転職活動で正解やゴールは見つからない

よくしてもらっているエージェントに言われた言葉。
どこかで自分の正解を持っている職業、会社が現れてくれると思っているのが見透かされたのだろう。

答えを探すばかりで自分で考えられなくなっていないか

仕事でも恋愛でも困ったことがあればすぐに検索して、答えを探す癖がついてしまっている。
ご祝儀袋の書き方のように答えがある問いであればいいのだが、答えがないものを検索に頼ってしまうことも多い。

転職でも自分と向き合うことなく、仕事の一覧を眺めて、なんとなく面白そうと思ったら応募して、選考が進むとやっぱり違った、ということが多い。
自分と向き合っていないから。外の情報に流されているから。
それなりに悩んでエージェントと会話すれば答えが出るなんて思っていたようだ。
人生そんな甘くないらしい。

面接での評価がぐさりと刺さる

前回の面接でこんな評価をもらった。

■評価点
　・前職エンジニアでシステム理解があり、業務は早く定着しそう。
　・人当たりが良く、人間性もよい。
　・表面的な感じもあるが、理念共感、組織共感、成長意欲はある程度マッチし
ている。

■次回要確認点
　・これまでの意思決定にやや浅さを感じる。
　・熱意を持って働ける環境を求めているが、考え抜いている感があまり見えない。

評価していただいた点はとても嬉しかったが、次回要確認点は図星すぎてぐさりと突き刺さる。
浅い意思決定しかしてこなかった自覚はあるし、熱意を持って働ける環境を求めていながら自分が熱意を持てるものが具体的な言葉にできない。

周りに流されず、自分に正直に

７年前の就職活動ではほとんど悩むことなく流されて失敗した。
今回はなんとか悩み抜きたい。
自分と向き合い、自分で決める。
答えなんて簡単に見つからないし、見つかるとしてもそれは自分の中にしかない。

強い信念を持って選んだことは、例え失敗しても後悔はしない。
ゴールがどこにあるかは探しても、まだまだゴールにはたどり着けない。
周りに流されず、自分に正直に。