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リバベンクラウドファンディングを立ち上げた話。どうしてクラウドファンディングに行き着いたのか?

2020年のシーズンも終わり冬支度です。

HORUはシーズンの最終レーステイケイカップを4位で終え、良かった点もありましたが、それ以上に課題は山ほどありまして、冬の間にどの様な活動をするか?2021年はどの様なシーズンにしたいのか?各自考え話す場を設けたところです。

この辺りはまた機会があれば記事にしたいと思います。

さて、本題ですが11月中旬からリバベンクラウドファンディングなるものをスタートしていまして、リバベンOB有志としてプロジェクトに携わらせて頂いています。

簡素なものですがサイトを公開しておりますので、よろしければご覧ください。

12月末日までのプロジェクトなのですが、既に多くの方々にご支援をいただいており、感謝の限りです。本当にありがとうございます。

今回はリバベンがクラウドファンディングに至った流れや裏話的な部分をお話できればと思っています。

リバベン中止の決定まで

リバベンが今年の大会の中止を発表したのは4月20日でした。
緊急事態宣言が4月7日〜5月6日(後に25日まで延長)で発令されていたことを考えると本当にギリギリまでやろうとしていたのだと思います。

僕もこのタイミングでは、運営委員会とは全く接触していなかったので、SNSの発表で知った訳ですが見ていた印象としては、結構粘ってるなといった感じでした。

その後、知るのですが実行委員のメンバーが最後まで大会を開催できる方法が無いか模索した跡がみて取れたし、その中には金銭的な不安の部分もあったと思います。

リバベン実行委員会とOB有志でのMTGを開催

先ほどMTGの開催歴をみたら初回は5月24日でした。
きっかけは、実行委員のメンバーに親しい子がいて雑談をしていた時にリバベンの話になりました。

その時に聞いたのは下記の様な話でした。

・大会を中止にしたことにより赤字となっていること
・コロナが落ち着いた後、秋に大会を企画しようとしていること
・その秋の大会での収益を次年度への繰越金に充てる予定であること

その時ちょっとマズいなと思った記憶があります。
大体のビジネスでもそうですが、赤字を精算することを念頭に置いたイベント毎はうまく行かないことも多いですし、信頼を損なう結果になることもあります。

別の解決方法は無いかと思い、まずは状況を把握するためにリバベン実行委員会のメンバーと数名に声を掛けた中で集まってくれたOB有志のメンバーで初回のMTGを持ちました。

その時に、OB有志の総意としてはコロナウイルスによる大会中止は仕方ないことなので、その負債を学生(実行委員) が追い続けるのは良く無いし、大会参加者も望んでいないといったものでした。

その中で、リバベンの現状を公表した上で支援頂ける方を募ろうという話が出ました。

様々な形を模索する中で、今回のクラウドファンディングの形に行き着く

その後、どの様な形で呼びかけるのか検討に入ったわけですが、各種決済代行やクラウドファンディングサービスを活用すると結構な割合で手数料(10%〜20%)が取られてしまうことがわかりました。

今回、公表するとはいえご支援いただけるのはリバベンにゆかりのある、限りあるコミュニティの方々だと想定していたので、決済方法や支援し易さの充実より、ご支援を1円でも多く大会の開催に役立てるといった方向性の方が経緯とマッチするなと思い、決済方法は銀行振り込みでのWEBページの立ち上げを決断しました。

その後サイトの内容を試行錯誤し、現在の形やろうという決断に到りました。

10月御岳カップでの告知、11月サイトオープン

10月に開催された御岳カップの閉会式冒頭に告知のお時間をいただき、今回のリバベンクラウドファンディングの開催に至った経緯やリバベンの置かれている環境についてお話をさせていただきました。

その後、11月にサイト公開に至りました。
リバベン実行委員がSNSでの告知を行ってくれて、開始からわずか1週間で40件近くの個人、団体の方々からご支援をいただきました。

ご支援と一緒に暖かい応援コメントも頂戴していて、リバベンOBの方々の愛情をひしひしと感じると共に、リバベンという大会が求められている状況も再認識しました。

現在、コロナ感染者が再度増加、大会がやれるかは未だわからないけれども開催に向け進んでいる

おかげさまでリバベンの開催に向けて、金銭的な問題は解消ができそうです。ですが、12月このタイミングでコロナウイルスの感染者数が再度増加しており、予断を許さない状況となってきました。

来年の5,6月迄にこの状況が改善する保証はなく、もしかしたら21年も大会を中止にする必要が出てくる可能性もあります。

ただ、やる準備を進めてみないことには開催できる可能性はありません。
幸いなことにこの状況でもリバベンの実行委員に手を上げてくれた学生が集まってくれた様で、年明けには新リバベン実行委員が発足し活動を開始する様です。

こちらは続報をお待ちいただければと思います。

OBとしての今後の関わり方が難しいとは考えている

リバベンは、前述した成り立ちの影響かもしれませんが、レースラフティングの大会の中でも独特の雰囲気のある大会です。

その雰囲気の中に、運営部分にOBは口を出すべきでは無いといった暗黙の了解がある様な気がしていて、自分もOBとなってからは大会の運営部分に関わることはありませんでした。

それは、レースラフティングを楽しんでいる学生が主体となって作り上げる大会としての意義が、OBから意見や介入が入ることによって損なわれてしまうと考えているからだと思います。

今回のクラウドファンディングをきっかけに実行委員と近くなったことは確かですが、自分自身が大会運営に直接関与することは避けようと思います。

ですが、助言、サポートに関して、実行委員から求められることに関しては、最大限の行動を起こそうと思っています。

それが、今回のクラウドファンディングでご支援いただいた方々への自分としての責任だと思いますし、今後もリバベンを継続的に開催する一助になればと思っています。

ちょっと長くなってしまいましたが、今回はここまでにしたいと思います。
寒くなりましたが、来シーズンに向けてkeep paddling!!でいきたいと思います。


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