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【随時更新】ダート三冠もアツい!新しい歴史を見届けよう!【2024地方競馬】


はじめに

おつかれさまです!

2024年の中央競馬クラシック三冠について記事を書き始めましたが、
先日「最後の前哨戦」こと京浜盃が終わり
ダート三冠もいよいよ始まりますよ!

ダート三冠については雲取賞の記事で一度触れていますが、
初めてこのnoteで書いた競馬の記事になっております。

いよいよこちらも4/24羽田盃を皮切りにスタートしていくので
せっかく地方競馬も応援しているので仲間に届くようにと願いつつ
今一度まとめておこうと思います。


新ダート三冠について

NARの新ダート競走特設ページからお借りしています!

新ダート三冠とは!

  • 羽田盃 (4/24)

  • 東京ダービー (6/5)

  • ジャパンダートクラシック (10/2)

の3つのレースを指します。

何故このようなダート三冠が生まれたかを簡単にご説明します。

みなさん、最近は日本馬が海外の様々な競馬場で活躍しているのをご存じでしょうか?
実はアメリカをはじめとした海外の競馬場ではダートの頂上を決める世界的なレースが多く存在しています。
また、サウジアラビアでは賞金1000万ドルという日本では考えられない桁の賞金が出るサウジカップをはじめとしたサウジカップデーが大注目を集めています。

2023年の第4回サウジカップでは日本が世界に誇る逃げ馬パンサラッサ
勝利し、国内G1で勝利できなかった馬としては破格となる
生涯獲得賞金18億円(歴代5位)を稼ぎました。
また、2024年の第5回サウジカップで2着となったウシュバテソーロ
パンサラッサと並ぶ18億円を稼ぎ現在歴代4位につけています。

この2頭はイクイノックス22億円と比べても遜色無く、
テイエムオペラオーオルフェーヴルといった名馬よりも
獲得賞金だけ見れば上回ったというのはかなりロマンを感じますよね。

こういった流れも受けながら、
「日本最強のダート馬を育てる」
というのが地方競馬の大きな役割の一つとなりました。

2022年に中央競馬・地方競馬の関係者が集い
「芝とダートを両輪とする日本競馬の発展を目指し、
 地方競馬が主体となってダート競走の体系を整備する」
という大きなテーマを掲げ、
翌2023年から2歳馬のダート競争をメインに見直しを開始していました。
そして2024年、中央競馬の芝三冠レースに肩を並べる形で
3歳馬中距離のダート三冠レースがついに始まります……!

肩を並べる、と表現しましたが、
実際に今回紹介するダート三冠はJpn1という格付けになりますが、
これは国際的なグレードであるG1の国内版のようなものです。
加えて、2028年という近い将来には
地方競馬も国際的なグレードであるG1という格付けを得て
中央・地方の格差をなくしていこうという動きが強まっています。
一言でいえば、「これから地方競馬がもっとアツい」ということです!

羽田盃について

幕を開ける新ダート三冠、最初のレースは羽田盃です。
4/24の水曜日に行われる大井競馬場1800mレースとなります。

このレースは昨年まで南関東でのグレードS1という形でしたが、
この度Jpn1と最高ランクのレースに格上げとなりました。

レースは16頭立てで、JRAから4頭、地方から12頭が割り当てられています。
※来年以降もこの割り当てかは現時点では不明だったはず
この新ダート三冠においても中央クラシック三冠と同様に
トライアルレースがいくつかあります。
先日の京浜盃や記事を書いた雲取賞などがトライアルレースにあたります。
下に優先出走権が与えられる馬や出走しそうな馬をまとめていきます!


羽田盃の出走候補について(随時更新中)

地方競馬全国協会が公開している選定方法

中央馬
ブルーサン(JRA):雲取賞の勝ち馬。
アマンテビアンコ(JRA):雲取賞の2着馬。
アンモシエラ(JRA):ブルーバードカップの勝ち馬。京浜盃の2着馬。
ハビレ(JRA):京浜盃の3着馬。
 JRAからは初年度出走予定4頭とのなので、
 もし優先出走権を持つ馬がすべて出走するなら
 ここまでの4頭が出走になりそうです。
シークレットキー(JRA):京浜盃の4着馬。
イーグルノワール(JRA):雲取賞の4着馬。


地方馬
サントノーレ(大井):京浜盃の勝ち馬。
マッシャーブルム(大井):スターバーストカップの勝ち馬。京浜盃6着。
ティントレット(大井):京浜盃の5着馬。
フロインフォッサル(船橋):雲取賞の5着馬。
ダテノショウグン(大井):ハイセイコー記念の1着馬。5戦5勝。
 ※故障のため次走報が出ておらず、恐らく羽田盃は出走難
クニノトキメキ(船橋):クラウンカップトライアル勝ち馬。
バハマフレイバー(船橋):チバテレ盃勝ち馬。


注目馬についての短評(随時更新中)

サントノーレ

なんといっても地方勢での大本命は
最後のトライアルレースである京浜盃で快勝を収めたサントノーレ!
雲取賞ではブルーサンに敗れましたが、
ここで大きな上積みを見せていて、本番の対決がより楽しみです。
逆に見れば、中央から挑戦する馬の中では
雲取賞でサントノーレに先着した1着ブルーサン、2着のアマンテビアンコ
の2頭は大きく評価を上げることになるでしょうね。
この2頭は次走が羽田盃だと言われているので、
雲取賞から間を挟まずに直接羽田盃で激突になります。


フォーエバーヤング

番外編みたいなものですが、
世界での活躍が期待される馬なので書いておきます!
全日本2歳優駿を1.5秒差で制した超怪物馬です。

もう既にサウジダービーで勝利を収めており、
今月末にはドバイのUAEダービーに出走予定です。
このUAEダービーはクラウンプライド、デルマソトガケが勝利しており、
日本馬の三連勝が期待されるレースでもあります。
ドバイは別途記事にするか迷いますが、芝レースもダートレースも様々な距離で行われるため、日本からも多くの馬が出走予定です!
リバティアイランドやウシュバテソーロといった日本を背負う馬たちがたくさん出走予定なのでもし気になる方は調べてみてください!
3レース目から9レース目まで1頭以上は出走するので一日楽しめます!

地方馬で言えば、JBCスプリントでリメイクを降したイグナイター
そのリメイクやドンフランキー、ケイアイドリーと共に
ドバイゴールデンシャヒーン(1200mダート)に出走予定です!


ダテノショウグン

大井競馬場でデビューから5戦5勝、
すべてのレースで最速のあがりを見せる怪物。
前走10月末のハイセイコー記念ライゾマティクスに1.7秒差をつけるという信じられない強さで制しているものの
故障で次走の見通しが立たない状態。
ライゾマティクスもハイセイコー記念の次走となる浦和ジュニアチャンピオンの勝ち馬となっていることから、決して低レベルなレースではない中での圧勝劇は未だに地方競馬ファンの間では語り草になっています。
このライゾマティクスも次走が不明ですし、
5レース中4レースは1秒以上の大差をつけてきたダテノショウグンと
唯一まともに勝負できた馬であるハクアイボビーが9月に抹消となってから
完全に行方不明になってしまっているのも悲しいですね。
このあたりの馬は三冠を狙えるレベルと言われていただけに
今後の動向に注目したいですね。
二冠目以降から参戦という可能性もありますし!




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