月刊群雛 2014年 11月号 感想
こんばんは。セルフパブリッシングによるインディーズ作家を応援する試みとして、月刊群雛 (GunSu) を全巻読もう、という試みです。このnoteのポリシーはこちらをご覧ください。
Rebis『商業誌からインディーズへ!「あにめたまえ!天声の巫女」が切り開いた道』〈ゲストインタビュー〉
……楽しんでできるかどうかが、インディーズの条件。続ける楽しみを得られたらそれも成功と言えるかも。
神楽坂らせん『異世界構築質問リスト3』〈新作翻訳連載第3回・創作用ツール〉
……社会の仕組みが曖昧だと、どうしてもリアリティーが弱くなるね。ただ書き込むかどうかは別問題。
竹島八百富『我思う、故に我あり』〈新作読み切り・小説〉
……オチまでスムーズ。よくある話をうまく使いながらもさらにオチという心意気がいい。
婆雨まう『サラリーマン・エレジー』〈既刊サンプル・小説〉
……面白くしようといろいろな工夫。マシンガン。
米田淳一『激闘!宇宙駆逐艦』〈新作連載最終回・小説〉
……読みやすさ。スピード感。
初瀬明生『医者の不養生』〈新作読み切り・小説〉
……サスペンス。
王木亡一朗『kappa』〈既刊サンプル・小説〉
……上手に読ませる。
塩川剛史『走る天使』〈新作読み切り・エッセイ〉
……エッセイ。私小説的。たまの休みを地方競馬で。楽しそうだ。
笠井康平『識字率と婚姻のボトルネック』〈新作読み切り・小説〉
……家庭をどの角度で見るか。
青海玻洞瑠鯉『Moulin Rouge』〈新作読み切り・詩集〉
……噛みしめる言葉。甘噛みしてみる言葉。整えてみる言葉。乱す言葉。魅力的なのは乱す、かな。
志村一隆『コンテンツとビジネスと──アジアの片隅で』〈新作読み切り・ビジネス〉
……評論。海賊版問題。
長鳥たま〈新作描き下ろし・表紙イラスト〉
……葬られるのか、葬るのか。それが問題だね。
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