【#枡野と短歌の話】第4回はゲストなし。現代詩手帖賞、角川短歌賞、短歌研究新人賞、早稲田文学新人賞、秋元康賞など、新人賞最終選考で落ち続けた話。11/29（日）21時から2時間くらい生放送。
短歌新人賞。受賞したかた、おめでとうございます。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 24, 2020
受賞しなかった側の気持ちに、いつもいつも立ってしまう。
自分が短歌を始めた頃に、今みたくバリエーション豊かに短歌新人賞が色々あったら、どうだったんだろうとよく思うし、筆名変えて今からでも応募したい、でも落ちるんだろう、とかも思う。 pic.twitter.com/Zw2wXUqDSo
（歌歴10年以上で歌集を出していない歌人にのみ参加資格がある短歌新人賞が求められているかもしれない）
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 25, 2020
11/29（日）深夜に #枡野と短歌の話 の特別編として、私一人で『新人賞の最終選考で「惜しかった」「枡野さんには厳しすぎたかも」「俵万智に似すぎている」と言われて落ち続けた頃』の話をしようかと思っています。#枡野書店を利用する会 の #枡野書店から との兼ね合いで課金はどうするか考え中。 https://t.co/VP9pAoTeX6
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 28, 2020
#枡野と短歌の話 第4回はゲストなし。現代詩手帖賞、角川短歌賞、短歌研究新人賞、早稲田文学新人賞、秋元康賞など、新人賞最終選考で落ち続けた話。11/29（日）21時から2時間くらい生放送。｜歌人 枡野浩一 @toiimasunomo #note https://t.co/EKCK4pJuEO
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 28, 2020
一人でやる #枡野と短歌の話 は映像なし音声のみ、にするかも。まだわからないけれど、ご了承を。枡野書店から生中継する予定です。11/29（日）21時から。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 28, 2020
リクエストやご質問は、上の記事のコメント欄で募集中。
なるべく、新人賞にこれから応募したいかたの、考え方のヒントになるように話します。 pic.twitter.com/tNTWAUwy7f
#枡野と短歌の話、歴代のゲストは、買わないでください。noteマガジンに招待する仕組みがあります。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 28, 2020
これからゲストに出ていただきたいと、すでに打診してるかたも買わないで、枡野にご一報ください。#枡野書店を利用する会 の会員は、noteサークル内の掲示板のご熟読を。https://t.co/uR7lL7tvCo
※この記事には、新人賞関連ツイートも載せておきます。リクエストやご質問があるかたは、577円でnoteマガジンを購入の上、この記事のコメント欄に書き込んでください。
来世ではあなたを選ぶ僕がまだ選考委員でなくってごめん
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 30, 2017
2011年いい夫婦の日、明石家さんまさんから「踊る！ヒット賞」をいただいた。あれから8年。私は高校の国語教科書に短歌が載っているが賞は人生でそれ1回だけ。短歌の賞は佳作ももらったことない。杉田協士監督、誕生日おめでとうございます。吉田豪さん、私は相変わらずです。https://t.co/uWT9GGJbke
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) November 22, 2019
（新人賞落選作をすぐネットに発表できちゃうっていうのは不幸かもしれない）（私の時代にそれができてたら私は歌人じゃなかった気がする）（小説家になった大学の先輩は落選作を推敲しては応募し直し十年かけてデビューしました）
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 27, 2012
#工藤吉生歌集
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 11, 2020
工藤吉生さんが短歌研究新人賞をとったとき、その少し前に別の賞の次席（準優勝）に選ばれていたし、あまり驚かなくて、「もう？ 思ったより早いな」と感じた。
でも、その時点で短歌歴、わりと長い。受賞を知った当時の、連投ツイートを紹介しておきます。https://t.co/1hlEsl5ciI https://t.co/tQwlfaxkxZ
芥川賞直木賞を語るニコニコ生放送きいてました。トヨザキ社長たちの。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 16, 2020
候補にもならなかった傑作の話に胸が痛んだ。下読み選考のかたは、とりこぼしに関して不安にならないのでしょうか。
ハイバイ『て』が岸田賞候補にならなかったのは痛恨のミスと感じていて、自分が下読みだったら耐えられない。
手塚治虫文化賞は、ものすごく昔に朝日新聞で漫画評を連載していただけの私にもアンケートが届くから、一票の価値がどれだけあるかわからないけれど、自分が本当に面白いと感じる漫画を挙げるようにしている。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 16, 2020
下読み選考のかた、選考委員のかた、万一うっかり忘れていたら思いだして、と願いながら。
話が飛躍するようだけど、正岡豊歌集『四月の魚』（しがつのうお）がまた復刊する。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 16, 2020
ハードカバーの初版が出た時点で、作者は短歌から離れていた。ファンの要望におされてソフトカバーの復刻版が出た。
それが市場から消えた頃、「短歌ヴァーサス」綴じ込み歌集として再流通。
そしてまた復刊する。 https://t.co/HUeaOOWV9N
