おぼろ豆腐

多分歴史とか政治とか経済とか社会が好きなんだと思います。日本語のおかしい部分があるかもしれませんがご容赦ください。

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最近の記事

The Dollar's Collapse is Nearer(ドルの終焉はより近く)

※タイトルをみれば一部界隈の人が何をもじったのか、すぐに分かると思います。もしわかったら、コメント欄にて優しい言葉と礼節をもって指摘してやってくださいw 貴金属が上がるのはインフレの足音が強まっている証拠。そして危機が訪れる証拠。 貴金属が上がるのはインフレの足音が強まっている証拠だ。筆者が投資している銀や金はトランプトレードのアオリをくらって一時大幅に下落していたのだが底を打った可能性があり、上に上がりだしている。ただまだトレンドラインを反転させたかどうかは微妙なところ

    • 台湾有事シナリオ:開戦から戦後復興までの道のり

      ■2027年の危機 近年、台湾海峡をめぐる緊張が日に日に高まっている。特に2027年以降が重要な転換点として注目されているが、これは単なる憶測ではない。中国軍の近代化計画が完成期を迎え、米軍との軍事力格差が縮小すること、AIや無人機技術の発展により人的損失のリスクが低下すること、そして極超音速ミサイルなど新技術の実戦配備が完了することなど、軍事的な要因が重なってくる時期だからである。 政治的な観点からも、習近平体制の正統性維持の必要性や、台湾統一に関する期限設定への圧力が

      • デジタル空間における所有権の本質・NFTと生成AIの対比から見えるもの

         ※今回始めて試験的にAIを使って執筆しました。文体などに違和感を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、あしからずご了承ください。 デジタル空間における所有権をめぐる議論が活発化している。NFTによってデジタルコンテンツの所有権を確立しようとする動きがある一方で、生成AIによってコンテンツの創作や利用がより自由化される流れも強まっている。この相反する二つの潮流は、デジタル空間における所有権の本質について、重要な示唆を与えてくれる。 ■デジタル空間の本質 デジタル空間の

        • 「危機」が起こった時何を用意する?

           私は以前「一般人は資産防衛より生活防衛を」というエントリーを書いた。今回はその発展的解消版とも言える記事である。2022年の2月に始まったロシア・ウクライナ戦争は今も続き、さらには2023年10月からはイスラエルと周辺国との戦争が拡大しつつある物騒な世の中になってしまっている。そして我々に取っては最も身近な危機になるであろう台湾有事の話もいまだに立ち消えになることなく、数年以内には……と噂されているような状態である。中国は着々と軍備を増強し、近い将来台湾や日本の沖縄(特に先

          暗号資産の未来

          今からもう10年以上も前に、市場に新しい金融商品が登場した。その名はBTC(ビットコイン)である。大人なら誰しも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。サトシ・ナカモトという謎の人物が、リーマン・ショック後に既存金融システムに対して疑問をいだいたことで作り出したと言われる、電子通貨のことである。    今回のエントリーは暗号資産の仕組みについて長々語るためのnoteではないので、BTCについての説明は簡単に説明するに留める。BTCにはマイニングと呼ばれる仕組みが導入されて

          暗号資産の未来

          一般人は資産防衛より生活防衛を

          コロナと戦争による経済的不安の増大 ロシアとウクライナの戦争が始まり、ただでさえコロナウイルスによるサプライチェーンの寸断などで傷ついていた世界経済にさらなる試練が訪れた。  ロシアには戦争を引き起こしたことに対して西側諸国が様々な制裁を課した。ロシアとの貿易禁止や、SWIFTからの排除などである。だがこれらはロシアがダメージを負うだけではなく、それらに依存していた世界各国の経済事情をも悪化させる諸刃の剣だ。  ロシアは世界有数の穀物と肥料の輸出国である。特に同国からの食

          一般人は資産防衛より生活防衛を

          ネトゲはリアル社会の縮図。

           私は少し前まで、とあるネットゲームにハマっていた。それまで普通のゲーム(オフゲー)はそれなりにやってきたが、本格的にネットの対人ゲームをプレイしたのはそれが初めてだった。  youtubeでVtuberがプレイしているのを見て「面白そう」と思ったのがきっかけで、しばらくはネットの動画を見ているだけだったのだが、やがてそれだけでは満足できなくなり自分でもプレイしてみることにした。  ネトゲはハマると抜け出せなくなると聞いていたが、噂に違わぬ中毒性の高さで、暇さえあればゲームを

