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自撮りが売れるSNS、バンクがDMMから独立、著名エンジェル10名が参画するJapan Angel Fundなど【11月7日のスタートアップニュース】

11/7のスタートアップ・テクノロジー関連のニュースで気になったもの。

新サービス

自撮りの写真や動画が“売れる”SNS「selmee」公開
自撮りの写真や動画を売買できるSNSが公開。いつも使っているSNSに投稿するような感覚で、簡単に動画や写真を売りに出せることが特徴。販売価格は30コインから1000コインの範囲で選択でき(1コイン=1円)、販売価格からApp Store・Google Playの手数料を引いた金額の半分を受け取れる仕組み。運営はリクポ。

予実管理分析クラウド「KINCHAKU」オープンベータ版リリース
エクセルやスプレッドシートで管理されてきた予実情報を管理できるSaaS。 AI の活用で評価・分析後のネクストアクションの提案を行うことを目指しているほか、CSV でのデータ読込機能や、サードパーティーの会計ツールと連携してAPI 経由で実績データを自動的に取り込む機能を実装する計画。「DIGGLE」などが競合。

世界のテックベンチャー発掘プラットフォーム「SEKAIBOX」ベータ版リリース
企業の新規事業・市場開拓・M&Aを目的として、企業が現地に社員などを派遣しなくても、海外の有望なスタートアップを発掘できるプラットフォーム。世界中で開催されているテクノロジーの展示会に現地スタッフが参加し、取材して厳選した企業やプロダクトの情報を、依頼主の登録内容に合わせて候補として無料配信。配信した情報の個別リサーチや商談のサポートを有料で提供する予定。

その他

バンクがMBOによってDMMから独立
今日1番びっくりしたニュース。バンク創業者で代表取締役の光本勇介氏が個人で全株式を取得。支払った金額は5億円とのこと。バンクはDMMから約20億円の借り入れをしていて、その債務を引き継ぐようです。新規事業への投資規模などで考えにギャップがあったそうですが、約1年前に70億円でバイアウトしてからのMBOは衝撃。

電力スタートアップのパネイルが丸紅と太陽光の電気を買い取る新会社
スタートアップが丸紅と共同出資で会社を作るというのも面白いなと。社名は丸紅ソーラートレーディング。家庭向け太陽光の電力買い取り制度(FIT)が2019年から徐々に期限切れとなるため、そこに向けて太陽光の電気を買い取るサービスを開始する予定。購入した電力は二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーの電力として、小売事業者に販売。なおパネイルは6月に19.3億円の資金調達済み。

置き配バッグの「OKIPPA」が日本郵便と実証実験
OKIPPAを活用することによる再配達削減の効果を検証するべく、12月に杉並区で1000世帯規模の実証実験。日本郵便は来年3月からゆうパックの置き配サービスを予定しているので、余計に気になりますね。OKIPPAは手のひらサイズの特製バッグを玄関口に吊るしておくだけで荷物を受け取れる仕組み。有料の保険なども提供。

著名エンジェル10名が参画するJapan Angel Fund
Candle創業者の金氏、Fablic創業者の堀井氏、スポットライト創業者の柴田氏、コーチ・ユナイテッド創業者の有安氏、エウレカ創業者の赤坂氏らが10名が参画(彼らはスカウターと呼ばれる)。

一号ファンドでは3億円を集めていて、10人のスカウターはそれぞれ3000万円ずつ、ファンドとしての出資先を提案できる権利を保有。リターンはLPが合計50%、出資を提案したスカウター本人が40%、その他9名のスカウターが合計10%というように配分するとのこと。ユニークなスキームですね。詳細はリンク貼った記事を見てみてください。


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