1年が早くなる現象を、心の観点で考えてみた。
年齢が大きくなるほど、時間は早くなる。
これは間違いだ。
と僕は考えている。
もう少し弱く言うと、間違ってはいないが間違っている部分もある。
1日が長いときだってある。
のであれば、1日の長さは短くなる一方である。
にもかかわらず、1日が長い日だって、短い日だってある。
ここにヒントがあると考える。
仮説を立てる。
1日が長く感じる時を思い返すと“新しい体験”をした日が想起される。
例えば、キャンプをした日だったり、海外旅行など。
常に新しいことをしなくちゃいけないのか?
そんなことはない。
僕はこの仮説にもう少し踏み込めると思っていて
新しい体験 の時の 心の動き方 に着目している。
新しい体験は心を惹きつける。
ゆえに、今に集中している状態だと言える。
思いっきりこけたときにスローモーションになるのは、今に100%集中しているからではないだろうか。
こけたときに未来や過去の心配をするだろうか。
子供のころ、時が長いのは新しい体験が多いゆえに 今 に集中している時間が長かったのではないだろうか。
子供のころ、未来や過去の心配をする暇がないほど 今 を真剣に生きていたのではないだろうか。
大人も今を生きられる
今を生きるというのは、誰にでもできる。
しかしそれなりの修行は必要だ。
ご飯を食べるとき、ご飯を食べているだろうか。
お皿洗いをするとき、お皿洗いをしているだろうか。
YouTubeを見ながらご飯を食べていないだろうか。
音声を聞きながらお皿洗いをしていないだろうか。
年齢を重ねれば重ねるほど、未体験なことは必然的に減る。
だからと言って時が早まるわけではない。
今を生きる。 それが唯一、誰にでもできる時空を歪曲させる方法だろう。
時空を歪曲させる強力なツール瞑想であり、
自分の心をトレーニングする唯一の方法だ。
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