【最序盤】FC24 サンプドリア監督キャリア⑦【2-10節】
セリエB第2節 vsバーリ(A) ○2-1
結果としてはリーグ開幕2連勝。いい感じ。
守備ではかなりヴィエイラが効いている。両SBを高く置く戦術上、裏カバーがかなり大変なのだが、彼がどこにでも出張して一発で奪い取ってくれる。お掃除役。
あとはスタンコビッチ。ヴィエイラが掃除しても掃除しても守備がザルすぎてシュートまで行かれまくるので彼が止めてくれなければ勝利はない。
勝ててるのであとはしっかりとローテーションを回していけるか。レンタル選手が多いので、そこを不満を与えると本当にチームが壊滅する。
セリエB第3節 vsチッタデッラ(H) ●0-1
今季初黒星。
ゴンサレスとムッルが退場。
ムッルはともかく、ゴンサレスについてはFWに背負われたときにちょっと倒しちゃったくらだったので一発レッドは流石に厳しい。
とはいえ、縦に急ぎすぎていたりで負け試合であったのは確か。
セリエB第4節 vsテルラーナ(A) ○4-2
前節の敗戦からの見事なリバウンドメンタリティ。
2人が出場停止ということもあり、前節から5人変更。全員が良い働きをしてくれました。
特に強烈なインパクトを見せてくれたのが左SBに入ったジョルダーノ。開始4分のゴールや積極的にクロスに飛び込んでいく動きなどムッルには無いものをたくさん見せてくれました。失点には絡んでしまいましたが、結果オーライということで。
ボールも思い通り動かせ、理想的な試合展開に。
セリエB第5節 vsパレルモ(H) ●0-3
昇格を争うライバルとの6ポインターは3-0の完敗。
22分にエスポージトの負傷があり、交代はスピードが武器のレミナを選択したがボールを収まりどころを失い、あまり機能しなかった。こういうときにストライカータイプの控えがいないことが痛い。
他の交代も直前に失点するなどタイミングがはまらず。
試合展開に波があることが続く。
セリエB第6節 vsフェラルピサロ(H) ○1-0
魂の勝利。前の試合から中2日・エスポージトの負傷などもあり、スタメンを大幅に変えざるを得ない試合。フォーメーションも試したことがない4-2-3-1で挑んだ。
案の定、試合は苦戦。ボールを上手く前進できず、ウィングプレイヤーのスピードを活かせない展開に。
それでも58分にリッチのスルーパスをもはやチームのエースと言うべきかもしれないラ・グミーナが流し込み先制。
ドタバタしながらも、今季初出場となったコンティ・パナダ・ジレッリ・ベネデッティなどの力もあり総力戦で守りきり。
6節終了し、4勝2敗の勝ち点12で3位。
1位が0-3で破れたパレルモの勝ち点15なだけに勝ちたかったですが良い位置につけています。
フェラルピサロ戦後、エスタニスが全治6ヶ月の大怪我を負ってしまいましたが、頑張るしか無い。
セリエB第7節 vsアスコリ(A) ○3-1
中3日で過密日程が続くリーグ戦。ここまでチーム全体の得点の半分に関与しているラ・グミーナはベンチから。トップ下にヴェッレ、トップにボリーニをあげる形で対応。
39分でボリーニが負傷し、なんと2ヶ月の離脱。しかし、途中投入のジレッリ、スタメン抜擢のベネデッティが活躍。日替わりヒーローが誕生しているのは単純に嬉しい。
セリエB第8節 vsコモ(H) ○1-0
1週間間が空いての上位対決。
GKはスタンコビッチに戻しましたが、そのスタンコビッチが大活躍。2度の決定機をビックセーブ。
中々ゴールが割れない後半アディショナルタイム。途中交代で入ったムッルのボール奪取からロングカウンター。ラ・グミーナがハーフスペースに抜け出し、折返しを冷静にレミナが横に流し、最後はデパオリ。難しいシュートを力いっぱい振り切りゴールに突き刺しました。
デパオリもここ2試合ベンチ外が続いていた中でのこの活躍。見事なリバウンドメンタリティを見せてくれました。
これで3連勝。
セリエB第9節 vsクレモネーゼ(A) ○1-0
クレモネーゼは3バックかつサイドに強みがあるということでこちらも5バックで噛み合わせる形を採用。
守備は結果として相手シュートを1本に抑えたが、こちらも攻撃が全く上手く行かず。2本しか打てなかった。どんぐりの背比べ。
その中でもレミナは高パフォーマンス。スピードで相手を置き去りにするシーンもしばしば。やはりサイドで活きる選手。
試合は85分にカウンターからイェペスが突き刺し、2試合連続終盤でのゴールで勝利。
ここでパナダ・ストヤノヴィッチそれぞれの所属元チームから
「使わないとどうなるか分かってるだろうな?え?」
というメールが。
確かに出場時間は短い。確かにそうだ。
でもパナダはそもそもの能力が足りてないし、ストヤノヴィッチは同じポジションに「チームの柱」のデパオリがいるのがかなり難易度高め。
でも頭数的に戻られるとかなり困ったことになるのでなんとかして回していこうと思う。
中盤が多すぎる〜〜〜〜〜。
セリエB第10節 vsモデナ(H) △2-2
今季初引き分け。
スタメンは所属元から文句を言われたパナダとストヤノヴィッチを抜擢し、レミナはジョーカーとしてベンチに置いておく形。
序盤はリズムもよく、ゴールに迫る回数も多かったものの先制されるとあれよあれよと2点差になってしまい、後半スタートと同時に4-3-3に変更し前線3枚を前に張り付かせるというギャンブルに出る。
結果としては2点取れたからいいのだが、正直決定力の高さに助けられている感はある。フォーメーション変更も含めて考えていかないと。
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