「生活の場」 歌舞伎町
更新がなかなかできませんでした。
というのも、野暮用で先週水曜から土曜まで東京にいました。キラキラしたオフィス街の港区や中央区にいましたが、新自由主義感がムンムンのザ・ビジネスみたいな雰囲気で正直しんどかったです。スーツを着こなした大人たちはまあカッコよかったのですが、私にとって理想の服装は「ジャージにクロックス」なので、最後まで噛み合うことはありませんでした。
土曜日は夕方の飛行機まで暇でしたので、歌舞伎町辺りを散策していました。いやー非常に良かった!昼間からでも漂う「欲望の匂い」「エロスな雰囲気」が本当にたまらなかったですね。
特に私は人気の極道ゲーム「龍が如く」のファンなので、「歌舞伎町一番街」の看板を見たときはかなり興奮しました。笑笑
しかし、気になる写真が一枚。「わんぱくランド」。この風俗街のど真ん中にありながら、意外に目立ちます。これは託児所です。どうしてこのような場所に託児所?と思っていました。その答えとして、おそらくこの託児所にいる子供たちの親は、歌舞伎町近辺で働いている方が多いかと考えられます。
欲望や夢といった言葉で、偏見のもと語られやすい歌舞伎町ですが、決してそこは「テーマパーク」でもなんでもありません。託児所もあり、親の帰りを待つ子供たちが多くいるでしょう。れっきとした「生活の場」です。1人1人の人間の生がそこにはあります。
当たり前なことですが、人間どこにいようが。生活していることに変わりなんてないですから。
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