ひとつき
ぐだぐだと過ごしているとあっという間にひと月なんて過ぎていく。
現像に出すところから、
ピックアップしに行くまで、
そいつをスキャンして、
埃やらを取り除く画像処理
そんなことしてるとエイプリルフールのあの日が遠く離れているのに、その都度私に急接近してくれて何だかホッとしてみたり。
染井吉野に飽きたわけじゃないんだよ。枝垂れ桜がとっても綺麗だったから出かけてきただけなんだ。
広角じゃなくたって、何枚もバシャバシャ撮れなくたって、12枚も撮れたらわたしゃお腹いっぱいだわね。同じくらい、いや、少しカメラの方が桜よりも年下なのかもしれないね。そんなことも感じてみたりして。
出来栄えじゃないんだよ。故郷の風景をほんやり留めておきたいんだ。おじいさんになったときに、あそこにはこんな風景があったんだって思ってもらうために。
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