          ネトゲはリアル社会の縮図。

          メンヘラは病み垢コミュニティーに深入りしないほうがいいかもしれない

           辛い労働や学校などの人間関係で心を病む人が増えている(あるいは今までも大量にいたが可視化された)という。それに比例してネットでもいわゆる「病み垢」というメンタルにダメージを追った人のアカウントが激増し非常によく目にするように成っている。  彼・彼女らは発達障害だったり精神疾患などを抱えている事が多く、いわゆる「普通の人」である健常者たちが難なくこなしているようなことにも苦痛を感じたり、達成が困難だったりと生きづらさを強く感じている。言い方を変えれば毎日が冒険のような人生を歩

          メンヘラは病み垢コミュニティーに深入りしないほうがいいかもしれない

          「所有」の面倒臭さ。

           私達の身の回りには実に多くのものがある。本やテレビやスマホや机や椅子やデスクライトやコップやスプーンや殺虫剤や芳香剤や、上げ始めたらきりがない。うろ覚えだが、先進国の個人が持っている物の数はおよそ1000にも及ぶという。これは大きなものから小さなものまで全て含めた数字だろうが、我々は自分が思っている以上の相当な数の物品を所有していることになる。 物の処分 かつて自分はものを溜め込む癖があり、部屋がメチャクチャ散らかっていた時期がある(いわゆる「汚部屋」)。10代の頃なんて

          「所有」の面倒臭さ。

          ニュースデトックスのメリットとデメリット

           昨今の情報化社会、特にインターネットが発達してからというものの、それ以前の世の中と比べると手に入る情報・ニュースの量は格段に多くなった。テレビや新聞のニュースだけでもすべてをチェックすることは不可能なのに、そこにネットメディアやネットを通じて個人が発信する情報まで加わった。情報の洪水に流されるのが日常的になってからすでに久しい。 ニュースデトックスの必要性 情報の洪水に流されてしまわないためには、意図的に情報を遮断し取捨選択する必要がある。いわゆる「ニュースデトックス」と

          ニュースデトックスのメリットとデメリット

          AIとBIを広めるための権謀術数

          近頃耳慣れた言葉に「AI(ロボットを含む)」と「BI(ベーシックインカム)」というものがある。おそらく大人であれば一応の意味くらいは知っているはずだ。AIは人工知能でいろんなことを自動化してくれる便利なプログラム、BIはベーシックインカムの英語の頭文字で、景気対策として、もしくは社会保障を簡素にし役所の水際作戦などでセーフティーネットなどから漏れてしまった人を救うため、毎月誰にでも定額のお金を配ろう、という制度、位の認識の人が多そうだ。確かに間違ってはいない。だがこのAIBI

          AIとBIを広めるための権謀術数

          マイナンバー制度を怖がる必要はない(素人考え)

          マイナンバーと聞くと皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか? 私も以前は「マイナンバー? 税金をがっぽりとられる! 政府による監視が容易になる! 暮らしの全てが権力に筒抜けになる!」とヒステリックに反対していたものでした。しかし今は問題点があることは認識しつつも、怖がるより積極活用したほうが自分たちの利益になると考えを改めました。 まずは税金関連のことから。そもそもマイナンバー制度はアングラマネーを大量に抱え込んでいるような金持ちならともかく、中所得層以下の人間にとって

          マイナンバー制度を怖がる必要はない(素人考え)

          日本では耳慣れないシルバースクイーズ運動と、シルバースタッカー、そしてプレッパーについて、徒然なるままに。

          アメリカでは少し前から、とある投資ムーブメントが巻き起きているのをご存知でしょうか? BTCを始めとする暗号資産の値上がりではありません。株の値上がりでもありません。それは銀(シルバー)です。アメリカでは少し前からネット、特にreddit(レディット)というアメリカ版5chのような掲示板でsilver squeeze(シルバースクイーズ)なる運動が盛り上がっているのです。wall street silverなる人物が中心に始めた活動で、いわく「銀の現在価格は大手銀行などの結託

          日本では耳慣れないシルバースクイーズ運動と、シルバースタッカー、そしてプレッパーについて、徒然なるままに。

          定常経済になれば管理通貨制度っていらないんじゃないか(素人考え)

          朝寝床でウトウトしながら考えてたんだけど、もし京都大学の広井良典さんなどが主張するように、この世が定常経済に移行していったら、現在のような管理通貨制度を放棄しても問題ないんじゃないのかな。 知らない人のために解説すると、定常経済っていうのは早い話が「経済成長ゼロ社会」のことだ。古くはイギリスの著名な思想家であるジョン・スチュアート・ミル(1806~1873)などもいずれ社会はそうなっていくだろうと予想したと言われる。経済成長が全く起こらなくなることなんてあるか、と批判する向

          定常経済になれば管理通貨制度っていらないんじゃないか(素人考え)