【週刊プラグインレビュー】Safari Pedals / Lion Master
今月3記事目です。
我が家では、僕と妻が交互に風邪をひきたくり、娘ちゃんだけが元気いっぱい・・・という非常に危機的な週末を迎えております。
抱っこして星人が定期的に起きてくる合間の時間にこれを書いてます笑
毎月そんな状況ですが、今月は無事、乗り切れるのだろうか・・・。
さて、今回はこのプラグインレビューを共著しているコレナガタクロウ氏から、このプラグインのレビューを是非!との推薦もあり、Lion Masterについて書いていこうと思います。
それでは今回も、やっていきます!
プラグインレビュー!
Lion Masterとは?
Lion Masterはつい先日発表されたSafari Pedalsの新作のリミッタープラグインで、ギターペダルのエフェクターのような見た目とは裏腹に、高性能で玄人らしいアピールの光るリミッタープラグインだ。
開発元のSafari Pedalsの名前を初めて聞いた・・・という人も多いかもしれないけれど、それもそのはずで、処女作になるGorilla Driveが出たのが今年の4月なので、まだまだ新興のプラグインベンダーになる。
ちなみにGorilla Driveはハードウェアが先にでていて、兎に角歪むオーバードライブつきマイクプリアンプなわけだが、Dan Mayo氏が愛用していることで知られている。
開発者はNoam Levinbergさんで、オーディオ、ミックス、マスタリングのキャリアを15年積んだ上で、「一人ひとりの内なる野生ーー動物に目覚める」をコンセプトにした会社を立ち上げたとのことだ。
ギターペダル愛好家であるようで、GUIからもその溢れんばかりの愛情がまい作品伝わってくる笑
機能面
本当に見たまんまではあるんだけれど、機能面についても軽く見ていきたい。
INPUT GAIN
→入力信号のゲイン
LF GAIN / HF GAIN
→低域と高域の2バンドが搭載されていて、そこの音量を決めるゲイン。
なお、下部のCROSSOVERノブでどこを高域と低域の境目とするか?を設定することが出来る。
SATURATION
→サチュレーションノブ
WIDTH
→サイド成分をマジカルなEQを加えながらブーストする。
AUTOGAIN
→ゲインを自動で整えてくれる。OUTPUTを下げてくれるタイプのオートゲイン。
検証してみる
そんな感じでサクッと検証していこう。
リミッターとしての歪
まず驚かされたのが、素の状態で全然歪まないリミッターである・・・ということだ。
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