#正岡豊#歌集#四月の魚#しがつのうお pic.twitter.com/ffQXa5DgAm
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 24, 2020
「新人賞の募集は、若い人に限るべき」と枡野浩一が考えていないという根拠をひとつ挙げておきます。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 26, 2020
私は昔からしつこいほど「賞に落ちた作品をすぐネットに載せるのは反対」「十年かけて推敲すればいい」と書いてます。入門書にも「十年かけるのが必勝法」と書きました。https://t.co/JnBLBarjXh
「この連作を新人賞に応募したら、この歌とこの歌とこの歌だけが選ばれて掲載されて、佳作とかになると思う。この歌レベルの歌がもっと集まってから応募したほうがいい。今年の応募は見送っては」とアドバイスしたことも何度かあります。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 26, 2020
でも若い人はそんなの我慢できないから、応募しちゃいますね。
そういうアドバイスは残念ながらあんまり外れないです。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 26, 2020
私が悲観的すぎて、実際にはその連作が受賞しちゃったりしたら面白いとは思うが、そんなふうにはならないです。
私は18歳で始め、20歳の作が最終選考、25歳の作が「最高得票落選」、短歌集の刊行は27歳でした。9年。https://t.co/7wP1V95TGU
▲これ年齢まちがっていて、29のときです。1997年。27のとき出たのは詩集です。
あとから出てきた人は、先人たちの試行錯誤をふまえ、そこからスタートすることができるのだから、先人たちより先に行けるのは当たり前だという感覚が私にはあります。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 26, 2020
そのあたりのことも30代なりたての私が書いていて、今はもう書けない熱さなので、老いも若きも読んで。https://t.co/zTPIrYNQjA
短歌って、新人の生まれて初めての一首が、先人たちの新作よりも圧倒的に輝く、なんてことが普通にある文芸だ。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) July 28, 2020
そのような心構えで「選」に挑んでいるのに、新人の側が、自分を圧倒的に弱い立場の素人、優しくもてなされるべきお客さん、みたいに位置づけてしまうのをいつも歯がゆく思う。芳賀ゆい。
最近、歌人の製作費負担なしで歌集が出版できますというコンテストが出てきて、柳澤真実歌集のことを思います。『てのりくじら』は一冊にたしか46首しか収録されてないんですが、『かんたん短歌の作り方』に収録された柳澤さんの50首だけで一冊をつくるような賞を企画できたら！ と夢みてしまいます。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 9, 2020
私宛に次々と直接届くメッセージ。短歌、歌壇への不満がびっしり。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 9, 2020
私には何の権力もなく、どうすることもできません。
短歌を投稿して選ばれない、新人賞をとれない、みたいな不満が多いんですが私は、新人賞どころか貰ったのは「踊る！ヒット賞」だけ。一首単位の投稿も、ほぼ載った経験なしです。 pic.twitter.com/QTH5vHZZDY
選考委員が一人変われば
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) August 22, 2020
一位も変わるのが賞
題名だけ変えて数年後
再投稿して載った詩もあり
詩のボクシングはそれで
優勝したのです
枡野さんには厳しすぎたかも
最後まで接戦でしたと
私をスルーしていった
数々の賞たちよ
私を選ばせてあげられず
すみませんでした
どうかお元気で
「賞のことば」
早くデビューしても意味ない。十年かけて自信作だけまとめたら新人賞とれるんでは。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) September 26, 2020
と、枡野浩一短歌塾や絶版になった『一人で始める短歌入門』で書きましたが、若い人はどうしても自作をすぐ世に放ってしまいますね。
仁尾智さんはわりと、まにうけて、長い歳月をかけて商業出版を実現させた歌人。 pic.twitter.com/WE1FK2EAx0
私、最終選考で「最後まで競った」「惜しかった」「厳しくしすぎたかも」とか言われて落選した経験がやたらある歌人なんですよ。踊る！ヒット賞は貰ったけど賞品はなぜか届かなかったんですよ。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) October 11, 2020
現代詩手帖賞
早稲田文学新人賞
秋元康賞
角川短歌賞
電子書籍アワード
などが私を通り過ぎていった賞。
だけど、「王」に選ばれたことは二回あるんです。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) October 11, 2020
宮台真司さんや中森明夫さんも審査員だった藤井良樹さんのライター学校ライターズ・デンが選んだ「雷電王」
吉祥寺の三書店が一番売れた本『ショートソング』に授与した「三冠王」
後者は「三冠賞」にしませんかと私から提案したが却下されました。
枡野浩一文学賞も、枡野浩一短歌賞も、雑誌他の企画としてやってしまったんだけど。
— 歌人 枡野浩一【こういち、ますの。かじん】毎日のように「いいね」は来るけれどあなた以外の人からである (@toiimasunomo) October 11, 2020
いつか枡野浩一の名前の賞がうまれるなら、やけに過小評価されてきた人とか、その時点では価値が理解されなかった早すぎた作品とかに光をあてる賞になりますように。
まだ生きるけど遺言として書きとめておきます。
もしお役に立ちそうな記事があれば、よろしくお願いします。