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定点観測の場所、「箱根山学校」で一年前と今の自分を俯瞰してみた

私にとっての定点観測の場所、「箱根山学校」に参加して、一年前のと今の自分を俯瞰してみた。


箱根山学校とは

毎年箱根山テラスで、西村佳哲さんを中心に長谷川順一さん、友廣裕一さん、長谷川浩己さんとゲストを中心に作られるワークショップ?のようなもの(参加者も主催者もうまく説明できない…)。
本当に大好きな場所で、この1年の私の成長の原動力だった。

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通常は岩手県陸前高田市の箱根山テラスで行われるが、今年はコロナの影響でオンライン開催に。
岩手から遠く離れてしまった私にとってはラッキー。ということで今年も参加。


昨年参加したきっかけ

仕事を辞めることを決心した、昨年の夏。
辞めて移住するのは決めていたけど、どこで何をするの?
そのときは次の仕事も移住先も何も決まっていないし、どんな方向に向かっていけばいいのかも全く見えていなかった。
まさに「どこで、だれと、なにを」の1つも決まっていない状態。

そんなときに主催者の西村さんが書いた「自分をいかして生きる」に出会った。
西村さんの「こんな生き方はどうだろうか」といった優しい提案の口調が心地よく、
そうそうこんな生き方がしたいんだよ!とたくさんのことばが、心にぐさりと刺さった。

その西村さんの箱根山学校の存在を知り、内容がよくわからないまま申し込んだ。


昨年の箱根山学校で起きたこと

ひとことで言うと
大人の殻があれよあれよと剥がされ、裸の子どもに戻れたという感覚。

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笑って泣いて、なんていうと安っぽいけどまさに笑って泣いた。
「みんなでこう生きよう!」という場ではなく、それぞれの個人がそれぞれ悩みを持って自分と向き合う場所。
全員で同じ船に乗って「みんなであのゴールを目指して頑張ろう!」ではなく、
みんなそれぞれのゴールを目指して、ゴールってなんだろうと悩んだり、どうやったらゴールにたどり着けるだろうとか、他の人のゴールや道のりに刺激を受けたり。
それぞれの船を漕いでいく感覚。

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でもそこには不思議な一体感、みんな同じように悩んでいるんだという安心感があった。
悩んでいいんだよ、今の自分を認めてあげなよって。

そんな環境に身を置いて、色んな生き方に触れたことで自分の道が少し見えた気がする。
何より自分に素直に生きたい!と思えた。

悩みを打ち明けると、アドバイスなんてする人は誰もおらず、ただただ聞いてくれる。
そんな空間がとても心地よかった。


今年の箱根山学校を迎えた自分

あれから一年経って、今はどんな自分なのだろうか。

昨年はどこに向かえばいいのか、スタートラインはどこなのか彷徨っている状況だった。
でも今は、走り出している感覚がある。
まだゴールは見えないけど、目の前のコースは見えている。
1歩、2歩とゴールがありそうな方向に走っている。

どこに向かうかでなく、どうやって進もうかという悩みの質に変わった。

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これがやりたい!という職業に出会えたわけではないけれど、どんな仕事でも自分の想いがあればやりがいを持って働ける。
そんな人生の理念を見つけられた。

今、会社で「パッション」というあだ名を付けられている。
別に情熱的でも、行動力がめちゃくちゃあるわけでもないのだけれど。。
このあだ名は自分らしく、自己表現ができている表れなのかなと思う。
そう思うと嬉しいあだ名だ(嫌だけど)。


箱根山学校からもらったもの

何をもらったのかは、わからない。
何かのノウハウを学んだわけでもない。

でも、箱根山学校での時間がなければ今の自分はないとは断言できる。

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昨年の箱根山でたくさん話を聞いていただいたみゆきさんが、同じく定点観測されていたので便乗してみました。
みゆきさん含め、昨年出会った方々に今はこんな自分になったよ!と近況報告になれば嬉しい。


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