【週刊プラグインレビュー】Plugin Alliance / AMEK Mastering Compressor
さて、今月2記事目です。
ちょっとずつ暖かくなってきましたね。
そろそろダウンを卒業しつつ、春物自体がそもそも無いことに気づく今日この頃です笑
たびたび花粉の話題で申し訳ありませんが、今年の花粉は過去10年で最大と予測されています。
花粉症の人ははやめの診断をマジでオススメです。
まだ花粉本番は来てないんですが、個人的に相当薬でラクになりましたので今一度、余計なお世話をば笑
それじゃ、本題にいきますか。
今回取り上げたいのは、AMEK Mastering Compressor。
色々物議を醸しだすのも納得ですが、試してみたら有能なのでご紹介しようと思います。
サブスク勢は今すぐ試してみるとよいかなと笑
今回もやっていきましょう!プラグインレビュー!
どこがAMEKやねん!?
ある程度機材が好きな人なら、みんな思ったと思うけど・・・。
まずこれ、そもそもAMEKがモデリング元じゃない笑
何故なら、AMEKのコンプレッサーにこんな機能はついていないから。
その代わりそっくりな機材がある。超名機GML8900だ。
GearSpaceではこの「どこがAMEKやねんな?」問題が結構燃えていて。
「PAがまたベリンガームーヴしやがった!ダセエ!!」などと言われている笑
それどころか、マジでキレてる人もいたりもする。
そういう経緯があるので、序盤で言っておきたいのは、心情的に偽物・パチモノが嫌いな人は今回読む必要がないということ。
GML本家がすでに高額プラグインのDRC2をリリースしているから、そちらを使えばよい。
https://massenburgdesignworks.com/product/mdwdrc2-native-aax-native-vst3-au/
ただ、これは400ドルなので、結構本当にGMLのファンじゃないとキツイ。それに、どれがオリジナルか問題を言い始めると、GMLだって色々言われるとこはあるだろう・・・とも思う節もあったりする笑
もし、そもそも違うメーカーのラベルをつけていることに憤りを感じないタイプの人であれば、試してみる価値は十分あるプラグインであるように思う。
実際優秀なので。
そもそもこれってどういう仕組みなの?モデリング元の機材から読み解く。
GML8900は、ディテクターを3つ詰んでる上に、コンプレッサーとしてのモードも2つある超変則的なコンプレッサーだ。
PluginAllianceのマニュアルはその辺りの説明をうまくパクリだと言われないように端折って書いてあるため、恐らくこの手のコンプにこのAMCが初当たりだと意味不明だと思う。
なので、あくまで要所だけ、オリジナルになったハードウェアの説明書を引用しつつ解説をしてみようと思う。
(今回はなんかちゃんとPAがGMLにライセンスしてないくさい上に、ラベルされてるメーカーがオリジナルと違うという複雑な事情があるので無料部分はここまでとさせてもらいます。すいません汗)
3つのディテクション
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