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【バトスピ】バトラーズツアー2024幕張メッセ優勝報告【13年の想いと共に】


はじめに

どうも、マスタードおじさんです。
今まで一度たりとも、打ち込んだコンテンツで"結果を残す"という事が出来ませんでした。
バトスピは中学生の時から始め、今までずっと遊んできました。
bakasa先生と直接交流して本格的に競技者目線でのプレイングを学び始めたのも去年からで、noteやTwitterDMなどで多くのプレイヤー様から意見を頂戴して勉強しています。
そして、

バトラーズツアー2024幕張メッセ会場Dブロック優勝にまでこぎつけました。
今まで予選トーナメントで2-2が関の山だったので、いきなりの優勝に自分が一番驚いています。
ですがようやく「ただ動画投稿してただけの自己主張の強いヤツ」止まりだった自分に自信が持てるようになりました。

そして今回の優勝を広告に、茨城県にて11月頃開催予定のバトルスピリッツ非公認大会「第十回 誤植杯」を宣伝させていただきます。
まだまだ先のことですので、後ほど改めてトナメルや誤植杯公式X(旧Twitter)で告知させていただきます。

この記事では優勝までのレポート(対戦記録・対戦中の心境・前日の宿泊etc)となります。
採用カード以降は有料エリアになりますが、ご覧いただけると幸いです。

ツアー前日譚

「調整も兼ねてバトスピしたい」
「前日には幕張周辺にいたい」
「けど無駄にお金は使いたくない」と思い、よさげな幕張周辺のカードショップを検索。

すると南船橋駅から徒歩10分にあるショッピングモールにBOOKOFFが!
21時閉館、テーブルも無料で開放されているのでかなり長い時間試合が出来ました。そこで3on3メンバーのミライ准教授(以下、准教授)と特訓してました。

准教授もハデスを握るらしく、とりあえずお互いにカードをとっかえひっかえしながら練習しました。
17時に集まったので特訓したのは3時間くらい。

20時にBOOKOFFから徒歩3分の場所にある蒙古タンメン中本 船橋にて名物の北極ラーメン(クッソ辛いヤツ)を食べました。
美味かったけど調子乗ってスープまで間食したのが翌日まで続く断続的な便意の原因となるとはこの時は知らなかった。

そして21時、宿泊先も予約し忘れた節約したかったのでホテルではなく新習志野駅のすぐにある天然温泉 湯~ねるへ向かいました。
スーパー銭湯なのですが、深夜パックで翌朝9時まで予約要らずで仮眠できる凄いところです。

館内はリストバンドの鍵で買い物し、チェックアウト時に総額を払うシステム。

しかも基本料金最大3650円!
足を延ばして汗と疲れを流せる温泉とサウナ、館内にある豊富な飲食サービス。今まで1万円以上かけてユニットバスしかないホテルを予約していた(永遠に擦り続けてる身内ネタ)のが馬鹿らしくなる程のリーズナブルな料金、今後の幕張イベントでの拠点はここにします。
※予約不要とはいえ仮眠用のリクライニングチェアの数は有限なので、就寝時間によってはソファなどで夜を明かすことになります。

そして迎えた翌日。
参加費4400円のプレミアムカードセットを受け取り、前日は准教授のサンドバッグと化してた【ハデス】を握り大会へ挑みました。

デッキ選択の理由

この男、最強につき。

①「"環境トップ"だから」
②「自分のプレイングが下手くそだから


この二つです。順を追って解説。
①「"環境トップ"だから」
魔導の契約神ハデスを中心とした【ハデス】は、[契約編:真 第1章:神々の戦い]の段階ではパワーはあるがカウントをどう伸ばすかが大きな課題で、テーマ外のカードであるデストロードXVやドミナネリオ魔法学校などで準備を整えるデッキレシピでした。しかし創界神デッキとしては不純物の多い構築になり、最終的にはネクサスを大量に採用したことでジークフリードアビスを煌臨させてワンショットを狙う型まで考案されていました。
当時のハデスは配置時神託もまともに乗らないので代わりにストレスしか溜まりませんでした。

何にせよ動き出しが遅いため、tire1ないしtire2には違いありませんが【造契約】や【熱契約】などハデスメタが標準搭載されているテーマに負けることも度々あったと記憶してます。
ですが、[契約編:真 第2章:原初の襲来]にて収録された魔導化師ピエロットが全てを解決しました。

CV:千葉繁(偏見)

