Assetto Corsa CompetizioneのスキンをAssetto Corsaに移植する

ミク号のスキンを発見

RacedepartmentにてGT300クラスのグッドスマイルレーシングの2022年と2023年のスキンを見つけました。アセットコルサに導入したかったのですがそれはACC用のスキンでした。そこでこのスキンをアセコルに移植することにしました。今回はそのやり方を書きたいと思います。

ベース車両の用意

スキンの移植をするにはベース車両を用意する必要があります。今回使用したベース車両ですが、多分ACCからの移植だと思います(~GT3 ACCと書いてあれば確実にそうです)ACC移植以外の車両にスキンを適用しようとするとうまくいかずおかしくなる可能性が高いです。

スキンファイルをいじる

ダウンロードしたスキンのデータの中にLiveriesというフォルダーがあると思います。その中にスキンファイルが入っています。使用するのはdecals.pngsponsors.pngの2つのファイルです。GIMPなどのペイントソフトを利用して、decals.pngの上にsponsors.pngの画像を重ねて保存します(その際にレイヤーを統合して1つにすることを忘れないでください)
2つのファイルが入っておらず1つだけということがありますがその際は重ねる作業は必要ありません。

ddsファイルに変換する

pngファイルのままではだめなので画像形式をddsに変更する必要があります。png to ddsとネットで検索すればpngファイルをddsにオンラインで変換してくれるコンバーターが出てくるのでそれを使用すれば問題ないでしょう。

スキンを適用する

スキンを適用する車両のフォルダーの中のskinというフォルダーに新しく作るスキン用のフォルダーを作ります。名前は何でもいいですがわかりやすいものにした方がいいでしょう。スキンを適用する車のショールームを開いて、ボディー部分をクリックしてボディーのテクスチャファイルの名前(~.dds)を確認します。先ほど変換したddsファイルを同じ名前にしてもう一度ショールームを開けばちゃんとスキンが反映されているはずです

必要のないゼッケンを消す

ショールームを確認したところ、ちゃんとスキンは反映されていたのですが、上に関係ないゼッケンが重なっているせいでおかしくなっているようです。なのでこれを消していきます。
移植したスキンのフォルダ内にskin.iniというファイルを作って以下の文章を書いて保存します。日本語の部分は必要に応じて書き換えてください。

[MODEL_REPLACEMENT_…]
FILE = 車のkn5ファイルの名前、~.kn5
HIDE = 消したいオブジェクトの名前、ショールームで確認できます

lod_Bみたいな感じでkn5ファイルが複数あったり、消すオブジェクトが複数ある場合は、すべて書いてください。amg_evo.kn5,amg_evo_lodb.kn5のような感じで間に","をはさむと複数入れられます。

ハチマキ及びタイヤロゴを作る

ACCからの移植のため、ハチマキ及びタイヤロゴはありません。面倒かもしれませんが、自分で作ってください。同じ車であればほかの方が作っているスキンから移植も可能だと思います

細かい設定をする

livery.pngpreview.jpg、ui_skin.json等必要なファイルを追加したら完成です

2023スキンhttps://www.racedepartment.com/threads/2023-goodsmile-racing-mercedes-amg-gt3-evo.255636/
2022スキンhttps://www.racedepartment.com/threads/2022-goodsmile-racing-mercedes-amg-gt3-evo.223197/#post-3643964

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