恋人のいる人がオシャレをする意味が分からない

全ての事柄がそれぞれ繋がりを持っていて
どこから話し出せばいいか迷う。

タイトルにある「オシャレ」とは
服装や髪型や化粧など
容姿に関わる意味でのオシャレである。

始めに
オシャレを扱う主な業界
美容やファッション

それもまた細かく
美容師、アパレル、化粧品店、製造メーカーから工場まで

それらを利用し自分の職に活かす
モデル、アイドル、キャバクラ嬢、ホストetc
 

オシャレが生み出す経済効果は
とても大きいのである。

なぜ人はオシャレをするのか
そこには「性」が関係してると思う。

クジャクのオスは、鮮やかな青色の体をしていて、メスに求愛する時は、巨大な尾羽を広げてその美しい模様を見せつける。
つがいになるため最大限のオシャレアピールをするのだ。

人間だって同じ
異性にモテたいためにオシャレをするのだ。

女性だけの空間より
男性が混じった空間の方がオシャレ率はあがる。

逆もしかり。

果たして地球上から
異性がいなくなっても
オシャレであるのか？

今までのライフスタイルや習慣
非現実的なことなので考えにくいが

おそらくオシャレは無くなると思う。

人類に交配の本能がなく
異性の目を惹く必要が無かった場合

オシャレは生まれなかっただろう。

この話をすれば必ず
「オシャレをすれば自分の気分が上がるからオシャレをするだけ」と言い出す人が出てくる。

しかし、なぜ気分が上がるのか？を考えてみて欲しい。

異性にチヤホヤされる
「可愛い」「キレイ」と思ってもらえるからである。

周りに「変だよ」「ダサいよ」と言われても気分が上がるのか？って話だ。

中にはそれによって気分を高める人がいる。
しかし、その人たちは真っ向勝負を避け
「変わってるでしょ」「個性的でしょ」をアピールしているだけである。
個性という名の無個性を売りにしている。

同性が言う褒め言葉の中には
「可愛い、モテるだろうな」が含まれている。

異性からモテる条件があった先に「可愛い」が生まれる。

仮に人間が
緑色のモノを纏えば纏うほど
交配意欲が掻き立てられる本能であれば
全身緑色のファッションをしてる人を見て
「可愛い」と言うだろう。

さてさて

オシャレ=異性の目を惹く目的

を説明したが

タイトルにある

「恋人のいる人がオシャレをする意味がわからない」

これについて。

異性の目を惹くためのオシャレなわけで
恋人がいる人はオシャレをする必要がないのではないか？という話だ。

これ以上誰の目を惹く必要があるのだ

恋人がいるのにオシャレをするのは
ある種の浮気ではないかとさえ思う。

いろんな意見がある。

「恋人に可愛いと思われていたい」

「周りの人から見られて恥ずかしくないようにしたい」

恋人に可愛いと思われていたいからオシャレをするという意見について
これは恋人に対して信頼感の薄さが露呈した意見だと思う。

あなたがオシャレで無くなった時
あなたは恋人から別れを告げられるのか

芯の部分を好きになってもらえてないのか

自分は恋人のアクセサリーの一部であると言ってるのとなんら変わらない。

それで別れる、恋人が他の人に目移りするなら
それこそオシャレありきの関係だったのだろう。

周りの人から見られて恥ずかしくないようにしたいという意見も同じだ
結局、見た目での付き合いでしかない。

互いにそれ以上に好きな部分があれば関係のないことだ。

結局、人間もクジャクと同じ
異性の目を惹くためにオシャレをしている。

本当に恋人のことが好きならば
オシャレをやめているはずなのだ。

しかし、現代の生活において
生きていくための手段としてオシャレは必要不可欠である。

キャバクラ嬢は人気が無いと稼げない
お金をもらうためにはオシャレで可愛くなくてはいけない。

営業マンはテキパキ仕事ができなくてはいけない。そのためには仕事ができるイメージをオシャレによって作り上げることも大切だ。

この世界には
完全に根付いてしまったイメージがある。
覆らない本能がある。

なのでオシャレを無くすのは難しい。

「恋人のいる人がオシャレをする意味がわからない」と言ったが

"無くすと生活に影響が出るから仕方ない"で納得している。

僕がこの世界の創設者
いわゆる神だとしたら

恋人がいない時は全力でオシャレをし
カップルが成立した時点で二人とも頭を丸め
上下スウェット
ノーメイクで付き合う世界を作りたい。

芯の部分で相手を見れるのではないだろうか。