毎ターン墓地から蘇生できる眷属・メインステップでカードを破棄できる・実質0コストの軽減要員・アタック時カウント増加・妙に高いBP・なぜかついてるコアシュとすべてがとち狂ってます。
このカードのせいでハデスのカウント7→クリュメノス顕現までの難易度が一気に軟化し、【造契約】や【熱契約】はメタカードによる遅延が間に合わず「テーマ上の相性は良いのに負ける」という状況です。
ヘルメス】というアンチ墓地コントロールの極みたいなテーマが登場しても環境がハデス一色なのが、そのイカれた強さを証明していることでしょう。メタがメタとして機能しなくなるほどのパワーって最高だね。

②「自分のプレイングが下手くそだから
そして自分はカードの効果処理や提示タイミングを間違えることが多く、「状況的には勝ってたはずなの試合をしょーもないプレミで勝ちを譲る」という事を5000兆回繰り返してきました。
そんな人間が、「ハデスが環境トップだからその裏をかいたメタテーマを握ろう!」と他テーマを握っても確実に負けます。

そもそも大前提として環境トップはなぜ環境トップなのか?
今まで自分はそれを知りませんでした。「カードパワーが高いからでしょ?」で止まっていましたが、今回の優勝を経て自分の中で結論が出ました。それは、

「ミスをパワーで帳消しにできるから」

バトスピは1つのミスがその後のゲーム展開に大きく影響するという事が少なくありません。
スチームイノベーションの回収効果忘れ手札が6枚になのに秘密の訓練場のLv2効果を見越してカード破壊破壊・消滅待機状態に宣言せずスピリットがフィールドを移動してからデルズヴァジュラムを宣言etc…例を挙げるときりがありません。
※上記すべて筆者の失敗談。
特に造契約のスチームイノベーションは貴重なドローソース兼手札交換コストなので、「予選全7回戦、決勝3回戦で一度も忘れずプレイできるか?」と言われたら光の速さで首を左右に振ります。
更にゲームを進めるうえで重要なポイントをミスして挽回できるほどのアドバンテージを使用率の低いテーマで生み出せるのか?となりました。

同じ一回のプレミでも"選択肢が1~3個しかない中の一回"と"選択肢が5~6個ある中の一回"とでは話がかなり変わってきます。

手段の少ない中でミスを上手いことケアできた試合を「上振れ」、
手段が豊富なのにミスを取り返せなかった試合を「下振れ」と呼ぶのではないでしょうか?
この辺りの言語化がより精密になればもっと理論的なデッキ構築ができるかもしれない。
ありがたいことに今は優勝者やプロプレイヤー様が有料noteでその辺りの文章化を代わりに行ってくれています。高くてもブースターパック2パック分の課金でその文章が読めるなら、自分は非常にいい買い物だと思うのでこれからも強い人の記事は買いまくるつもりです。
閑話休題

そういった意味でハデスは、
〔ターンに1回:同名〕の召喚時効果を持つ仮面ライダーエボル コブラフォーム [2]をカウント増加目的で同ターンに2枚出しても他のカードがカウントを増やしてくれるので、結果的には「ハデスの神託を稼いでくれた」とポジティブに現実逃避考えることができます。
勿論例に挙げたデルズヴァジュラムの提示忘れは大問題ですが、「ミスをケアできるほどの手段や選択肢そのものの絶対数の多さ」が環境トップとそれ以外を分けるんじゃないかと思います。

「妨害カード積んだメタテーマも、1~2回のプレイミスも力押しで解決できるテーマ」と思いハデスを選びました。



なおミラーの対面知識はほぼ0で挑んだ模様(プレミ以前の大問題)
何のために有料note買ってんだコイツ。



デッキレシピ

公式がレシピ画像作ってくれて助かる。

【予選スイスドロー】
アテナ⭕️
ヘルメス⭕️
アポローン⭕️
ハデス⭕️
としスペ⭕️
熱契約⭕️
アイボウ❌
予選3位

【決勝トーナメント】
ハデス⭕️
アテナ⭕️
アテナ⭕️
優勝🏆

イベントが終了後に他の【ハデス】を見ると、
ファラオムやエレク=ラムやケルベルガなどよりハデスミラーを意識したバーストが採用されていました。
自分はそれらを採用する考えが全くなかったので、比較的オーソドックスな構築だと思います。
その上で、ここから先はデッキレシピと、採用・不採用カードについて語っていきます。

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