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そうだ、しまなみ海道を途中下車しよう。 そう思い付いたのは、いままさに今治市内へと向かっている、長距離バスのなかでした。 しまなみ海道、途中下車の旅降り立ったのは、大三島(おおみしま)です。 瀬戸内海の真ん中、芸予諸島の一端を担うこの島は、愛媛県最北かつ最大の島であり、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の総本社をその懐に抱く「神の島」とも呼ばれています。 さて、そんな島に降り立った、ますたや姉妹。 そう。今回のワ旅のおともは、我が心の酒友、「ワイン好きだけど、よう知
うまい酒は旅をしない―― 作家村上春樹は、かつてその著書の中でこう語った。 「うまい酒が旅をしないというなら・・・」 アルパカが口を開いた。 「わたしたちは、どうやってうまい酒を手に入れればいいんだろう」 男は首を振る。 「その質問に答えることは、簡単かもしれないし、そうじゃないかもしれない」 「だって、そうじゃない」 アルパカはわけがわからないというふうに、長い首をかしげる。まるで明日世界が終わるというのに、茶碗一杯の赤飯を食べている男を見るときのような顔を
国境の長いトンネルを抜けるとワインの国であった。 こんにちわ。ワインが主食のアルパカ、ますたやです。 ちなみにこれ、アルパカ二代目です。一代目のアルパカはシャンパーニュを飲んでたんですが、謎の生物が謎の液体を飲んでる感じになったので、描きなおしました。繰り返すようですが、アルパカです。わたしの画力の限界です。 さて、いい季節になりました。読書の秋、食欲の秋、そして実りの秋。ワインにとっては、Vendange(ヴァンダンジュ=収穫)の秋であります。 2021年9月25日