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ジェイウォーク

Steemitに書いていたものを移植。
https://steemit.com/trading/@matador2018/6wiufq

ここ↓で説明したことをBTCの最近の例で示します。
http://blog.goo.ne.jp/fxtradenote/e/6577a8bf5809d6ada0963c5a41eb006d


道を横切るように、2σから反対側の2σへ動くことがしばしばある。
これは、中途半端で、不可解な、過渡的な動きと思っていたが、
バンドウォークと並んで、ボリンジャーバンドの特徴的な動きではないかと思う。

「ジェイウォーク」は、私が勝手に命名したもの。
ボリンジャーバンドの+2σから-2σへ、あるいは、-2σから+2σへの動きのこと。
+2σから-2σへの動きを下降ジェイウォーク
-2σから+2σへの動きを上昇ジェイウォーク
と呼ぶ。

例えば、
BTCUSD、15分足ボリンジャーマップ

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Aまで1時間足バンドウォークで急上昇したが、頭打ちとなり、
Bで15分足下方ブレイク。
Cで1時間足-2σに到達した。
これで1時間足下降ジェイウォークが完成。

ジェイウォークするかどうかの判断は、その下の短い足がブレイクするかどうかで分かる。
この場合、Bで、15分足が下方ブレイクしたから、1時間足はジェイウォークする可能性が高いと判断出来る。

V字反転のような動きの場合も、短い足のブレイクがあるかどうかで、反転するかどうか判断出来る。そして、ジェイウォークするかも知れないと判断できれば、到達目標を定めることが出来る。
到達目標が設定出来るアドバンテージは非常に大きい。


もう一つの例。
BTCUSD、15分足ボリンジャーマップ

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直前に1時間足下方ブレイクして急落したのだが、
4h-2σに激突して急反発に転じた。
Bで15分足上方ブレイクして、上昇ジェイウォークの動きになり、
Cで1時間足+2σに到達して、
1時間足上昇ジェイウォークが完成した。


もう一つの例。
BTCUSD、15分足ボリンジャーマップ

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Bで1時間足下方ブレイクして、
Cで4時間足-2σ到達。
4時間足下降ジェイウォークが完成した。


ちょっとだけ惜しかった例。
BTCUSD、4時間足ボリンジャーマップ

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日足バンドウォークで延々上昇し、Aで史上最高値をつけた後、
Bで、4時間足下方ブレイク。
Cで、日足-2σに「ほぼ」到達して、日足下降ジェイウォークが「ほぼ」完成。

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