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一年ぶりのレース『第20回御岳カップ』の見所を解説してみる! 「成田童夢参戦!日本代表は強くなっているのか??」

今年の後半にはコロナ感染が落ち着き普段通りレースができるかと思いきや、感染者数も増減を繰り返しており、2020年は秋のレースも相次いで中止を発表する事態となりましたが、御岳カップは開催を発表しました。

これまでの御岳カップの経緯はこちらの記事で以前書いているので、よろしければご覧ください。

どれだけ人が集まるか読めない状況下で開催に踏み切るのは、さすがとしか言い様がありません。

そんな御岳カップのエントリーが出揃ったので、この大会をどの様に見るべきか話して行こうと思います。

サプライズ!!成田童夢の参戦!

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元オリンピアンの成田童夢がパックラフト部門、UME部門に出場が発表されました。
パックラフトは、出始めた当初はレクリエーション、ツーリングカヤック的な立ち位置でしたが、最近ではアドベンチャーレーサーを中心に競技者を増やしています。
とはいえ、まだまだ競技レベルは高く無いので、注目ポイントは成田童夢が初参戦、初表彰台を勝ち取るかどうかかと思います。

メインのラフティング部門、日本代表チームのコンディションは?

やっぱり、気になるのは来年8月に延期となった世界大会の代表チームが1年延期となった間にコンディションがどう変化しているかどうか。

23歳以下の代表チーム(TAMA、Pentas)は最近まで部活動が禁止されていたと聞くし、ラフティングチームテイケイも緊急事態宣言時は練習を休止していました。

練習再開後、数ヶ月経っているとはいえレースが無い中でどの程度仕上がっているのか興味深いです。

特に今テイケイチームはA,Bの2チーム制になっており、今回の出場は若手メンバーが中心のAチームのみで圧倒的な結果が求められるレースになると思います。

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対抗チームとしては、Rio Pacuare/MOLLEJONES
チーム名からして恐らく、2011年コスタリカ世界大会の優勝メンバーで構成されたチームで出場してくることでしょう。
※Rio Pacuareはパクアレ川でコスタリカ世界大会が開催された川

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世界一となり過去最強と言われたテイケイチームを現在の若手中心のテイケイチームが打ち破るのかが注目です。

オープン女子チームもマスターズも出場しないのはやはり寂しい

今回は、オープン女子部門の代表チーム Sirius も惜しくも代表権は逃した THE RIVER FACE も出場していない、コロナ禍の影響もあるだろうしなんとも言えないけれども、世界大会まで1年を切ったタイミングで代表チームがレースに出られない状況はシンプルに危険信号だと思います。

インディーであった御岳カップがメジャーになる

以前の御岳カップはシーズン最初の調整試合といった位置付けのチームが多かったと思うし、他の大会への足掛かりに出る大会といった印象でした。

今や参加チーム数、大会運営のレベルどこを取っても最大規模のイベントになっていると思います。

特に1大会で4種目を開催するリバベンや長良川WWFは週末の2日間で開催するには選手にも運営にも負担が大きい気がしているし、シンプルに1種目、2種目のみといった大会の価値が高まりそうな気がしています。
そういった意味では御岳カップはその最たるところにある大会と言えます。

個人的には、今後の競技志向を強める意味でも御岳カップのスタイルが主流となるんじゃ無いかなと思います。

何はともあれ、これ以上大会が無いと競技を続けられなくなった選手も多かったと思いますし、御岳カップがあることでそういった選手が続ける意味が出来たといった点で御岳カップは偉大です。

とにかく、1年ぶりのレースを最大限楽しみましょう

ごちゃごちゃ言いましたが、レースのある生活が戻ってきました。
とにかく皆全力で楽しみましょう!!

かく言う自分は、HORUでラフティング部門とダッキー一人乗り部門に出場します。

特にラフティング部門では、ここ1年かけて厚みを増したHORUというチームを見せたいですし、他のアマチュアチームには、なめんなよ!ってところを見せつけたいところです。それでは!!


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