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体操仮面 ミステル・オリンピコ

■プロフィール

リングネーム ミステル・オリンピコ(Mr.Olimpico)
ニックネーム『体操仮面』
出身 メキシコ
生年月日 不明
身長/体重 不明/不明
必殺技 スーパームーンサルト
得意技 スイングフランケンシュタイナーホイップ 他

■レスラーとしての実績

・元体操選手。
・体操で培った技術を惜しまず披露するが、アクロバティックな動きは現在のメキシコでは珍しくもないため受けはイマイチ。それでも並外れたバネや芸術点を意識した完成度はときに会場を沸かせることも。
・エル・カラベラのタッグパートナー兼マネージャー兼通訳(?)として同行。PXFやガンジュへの参戦で日本のプロレスや文化を勉強中。

■体操から体操仮面へ

・体操のメキシコ代表を目指していたが「高得点のための体操」に反発して引退。目指していた「感動を呼ぶ体操」を突き詰めた結果、ルチャリブレの門を叩いた。
・ルチャの養成所での面談で熱い思いをブツケた結果「ルチャがしたいのか体操がしたいのかわからない半端者」として追い返される。
・同日、スカウトされたものの「まともに喋れない」と発覚し放り出されたエル・カラベラに出会う。余りにも浮世離れした様子が気になり後をついていくとリングのあるオンボロ倉庫に到着する。
・倉庫の持ち主である農場主からエル・カラベラや非公認なジムのことを教わる。無職だったこともあり農場で世話になりつつトレーニングを開始した。
・ある日エル・カラベラから「ミステル・オリンピコ」と書かれたマスクとコスチュームを渡される。体操をモチーフにした衣装は自分のために用意されたものと思い、そのリングネームを受諾した。

■悩める体操仮面

・未だに納得いく「自分のプロレス」を見いだせず、いつも試行錯誤中である。
・カメラの前の言動からは根気と勢いだけで生きてるように見えるが、実際には極めて繊細かつ頑固。過去のミスを唐突に思い出しては悶絶する。
・「自分の動きで魅せる」ことを意識し過ぎて「観客と一体になる」というプロレスラーとして大事な所まで頭が回っていない。

■作者とミステル

・メキシコ代表としてエル・カラベラを制作したものの、カラベラに入れられなかった「より現代に近いメキシカンプロレス」などの要素を表現してくれるもう一人のメキシコ代表が必要になりました。それがミステル・オリンピコです。
・ファイプロGではルチャリブレといえば「体操」でした。でも実際に体操出身のレスラーはいますが、体操をそのままモチーフにした選手はいないなと思って「覆面の体操選手」を作りました。
・この時点でマスクにはあまりこだわりがなかったのでマスクデザインはテキトーです。なんなら未だにテキトーだし、平気で変わります。
・そうして生まれた初代ミステル・オリンピコですが…今思えばとても渋いレスラーになりました。ウラカン・ラナが得意でのらりくらりとやりながら気づいたら丸め込んでいる…そんな選手でした。また、他の選手にはそうでもないのにエル・カラベラにだけは絶対に負けないのも不思議でした。そんな初代の異名は「智将」でした。
・フィジカルに強いカラベラと、精神面を攻めるミステルのコンビはまさにゴールデンコンビだったと思います。
・しかし、時が流れてルチャリブレが進化していくと「ルチャの要素」がミステルに入り切らなくなりました。仕方ないので他の選手を複数作りそちらにそれぞれの要素を割り振ることにしました。
・そうなったときにミステル自身のモチーフである「体操」に舵を切ったあたりでミステルは迷走し始めました。残念ながら初代はそこでフェードアウトします。
・なお、この時すでに息子がミステル・オリンピコjrとしてデビューしていたのですが…彼は今も別の姿でルチャを続けているのかもしれません。

・更にときは流れて現在、エル・カラベラの相棒としてミステルが再び必要になりました。ですがバケモノであるカラベラはともかく、ミステルはまともな人間として年を取りました。jrも今はいません。だから同じような境遇の若者を見つけてきました。それがワールド版のミステル・オリンピコです。

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