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ジュエリーデザイナーのレッスン💍

こんにちは!
ジュエリーデザイナーのMASUMIです💎✨

デザイナーのお仕事の一つに、頭で考えたデザインを形にしてお伝えすることが挙げられます。

お客様のご要望にお応えするジュエリーを作成するときは、お客様の思いや大切にしていること、好みのデザインやお悩みなどをヒアリングしてデザインを考えていきます。

そして頭で考えたイメージをお伝えするために欠かせないのが、デザイン画です。

このデザイン画を自由に描くことが出来るようになるためには、基礎になるデザイン画のレッスンが欠かせません。

その基礎となるのが「楕円をきれいに描けるようになる」ことから始めていきます。

一見簡単そうに見えるのですが、フリーハンドで楕円を描くのは意外と難しく、2D図形で楕円を作成し、描いた楕円の上に重ねると微妙なズレがはっきりとわかります。
どんな角度からの楕円でも正確に描けるように、何度もレッスンを重ねていきます。

私はもともと絵があまり上手ではないのですが、楕円が描けるようになると大概の楕円をフリーハンドで描けるようになります。

比率や法則に従って描けば、絵心が無くてもデザイン画を描くことが出来るようになるのです。

リングレッスン画

例えば上の絵は、私が何度もレッスンで描いた指輪の絵なのですが、指輪のほとんどが楕円で構成されています。

実寸

レッスンではサンプルの指輪を元に大きさを測定し、数字をメモしておきます。
数字を出すことが出来れば、指輪の設計図も作成することが出来ます。

サンプル設計図


上の絵はサンプルの指輪を見ながらパースという立体表現を用いて描いたレッスン画です。


実際のサンプルリングに、どこまで寄せて描けるかをチェックしながら、納得がいくまで何度も描きなおし、完成させます。

デザイナーの先生にサンプルを渡されたときは、「こんなの描けっかーーーー(╯‵□′)╯︵┻━┻とちゃぶ台をひっくり返しそうになったのですが、しぶとくレッスンを重ねていくうちに、何とか描けるようになるのです。

因みにこのサンプルリングのデザインは、リングの基礎をてんこ盛りに設計されたデザインなので、基礎の集大成となります。

ここまで描けるようになれば、あとはいろんなデザイン画を考えて描いてみたり、真似してみたりしてスキルを磨きます。

手描きのいいところは早いこと。その場でイメージしたリングを描いて、お客様のご要望を絞っていきます。

デザイン画を作成するうえで、地道な努力をちょっとだけ皆さんに知っていただけらうれしいです(❤️´艸`❤️)

最後までお読みいただき、ありがとうございました🥰


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