見出し画像

最近のCloudIDEは良くできていて、ブラウザだけで本当に開発が完結しそう

AWS Cloud9を始めとしたCloudIDE。結構昔からあるけど、パフォーマンス的にも機能的にもまだまだ実用にならないなと思っていたら、ここ1年ぐらいで本当に開発に使えるクラスのものが出てき始めた。

デスクトップ用のエディタが、AtomやVSCodeのようにブラウザ技術を使ったものが主流になって開発が加速しているのも一因だろうし、Dockerなどのコンポーネント技術によって開発環境のポータビリティがあったのも大きな要因だと思う。

CloudIDEのいいところは、ローカルのOSなどに依存しないことと、開発環境そのものの共有が可能なこと、環境の構築と破壊が簡単なところなどが上げられる。
私はノート2台と、デスクトップ、iPadを行き来するので、その時にいちいちGitにPushする必要がないのも大変助かる。

いくつかのCloudIDEはLive機能を持っていて、講習会やHands onなどでも非常に有用だと思う。とくにHands onでは受講生の環境と揃えるのが一番難しいので。

いま私物で作っているものでは、フロントのReactを書くのにはCodeSandboxを利用しているが、Javascriptに特化しているためパッケージの追加なども簡単に行えすこぶる開発がしやすい。

今回、サーバサイドのCloud Functionsを使うためにCODERを使ってみたけど、これも十分実用になりそう。

エディタ部分はオープンソースのコンポーネントがいくつかあり、これが順調に進化していくでしょう。

次はコラボレーションや、チケット管理、デバッグ環境のシェアなど、さらに高度化された機能で競い合うことになるんだろうと思う。

「一人で開発をする」ということがほぼない現代、開発環境がWebに載っていくのは必然だとおもうので、このままいくと数年後にはもっとスムーズな開発が行えるようになっているでしょう。