マルトリートメント(避けるべき子育て)とは
MAT‗Filmsです。
ビデオグラファーとして活動していますが、今回は映像の話と全く関係のない話をします。(映像制作歴浅いので、そもそも偉そうに語れることが無いんですが…。)
何故この主題で発信したいのかは今回と次回の記事に跨ってお話しできればと思います。
マルトリートメントとは
まず、マルトリートメントという単語自体を知らない方がほとんどかと思います。
なんせ私も最近知ったばかりだからです。
タイトルにも書いている通り、避けるべき子育てのことを指します。
ざっくりいうと以上のようなものがマルトリートメントにあたります。
暴力のような身体的に傷つけるものだけではなく、暴言や脅し、心理的に子供を傷つける行為も該当します。
具体的にどのような行為がマルトリートメントにあたるのか
それでは、実際にはどのような行為がマルトリートメントにあたるのか、いくつか具体例を調べてみました。
・子供の前で激しい夫婦喧嘩をする
・親が決めた教育方針、進路、職業などを、子どもの意思を無視して押し付ける
・体罰
・子供にスマホやタブレットを渡しておとなしくしてもらう
・子供に門限がない
以上がほんの一例ですが、マルトリートメントの具体例です。
10年~20年ほど前や、それ以前は体罰などが当たり前というか、体罰を受けることで強くなるといったような今では考えられないような教育を受ける場面を実際に私も体験したことがありますし、他の人がそういった教育を受ける場面を目撃したことがあります。
そして、これは今の時代ならではですが、子供にスマホやタブレットを渡しておとなしくしてもらうというのも実はマルトリートメントにあたるそうです。
これは今の時代やりがちなのではないでしょうか。
忙しいから、今は気分が向いてないからとか、そういった理由でとりあえずご自身のお子さんにスマホやタブレットを渡したりはしていませんか?
マルトリートメントが子供に対して与えてしまう影響
具体例に挙げたような体罰、暴力(言葉の暴力も含む)を幼少期に受け続けると、脳の一部が肥大したり、委縮することがわかっています。
要するに『子供の発育に大きな影響を及ぼす』ということです。
大人になってからうつ病、不安障害等の精神疾患を引き起こしたりというケースが見られるようです。
マルトリートメントを知って、私たちが考えるべきこと
令和になり、時代が変わった今でも児童虐待によって後遺症が残る、最悪の場合死亡するなどの報道が未だに絶えません。
仮に子供に暴力をふるっていなかったとしても、あなたの子育てがマルトリートメントに該当している場合は、将来自分の子供が成人した後に
何かしらの問題を抱えてしまう可能性があります。
虐待や子供に愛情を注がない行為というのは、その行為を受けた時もお子さんは傷ついていますし、お子さんが成長した後も何かしらの傷を残すこととなります。
子育ては無責任にするものではありません。
自分が一人の親という事を自覚し、一人の人生を背負う覚悟を持って、なんならもう一人の自分と生活を共にするくらいの気持ちで
お子さんと接する必要があると思います。
「自分は体罰を受けて育ってきた」、「昔はそれが当たり前だった」等、周りの大人が口にしているのを目の当たりにした事もありました。
実際に私の過ごした平成初期もまだそういった時代で、先生に叩かれたり怒鳴られたりは当たり前にありました。
マルトリートメントというものを知らなければ、私もそういうことを口にしていたかもしれません。
ただ、そういった時代があり、脳科学の研究が進み、体罰は脳に悪影響を及ぼしてしまうという事がわかっているのは事実です。
マルトリートメントについて私自身、色々な文献を読みましたが
一番大きな括りでいうと、コミュニケーション不足が原因なんだと感じました。
言葉で伝えられないから暴力を振るう、自分の言葉で子供をコントロールできないから言葉以外のツールで子供をコントロールする。
それらがマルトリートメントに繋がり、子供の将来に悪影響を及ぼしてしまうことに繋がります。
デジタル化が進み、更にコロナ禍が追い打ちをかけて、家族以外ともコミュニケーションをとる機会が以前より減っていると感じています。
自分の言葉で気持ちを正確に伝えるのは一番大事なことですが、一番難しいことです。
でも、一番大事なことです。
相手に伝わりやすい言葉を考え、選択し、アウトプットすることは自分にとって大きな学びになると、私は営業マンをしていてつくづく思います。
もちろんそれによって人を傷つけたり、怒らせたりすることもあるでしょう。
ですが、その失敗を経て、また人とコミュニケーションを取ることで、人間として一つ成長すると考えています。
さいごに
今回はマルトリートメントについてお話させていただきました。
何故私がこのような記事を書いたのか、次回の記事でお話させて頂ければと思います。
ビデオグラファーとして活動をしています!
MV、ライブ映像撮影、プロモーション動画等を主に手掛けています。
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