袋帯、昼夜帯購入。

皆さんこんにちは。今日は梅雨空らしい、湿気の多い日でした。なんだかこんな日もあるのかと思って、涙が止まらなかったです。まあ、色々あるんでしょうけど、いつもと同じということが本当に幸せですね。変わらないってことは絶対無いと思うけど、そういう意味で良いことが続くのはすごいと思います。
さて、本日は、着物のお話ではありません。帯のお話です。何だと思うかもしれないけど、リサイクル着物シンエイさんにて帯を二本購入いたしました。シンエイさんは、時々というか、よくセールをしてくれますので、いいものが安い値段で買える素晴らしい着物屋です。多少柄が古臭いと言われたこともあったけど気にしない!本日の購入商品はこちら。

青海波を赤、黄色、黄土色で入れ込んだ、袋帯でございます。
袋帯とはなんぞやという方のために説明しますと、表は派手な柄を入れていますが、裏は全く柄がない帯のことで、長さは4m前後が規格品。
最近は、結んだところだけ柄がある六通という帯が主流です。リサイクルで買うと、六通では短すぎて結べないことが多いので、よく作り帯にして使っております。針をぬいぬいしていると、怪我はするけど、時間を忘れられて楽しいですよ。
次に購入しましたのは、いまとなっては珍しくなった昼夜帯という帯です。

昼夜帯は、表と裏両方に柄がついている帯のことです。
表が派手で裏は比較的地味な柄が入っているという昼夜帯が多いですが、最近は両面とも派手な柄を入れたものもあります。大きさは袋帯と同じくらいで、区別が難しいのですが、私は、両面に柄があれば昼夜帯とみなしています。
昼夜帯は、作り帯にしてしまうと、両面に柄があることがいかせず、ちょっと残念になってしまうのですが、文庫結びの左右の羽のがらを変えてみるなど工夫して作り帯にすることはできます。
最近では、リバーシブル帯なんて言うこともありますが、私は昼夜帯と本来の名前で呼ぶのが好きです。
どちらも素材は絽の帯で、真夏専用と言うことができますね。青海波の方は少しわかりにくいけど絽目もちゃんとあり、あ、絽の帯だなと言うことがわかります。
なので夏着物にあわせるべき帯ですね。
さて、肝心のお値段はといいますと、なんと2本あわせて500円。はあ?となってしまいますようなお値段でした。
力が抜けてしまいますが、これが着物帯の現状です。
この帯がどんなときに使えるのか?またまた楽しみが増えてきました。何か、商品代金より送料のほうが高いというのは、、、情けないです。とはいえ、絽の帯が入手できて満足です。

拝読有難うございます。何かの参考にしてくだされば嬉しくもいます。