「SDGsの取り組み」身近で取り組める海への試み
こんにちは。増井亮介と申します!
現在、社会人一年目。
大学では海洋学を専攻しておりました。
学業の傍ら、ダイビングに学生生活を捧げ
「海」というフィールドには感謝しきれないほどお世話になりました。
そんな海に恩返しも込めて、今回の記事作成に至りました。
今回は掲題の通り、ダイバーとしての視点から
「SDGsの目標14: 海の豊かさを守ろう」
について実際の写真を用いてお話できればと思います。
1.まずは素晴らしい綺麗な海を…
まずは綺麗で素敵な海を
見てもらえればと思います!
体表が銀紙を張ったように輝くことから
名付けられた「ギンガメアジ(銀紙鯵)」
オーシャンブルーで渦巻く姿は圧巻でした!
怖いイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、海の世界は非常に綺麗です!
たった3枚の写真で
海の魅力を十分に感じていただけるかと思います!
2.海の負の部分…
では実際の海から鳴らされる警鐘はどういった
ものなのでしょうか?
こんなにも綺麗な写真の後に突き付けられると
現実味がありませんが…
このまま海洋ごみ問題が深刻化すると
2050年には魚より海洋ごみの量が多くなる
と言われています。
実際に、以下の写真を見ていただくと
この予測も信憑性が窺えます。
これは僕のお世話になっているダイビングショップさんでクリーン活動を行った際に集まったゴミです!(プラスチックごみがとても多いです…)
それでも陸上のごみの写真は少し見慣れたもの
ではないでしょうか?
実際に海に出てみると海面はもちろんですが、
海中でも実際にはゴミが目立つことも事実です。
(ペットボトルやビニール、ハンガーまでありました)
見慣れない水中のゴミの現状は、
僕としても当時は衝撃的なものでした。
ではこのゴミたちはどこから来るのでしょう?
3.海洋ゴミの7〜8割は街から
ゴミの大半は私たちの街から出ています!
しかもその内の65%以上がプラスチックごみです。
海洋ごみの65パーセント以上をプラスチックごみが占める。
環境省「海洋ごみをめぐる最近の動向」
(平成30年9月)より引用
これらのプラスチックは小さくバラバラになったとしても、海を漂い続けて有害物質を吸着し続けます。
これをプランクトンが食べ、プランクトンを小魚が食べ、小魚を大きな魚が食べ…もうお分かりですよね?
最終的に有害物質を吸着したマイクロプラスチックが行き着くのはそう、「私たちの身体」なのです!
最近は健康への懸念も上がってきています。
魚食文化のある日本では、より大きな課題ですね。
4.今の僕たちにできること
それでは「ビーチクリーンに参加しましょう!」
は中々ハードルが高いですよね。
実際に10人規模で1日かけた「ビーチクリーン」
をご紹介できればと思うんですが…
これが…
こうなります!!
…やはり少し大変です!
しかも海に行くこともあまりないですよね…。
そこで普段からできる海への取り組みを
考えましたので紹介します!
・ゴミの分別
→燃える・プラ・汚れたプラ・ストロー
・レジ袋の削減
・マイボトル・タンブラーの持参
・マイ箸を使う
いかがでしょうか?
これならちょっとした意識から変えていけるような気がしますよね!
皆さんの日頃の小さな行いが、
未来の海を豊かにします!!!
まずはマイボトル持参やゴミの分別から!!!
ご協力を宜しくお願い致します。
5.最後に
このnoteを作成するにあたって、沢山の方に
写真提供などでご協力をいただきました。
パラオパシフィックダイバーズの皆様、
我らが潜水部のOBの先輩方、そして後輩たち…
皆様の協力無くしてはこのnoteは在りません。
この場を借りて御礼申し上げます。
皆様にも、海の「良さと現状」が少しでも伝わったでしょうか?
是非、こんなにも素敵な「海」のために
できることから始めていきましょう!
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