「週刊プラグインレビュー」Plugin Boutique / PeakLimit
今月最初の更新になります!
しょっぱなからお金の話で恐縮ですが笑
いや~円安。辛いですよね。
マイナス金利解除とのことで、円高方向にいくのかな~と思っていたんですが、むしろ金利の上げ幅がしょぼすぎる&米の金利については楽観視、ということで市場としてはちょっとしたノイズと捉えられ、逆に円安が進む状況になっています。
僕らプラグイン愛好家としては、しんどい時期が続きます。
なかなか、200ドル程度のモノを買うのに覚悟がいるタイミングです。
なので、プロである無しにかかわらず、せめてセールで安くて良いモノ買っていこうというムーヴになりがちです。僕も恥ずかしながらそうです。
モノよりソフト、サービスが売れる時代において、戦略なき円安は間違いなく、国が貧乏になること、そのものだと思います。
まぁ、そんな中で珍しく3000円で買える有能なリミッターを見つけたのでご紹介できればと。
↑現在、70%OFFぐらいのセール中です。
それでは今回もやっていきます!
プラグインレビュー!!
PeakLimitとは?
今回紹介していくPeakLimitはPlugin Boutique社が出したシリーズの中にあるリミッターだ。
GUIはPro-Lライクで、4つのモードと、2つのトランジェントの処理機能を兼ね備えている。
今風の見た目のシンプルな機能のリミッターというのが、初見の印象だ。
試してみたところ、非常に素性がいい音をしていたのでご紹介したい。
機能面
そんなPeakLimitについてだが・・・機能について詳しく見ていこう。
基本的には他のリミッターと一緒なので、解説が必要かなーという部分について、補足していく。
MODE
リミッターのモードを決める。
以下の4つのモードが用意されている。
Transient
トランジェントをどのように処理するかを決めるモード。
LookAhead
リミッターの先読み機能
短いLookAheadを設定すると、トランジェントへのレスポンスが弱まり、結果としてラウドだが歪むかもしれない音を作ることができる。
長いLookAheadを設定すると、安全で歪まない設定にすることができるが、アーティファクトがより生成されやすく、結果としてラウドネスレベルの低いモノが出来る。
Sensitivity
リミッターの感度を設定するパラメーター。
感度が低いとディストーションが発生しやすい。
その他、Peak RMS LUFSが確認出来たり、オーバーサンプリングを設定できたりと、今の要件を満たしている。
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検証してみる
特に効果的な検証が出来なかったのが実情ではあるが・・一応見てみた結果を報告していきたい。
・オーバーサンプリングについて。
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