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アナ雪2を見て感じた違和感と感想

初めに

微妙なネタばれを含みます。ご注意ください。
30代既婚者男性がアナ雪2を見た感想を書きます。

内容はとても面白かったのでお勧めです。

感情移入出来ない問題

メインキャラクターは以下の3人と1体です。
・アナ
・エルサ
・オラフ(雪だるま)
・クリストフ(山男)

アナ雪1の時はアナの葛藤や悪い男に騙されるエルサに感情移入出来たのですが、アナ雪2はちょっと誰の行動も同意出来なかったんですよね。。。

・恋人より姉優先で、若干ヒス気味のアナ
・周りの意見を聞かず、自分の感情の赴くままに突っ走るエルサ
イケボオラフ
・中盤1時間くらい出番がないクリストフ

アナ雪1は各人の成長ストーリーだったのに対し、アナ雪2はエルサや家族の謎と向き合うストーリーだから仕方ないかなというところ。

口ずさみたくなる新曲が少ない問題

アナ雪1はレリゴー・アナと悪い王子との掛け合いの曲がありましたが、アナ雪2は映画を見終わって耳に残る曲が少なく感じました。

とはいえ「未知の旅へ~とびだせ~と~」の曲は圧巻ですし、オラフの歌唱力が急激に上がった所は印象的です。

ただ、もう少しアナが歌っても良かったかなという所。

オラフ劇場問題

良くも悪くも一番印象的なキャラクターはオラフでした。

キャラクターの性質上仕方ないかも知れませんがセリフも多いし、比較的シリアスパートが多いアナ雪2で、しっかりムードメーカー的な役割を果たしています。

個人的に好きなオラフのセリフは「おやつとってくるね」と「カメはお尻で呼吸するんだよ」です。かわいい。

エルサ可哀想問題

アナが終始恋人からプロポーズを受け続けているのに対し、エルサはひたすら人間と距離を置く展開なのですが、個人的にはいたたまれなくなりました。。。

長女だから、母親に甘える事も一歩引いて我慢。

みんなを守るために、自分の幸せも一歩引いて我慢。

心から幸せそうにする描写は、一人で馬に跨って野をかける時くらい。

もし次回作があるなら、エルサに人に囲まれるタイプの幸せを味わってもらいたいです。。。

面白かったところ

・エルサが凍らせるシーンが圧巻
→火や水や津波など、自然系を凍らせるシーンがカッコよい。ヒエヒエの実の能力者並みの力を持っていそう。

・アナ雪1で謎だった事が明らかになる。
→亡くなったお父さん・お母さんに触れられたので良かったです。

・種族間の対立と解決の流れが面白い。
→アナ雪1のストーリーはディズニーの王道って感じですが、アナ雪2は少しひねった感じです。お勧め。

アナ雪2は、アナが雪の女王になる面白い映画です。

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