見出し画像

『ショートソング』(集英社文庫)真の10万部突破をめざし、書店POP(または帯)を自主制作します。歌人の皆様や歌人でない皆様の応援コメントを大募集。テーマは「#ショートソングと私」。

大量購入、『ショートソング』の古本。
#エゴセドリ  と称し、南阿佐ヶ谷の枡野書店で細々と販売中。57577をイメージした星形の穴をあけるのは、二度とブックオフに売られないように。
現在も新品が新刊書店で買えます。書店の短歌フェアで見かけることは少ないですが。
最新の帯はこれ。
そのせつは #ショートソング応援短歌  を詠んでくださって、ありがとうございました。
発売たちまち6刷の『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外のからである #枡野浩一全短歌集 』(左右社)。


ショートソング』をおぼえていますか?



短歌ブームだそうです。

枡野浩一が、短歌ブームにプラスのイメージしか持っていないと考えるのは、皆目見当ちがいです。私ほど「複雑な気持ち」を噛みしめている歌人はそうそういまい。

全国の書店で展開されるようになった短歌フェアで、短歌を主役にした小説『ショートソング』を見ることは、じつはあまり多くはないです。今も現役で市場にある本なんですが。

昔々ハンパに売れてしまった本なので、新鮮味がないのは仕方ないですね。

まあ、今読むと正直ちょっと「昔は未来だった時期を描いた古典SF」みたいな味わいかもしれない小説なんですけれども。与謝野晶子や俵万智は存在するが、穂村弘も枡野浩一も存在しないことになってる世界線の物語だから。

「ショートソングを読んで初めて短歌に興味を持ちました」と、いま活躍する歌人に言われることも時々あります。

約10万部売れた、と宣伝してきましたが、厳密に言うと10万部にほんのちょっと足りない部数なんです。「約」を付けるのを忘れないようにしてきました。

おかげさまで、絶版だった複数の短歌集を全部くっつけて、新作も足した『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである #枡野浩一全短歌集 』(左右社)が好評です。発売4ヵ月ちょっとで6刷決定。

朝ドラ「舞いあがれ!」でも短歌を詠む青年が活躍したりする今、このタイミングでまた集英社文庫の夏のキャンペーン「#ナツイチ」とかに『ショートソング』が選ばれてもいいんじゃないかと、著者は思っているのです。

昨年、デビュー25周年でした。25年間であまりにも色々な本を出してきたし、やや無理めな宣伝活動もしてきたし、すっかり疲れてしまったようなところもあるのですが、ある信頼するかたのご提案もあり、『ショートソング』にもう少し光を当てるための行動を起こしてみようと考え、この文を書き始めました。


歌人の皆様にお願いがあります!


ここを読んでいる、歌集を出版したことのある歌人のかたは、どのくらいいらっしゃるでしょうか。その中で、もし、かつて『ショートソング』を読み、それが少しでも歌人活動のプラスになっていると感じているかたがいたら、この記事のコメント欄に、帯文みたいな感じの言葉を寄せていただけないでしょうか、というのが私からのお願いです。あ、歌人でないかたも、歌集を出してないかたも、ぜひご参加ください。

いただいた言葉は、どうしても取捨選択をする必要はあるかと思いますが(その場合は追ってご相談します)、これから自主制作するつもりの書店POP(または帯)に印刷します。印刷物に載せられなかった言葉も、この場にはそのまま残しておきます。

具体的なお礼を約束することが現時点ではできないのですが、言葉に添えるお名前のあとに、著者である歌集一冊のタイトルを明記し、販売サイトなどのリンクをはっていただくことで、双方向によい影響が出るようにできたら、と考えております。歌人でないかたも、何か宣伝できることがあれば、リンクをはってくださいね。

のちほど、私自身が具体例をコメント欄に書きこんでみますので、参考になさってください。

書きこみは、肯定的な言葉ばかりでなくても構いませんが、この企画そのものへの疑問や枡野浩一への批判などは、この場ではなく、あなた自身のページなどで展開していただけると助かります。なるべく削除などはしたくありませんが、場の盛り上げを削ぐような言葉があった場合は、そうせざるをえない場合もあります。あらかじめご了承ください。

noteへの書きこみに抵抗があるかたは、「#ショートソングと私」というハッシュタグを付けて、Twitterに書いてくださってもうれしいです。また、枡野浩一の直通メール ii@masuno.de にメールくださってもうれしいです。

ある信頼するかたから背中を押していただいたあと、気持ちがしぼまないうちにと、この文を書きました。もう少し読ませる文が書けないものかと本人も思っています。追って後日、加筆修正することあるかと存じます。その点もご理解いただけると幸いです。


以下は、私がここ数年Twitterに書いた、『ショートソング』に関するあれこれです。ご参考までに。


もしお役に立ちそうな記事があれば、よろしくお願いします。