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2/10(土)製造業について語るイベント@歌舞伎町学問バーkisi の告知

イベント告知をしつつ、わたしの経験してきた「工場」という職場の話をします。

イベント内容


このためにわざわざイカつめの基板を用意して自撮りした


2/10(土)に歌舞伎町学問バーkisiにて「製造業を語る」バーイベントをします。
https://gakumon-bar.com/
チャージ一般1000円/h、学生1000円/2h
ドリンクはアルコール¥700〜、ソフドリ¥500〜
工学系学生、製造業関係者のかたは一杯サービスつけます🍻
工場でエンジニアとして働くってどんな感じなのか。そこにいる多様な人間にフォーカスしつつやっていければと思ってます。

イベンター自己紹介

久高真澄 34歳男性
名古屋大学大学院工学研究科電子情報システム専攻修士卒。その後は電機メーカーで開発設計職。
専門分野は大学院時代から一貫してパワーエレクトロニクス(電力をコンピュータ制御する技術)。

どんな仕事?

勤め先の工場は、一応首都圏ですが郊外にあります。広い敷地にさまざまな部門の建屋がある。
所属部門は、開発設計から製造まで、みんな同じ建屋で勤務している。平屋。天井は高く、クレーンで製品を吊り上げて移動させられる(重量数t以上の製品もあり)。
製品を設計しつつ、現場に出て試験の面倒をみつつ…みたいな感じで仕事してます(インターネットに書けない内容も多くあるのでこの辺は詳しくは当日)。

安全第一。「ご安全に」って本当に言うことがあります。

職場の多様な人々

上流工程から下流工程まで同じ建屋で仕事しているので、学歴は高卒から博士までとかなり多様。駐在している外国人もいる。必要な要素が多い技術なので、個々人の得意分野もソフト・エレキ・メカなどさまざま。誰と一緒にやっても自分の世界が広がっていく感じがある。
あと、高専(工業高等専門学校)の存在感はかなり際立っている。現場にもいるし、上流工程でも高専を経ている人のモノづくり能力はすごい。勝てない。
一方で不足している多様性も。男女比はかなり男性に偏っている。そもそも工学系の学校の時点で偏っているので。でもあまりいいことではないよね。どう打開したらいいのかは答えは持っていないけど、変わっていかなくてはねえ。個人で出来ることには限界があるが、世間と協調して何かやっていければ。この辺は外部の意見を募集したい。

工場はいいぞ!

全部の工場がこういう感じではないと思うのですが、わたしの経験してきた「工場」という職場の話をしました。
特に東京では、人に仕事を尋ねると「ITに関わる何かをしている」人が半分以上という体感があるけれど。それでもモノがある製造業が好きだなあと思っている。ハードウェアがわからないとソフトの技術力も弱くなっていくし。
あと、工場の多様な人々に、人間として育ててもらったという実感がある。変なインテリ仕草をする残念な人間性を叩き直してもらったなと。
ジェンダー平等の観点などの問題点は改善しつつも、次の世代に残っていける産業になるように。微力ながらこれからもやっていきたいという所存です。当日は皆様のご意見やお仕事・研究のお話も聴ければと思っています。いろいろなことを語らえる、楽しい酒の場にできたらと思っています!!お待ちしています。


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