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ブー太郎週報(6月1日-8日)

35年間のサラリーマン生活に5月26日にお別れして、プー太郎宣言をして、Small Impact 合同会社を設立しました。ちゃんとしたビジネスモデルもない(ビジネスプランは一応ある)のに6月初に会社を設立したのは、企業をコンサルティングするのに会社設立・運営を自分一人で経験しておきたかったこと、就活しない自分へのケジメでもあります。この会社は、スタートアップではなく、あくまでコンサルティングと資産運用・管理のスモールビジネスです。良いビジネスモデルを作れれば、その時は別途スタートアップ企業を興します。

社名については、一隅を照らすということと、インパクト投資・サステイナブルの意味合い、あくまでスモールビジネスだぞということで、Small Impact にしました。Smart Impact という名前も考えましたが、やることがスマートでもないので、Small Impact に落ち着きました。海外に資産を持つことも想定して、英語表示にしました。

6月2日に会社設立の為に法務局に行ったのですが、定款の目的にこそっと「暗号資産の運用・管理など」を加えた処、法務局で「待った」がかかり、「(法令の範囲内に限る)」を挿入して、6月9日に漸く登記が完了しました。この辺りは、小生の勉強不足でした。当初、6月1日に設立にしようと思っていたのですが、税金が安くなるようなので、2日付にしました。

小生の六大テーマについて先週の活動をシェアします。

<短期テーマ>

1) 探索  新分野の探索と既存分野の深化をどうバランスさせるかというのはIT的に言えば「強化学習のジレンマ」ですが、1年間はサバティカルとして許されるだろうということで、元気の内は新分野の探索を優先させます。入山先生の「世界標準の経営理論」の第12章・13章の「知の探索・知の深化の理論」に説明されているコンピテンシー・トラップを避けるということも後押しになりました。探索の新分野は、ESGのE環境分野に現在狙いを定めています。

2) 地方創生 森弘行先生の「地方活性ビジネス入門」を受講しており、PCR検査を初めてして、山梨県小菅村を訪問しました。小菅村は、令和2年4月現在人口715人で高齢化比率46%、森林が総面積の95%の里山ですが、農業・工業は停滞しており、「こ、こすげぇー」のは官民連携です。1)ドローンの輸送パイロットはエアロネットとセイノーのプロジェクトにうまく参加しており、日本初の商業化に成功しそうです。2)ビールは、Far Yeast Brewingのビール工場を誘致し、村への本社移転に繋げました。3)「NIPPONIA 小菅 源流村」は客単価3万円の高級旅館であり、ホテル運営のベテランを採用できたこと、補助金を得られてことが勝因のようです。 4)タイニーハウスは村としてやっている事業であり、タイニーハウスデザインコンテストは2020年度応募数787人だったようです。小菅村は、尖った事業をやる人材がいること、また新進のカルチャーを受け入れる文化が最大の強みでしょう。高齢者は傾斜のある山里を歩くので高齢者も大変元気ですが、弱みは、地場産業がないことと空き家が少ないことでしょう。優秀な移住者・リモートワーク家族を受け入れる空き家を確保するのが必要だと思いますし、そのあたりがビジネスチャンスではないでしょうか。

3) 全集中 会社を辞めて忙しく、自分としてはFlow時間を確保できています。テレビドラマなど見る時間的余裕がありません。サラリーマン時間と比較して、flow時間が増えているので、良しとします。

中長期テーマ

4)共生(Sustainability) Stanford GSD LEADのSustainabilityのThink Tankに参加させていただきましたが、どうもIWAI(Impact-Weighted Accounts Initiative) https://hbr.org/2020/09/how-to-measure-a-companys-real-impact がベースになっており、小生としては、Value Reporting Foundation (SASB + IIRC) のフレームワークも見ておくべきではないかコメントをつけました。(ニッチな議論で恐縮です)

5)幸福 ヘレン・ケラーのエッセー "Optimism" 「楽天主義」を読んでいますが、彼女は力強く、只者ではありません、"I feel glad, brave, and ready for any lot Heaven may decree for me, This is my religion of optimism."

6)投資 ビットコインの価格は下がって当然だと思いますが、Filecoin の評価に迷っています。 Filecoin は、Web3.0 (read/write/trust verifiable) 時代になれば使われる仮想通貨の候補の一つです。

以上





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