データ分析に使えるAI
はじめに
こんにちは。今回はデータ分析に使えそうなAIサービスを発見したのでシェアしたいと思います。
今回紹介するのはGraph Maker AI(https://www.graphmaker.ai/)です
これを使えば誰でも簡単にデータを操作することができます。操作性としては、ChatGPTとほぼ同じです。
データをインポートして、それに関する指示をするだけで回答を一瞬で生成してくれます。しかも使ってみた感じかなり正確だと感じました。
では早速詳しく見ていきましょう。
Graph Makerの特徴
無料で使える
無料でも十分なほどの機能があり、個人的には特に制限などで困ることは無いと感じました。(正確性に難ありと言われたら、うーんという感じですが。。。)
以下の通り有料プランもあります。
自然言語でデータを操作できる
従来、データ分析となるとExcelを始め、Python, R, SQL, BIツールなどが使われてきました。いずれも何かポチポチしたり、コードを書かなければいけませんでした。
しかしGraph Makerでは、自然言語(私たちが普段しゃべるような言葉)でコンピュータプログラムとのコミュニケーションができ、より自然で直感的なデータ操作が出来るようになりました。
グラフを生成するだけじゃない
データの可視化だけでなく、統計量(標準偏差や相関係数)なんかも答えてくれます。
その名の通り一瞬でグラフを描画してくれるわけですが、相関係数や標準偏差などの統計量をもとめてくれたりもします。
他にもプロンプト次第で table (表) や pie chart (円グラフ) なんかも作成してくれます。
ここでもプロンプトが超大事になってくる訳です。プロンプトに関しては、こちらの記事でも解説しています。オチもあるので是非最後まで見てみてください!
日本語対応
最近いろいろなgererative aiが出ていますが、日本語対応のものは多くありません。英語で指示した方がいいとはいえ、日本語にも対応しているのはうれしいですね。
実際に使ってみた
実際に使ってみたので使用感をシェアしたいと思います
1. 登録
メールアドレスのみで登録できました。
2. データのインポート
登録が完了すると以下のような画面が表示されます。
分析したいデータが入ったCSVやSpreadSheetをアップロードするだけでOKです。
今回は、以前個人的にDeep Learningの練習用として使った以下のファイルをダウンロードしてみました。
ファイルのアップロードが済むと以下のようになります。あとはChatGPT同様に、指示をしていくだけです。
3. 指示する
試しに家賃のヒストグラムを生成してもらいました。
次はこんな感じで点を描画してもらいました。
相関係数ランキングなんかも出せちゃいました。
ちょっと被りはありますが、申し分ないですね。
4. データのダウンロード
出力されたグラフなどは、画像(png)としてコピーしたり、ダウンロードしたりできます。
終わりに
どうでしたか?
こんなにも一瞬で自然言語でグラフの出力やデータ量の確認が出来るのはかなりいいですね。しかも無料で日本語対応済み。結構使えそうです。
そしてプロンプト次第ではデータの前処理などの手間も省け、使い方は無限にあるのかなと思います。
ただ、厳密な正確性を求めるのであれば、Pythonで実装したりして結局確認しなければならないとは思いますが、アップグレードしてGPT-4を使ったりすればある程度の精度は担保されそうです。
GPT-4については以下で解説しています。
いずれデータサイエンティストやデータアナリストなどのエンジニア領域も淘汰されそうだなとも思ったり。。。
また面白そうなテーマがあったら取り上げます!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?