王道ではないこと
息子が見ていたМ1のアナザーストーリーを追見しました。
見終わってから、
相方の結婚式で話していた井口さんの言葉が追いかけてきました。
…「 相方の中に入り込んでしまっていて
もう、同じ人間になっている。」…
どれだけ相手をなじったとしても
それは、自分に対する叱咤激励でもあり
どんな自分もどんな表現も
まるごと受けいれてくれる
その存在の価値を
言葉にするつもりなんて
伝えるつもりなんて、さらさらない
みんなにとってわかりやすいこととは
反対のベクトルを貫いて生きると決めた
彼の人生。
自分たちだけが
いや、自分だけが知っていればそれでいい
王道からは見えなくても
確かにあるものは
言わなくとも伝えなくとも
伝える必要もなく伝わるのだろう
それがひとつというもの
見えないままでいい。
ひとつのことを貫き続ける
芸人の清らかさをまた垣間見せていただいた気分です。
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