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マルタで自分で学生ビザを取る。

マルタのゴゾ島にきてはや10ヶ月。
自分はエージェント使わずに、自分で学校に問い合わせ、申し込み、自分でアパートも探して、留学生活を送っています。
その中で、しなければいけないことの一つに、「ビザの申請」があります。
自分の場合は

2021年5月 入国・入学
↓  (3ヶ月間観光ビザにて滞在)
2021年7月 学生ビザ申請(コロナのため学校側がオンラインで代理申請)
2021年8月 学生ビザ取得
↓ (11/28まで120日間のビザが発行)
2021年11月 学生ビザ更新申請
2021年11月21日 新規学生ビザ取得
↓(2022年4月2日までの125日間のビザが発行)
2022年4月1日 渡英
2022年4月3日 イタリア入国 EUのスタンプ(観光ビザ)入手
2022年4月3日 マルタ入国
↓ (3ヶ月間の観光ビザで滞在可能=留学も可能)

ざっとこんな流れでした。


1回目のビザ申請

この2021年7月の時点でVISA UNITでの受付を中止していたので、手続きは学校側が代行してくれました。(ラッキー!)
必要書類を揃えます。

①Recent bank statement (with conversion to euro)
 銀行の英文残高証明書
金額はマルタの平均月収の60%とか言ってました。それが1日€30くらいとのこと。なので1ヶ月で€1000分くらいあれば十分かなということで4ヶ月・48万円分の証明書を提出しました。
よくユーロ建てじゃないとダメという記載ありますが、自分はずっと円建てで出して、換算額を付箋ではり大丈夫でした。
おすすめはPayPay銀行。残高証明書は下のようにPDFで無料で即時発行されます。ユーロに換金して、紙で発行してもらって数日待つ必要ありません。マルタ国内で完結できます。(日本てそういうのほんと遅れてますよね…)

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②Recent receipt from an MTA Machine (any amount)
 直近のATMのレシート(いくらでもOK)

③Credit card copy (as we do not keep this in the system)
 クレジットカードのコピー

④Return flight ticket
 マルタを出国するチケット。E-ticketでもOK。
 基本的にこのフライトの日時と学校の滞在期間とその休暇日をもとに判断されるので、学校側とすり合わせた方がいいです。
たとえば学校は90日しかいなくて、チケットの日時がそこからだいぶ先の2ヶ月後の日時のような場合は却下されるはずです。学校が終了する日時+休暇日しか認定されないと思います。

⑤Updated Insurance certificate
 滞在期間中の旅行保険証書
 マルタを留学する場合は旅行保険への加入が義務付けられてます。日本で加入する場合はその英語の証明書、ほとんどの学校は保険代行もしてますので、学校側に加入手続きお願いするのが楽だし、日本より安いです。
ちなみに日本は年齢で金額変わるので自分のような50歳は結構なお値段だったので、マルタで加入しました。(日額3€とかかな?)
 
⑥Copy of full passport
 パスポートコピー
 最新のページが含まれてる必要があるので、日本でコピー取ってもマルタの入国スタンプが必要になります。学校でやってもらいましょう。

⑦Updated accommodation agreement + Rental declaration form signed by landlord
 最新の住居契約書
 
ほとんどの方は、学校の寮に入ると思うので学校側から入手しましょう。
 自分のように一般の不動産契約でアパートを借りる場合は契約時の書類一式のコピーを提出します。
 airbnbとかのレシートではダメで、大家さんの住所や連絡先、サインがないとダメです。

⑧Photo x 2
 申請用写真
 これも指定されたサイズがあるので、街の写真屋さんで撮影してもらいました。なんかよく見るヨーロッパのサッカー選手の顔写真みたいなトーンにw。

6月中旬ごろに自分から「ビザの更新に準備しとくものって何ですか?」と聞いていたので上述のようなリストをもらい、準備しました。
当然日本のようにコピー機やKinko’sや証明写真機などもそこらじゅうにないし、早め早めに準備しないと。と思い。
それと、学校の中で韓国人の女の子が突如帰国していて、理由がビザの書類に不備があったらしく。この後3回目で自分もやらかしちゃうんですけど、慎重には慎重を重ねてやりましょう!でも簡単です笑
7月頭には書類提出し、下旬には手元にパスポートが戻ってきました。
この時は、マルタのビザユニットまで行かなくて済んだので、本当ラッキーでしたね。ゴゾから半日かかるんですもん…。

2回目の申請

2回目はコロナも落ち着いてた時期だったので、全て自分でやる必要がありました。
前回同様、半月くらい前から必要書類を集め、と言っても新たに必要なのは、残高証明書と写真くらい。
学校に行きながら海外(EU外)に頻繁に行ってるような人は、パスポートチェックで怪しまれますのでご注意を。

2回目は学校側が用意する書類を準備してもらいます。学校側との契約書や、マネージャーに聞いたところだと、毎日の出席レコード(授業の内容等の記録)も全ページにサインしなきゃいけなくて大変!って言ってました笑 
これの提出が義務付けられてることで、出席率が悪い人が更新手続きしても却下されたりするのかな、と思いました。

2回目の書類がすべて揃ったところで、学校側から事前にonlineで提出してもらいます(11/1)。そこである程度確認してOKだと(11/5)、ビザユニットへの申請日時が1週間後くらいに指定されます。自分は念のためその日(11/12)午前中に行きました。おそらくコロナでそういうシステムになったのか長蛇の列などとは無縁で、5分くらい待ってすぐ自分の番が来ました。

受付のド派手なメイクのリップフィラーやりすぎでしょっつう、ツッコミどころ満載なおねーちゃんに書類提出して、5センチくらい?(w)あるネイルを傷つかないように書類チェックするので時間かかるかかるwww

まあそれでも一応オッケーとのことで、パスポート取りに来る日を指定されます。11月22日でした。というか22|11|21て書いてあったので、自分はしばらく12月21日とか勘違いしちゃってて、マネージャーにそんなに時間かかるの?おかしくない?ちょっと見せてみて?ってことでよーくみたら1ではなく/(スラッシュ)だったという😅 いまだにヨーロッパの日時の書き方に慣れてない…
こっちは数字の書き方も日本と全然違うからたまに電話番号とか読めない時ありますね〜!


そして11月22日午前中にパスポート受け取りに行きました。

その時に今後のために聞いたのが、

「今回のビザが切れた後に、観光ビザで滞在が可能か」

ということ。これについて、ウェブサイトで詳しく説明しているところもあるんですが、学校内の人によって結構言ってることが全然違くて、ビザユニットの人に確認しておきたかった。

シェンゲンビザ内の出国入国について詳しく記述してあるサイト↓


リップフィラーのすごいおねーさんは
「ビザが切れる時にシェンゲン加盟国外に滞在すれば大丈夫。必ずシェンゲン外に出国して入国し直せば大丈夫。」
と教えてくれました。
おおお〜。よかった〜!

このあと韓国人が
「あたしがエージェントから聞いてるのはシェンゲン外に出ても6ヶ月は待たないといけないって。」
とのこと。でもそれってシェンゲン国同士の話じゃない?と言いつつも不安だったので、このあと問い合わせたりしました。

その、3回目のビザ更新に至る過程はまた次回に書きます!

こんな感じです。簡単ですよね。
もちろん、すべて英語でのやりとりになるので、不安な方はエージェンシーを使った方がいいと思いますが、できなくはないと思うんですよね。
チャレンジャーの方は是非やってみて!結構簡単だし、ビザユニットの人も丁寧に答えてくれて親切でした!

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