEして、なんなら長電話して………というような。自分はそれが嫌いです。というか、LINEにほとんど興味がありません。だから、こちらから相手にメッセージを送ることは殆どないし、相手からメッセージが来ることもほとんどなく、もし来たとしても返信をしばらく放置してしまうことなんてザラにあります。そんなこんなしてるうちに、友人は自分と連絡を取り合う必要性を特に感じなくなったのか、友人から連絡がほとんど来なくなります。平常でこの状況だから、誕生日にお祝いの誘い連絡が来る可能性は限りなく低くなります。
もし、あなたが自身の誕生日を知人から祝ってもらいたいのであれば、普段から知人と連絡を取り合っておくことをオススメします。

原因3:自分が主役である状況が苦手だから

ここまで散々書いてきましたが、実は、こんな自分でも過去ただ一度だけ友人からそれなりに大きく誕生日を祝われたことがあります。その内容を超簡潔に説明すると、とある店に行ったら、サプライズで誕生日ケーキが登場して、誕生日を祝ってもらえた、といった感じです。
もちろん、嬉しかったです。今までこんなに大きく誕生日を祝ってもらったことが無かったので。ですが、それと同時に罪悪感がありました。「こんな自分のためにここまでしてくれるなんて、なんだか申し訳ない……」といった感じで。そう、このとき初めて自分は「自分が主役として扱われることに罪悪感を感じる」ということが分かったのです。だから、おそらく結婚式とか耐えられません。式中に逃げ出すかも。

とはいえ、自分自身、別に自己肯定感が低いとは思ってません。むしろ、「俺って実は結構いろんなことできるんじゃね?」って考えるくらいの自己肯定感はあります。では、なぜ罪悪感を持つのか。理由は簡単、「慣れてないから」です。

誕生日を祝われることに慣れている人は、「自分が主役になったときの立ち振る舞い」などが自然と身についています。なので、皆からのお祝いを、自然と自分の喜びに変換できます。ですが、自分のように自分が主役になる経験が少ない人だと、突然自分が主役の扱いを受けたときに「この振る舞いは主役として正しいのだろうか?」「皆がここまで尽くしてくれてるのに、自分だけが主役になるのは申し訳ない……」という感じで、皆からのお祝いを素直に喜びに変換することができず、その結果喜びという「正のエネルギー」だけでなく「負のエネルギー」が生まれてしまい、それが自分は「罪悪感」だった、というわけです。だから、誕生日に祝われることを恐れてしますのです。

これの改善方法に関しては、もう「祝われ慣れろ」としか言いようがありません。そのためにも原因1、原因2の改善が必要になってきます。


○あとがき

いかがだったでしょうか。ここまで読んでくださった方なら、まっちゃが誕生日に苦手意識を持っている理由を細部まで理解してくださったかと思います。ただ、自分は別にこの現状を改善する気もありません。これならこれでいいと思っています。

そもそもの話、誕生日って何なんでしょうか。他者から成長を祝われる日?自分をここまで成長させてくれた家族に感謝する日?プレゼントをもらえる日?自分の人気ぶりをSNSにアピールするチャンスの日?……誕生日の捉え方は人ぞれぞれです。もしかしたら、自分にとっての誕生日というのが確立していないから、誕生日に苦手意識を持っているのかもしれません。いつか、「自分にとって誕生日とは何か」を見つけられたら、誕生日への苦手意識が無くなるのかもしれませんね。


さて、今回はここまで。もしよろしければこの記事のいいね、又は自分のTwitter( https://twitter.com/snare_matchan )のフォローなどもお願いします。それでは、またいつかお会いしましょう。

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