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それっぽい表紙直します|Ⅰ群-1

カーニング

文字間とか行間,いちおうこんな感じでルールに則って決めます.
動画だと見せられる秒数が短いので,縦読みさせてしまうようなレイアウトはまずしません.
でも紙媒体,ブログ,電書などよみものは,じっくり読ませられるので,「ん?」と思わせてひっかかりを作ったり,「等間隔」みたいなワードが入ってるからやるしかないでしょ!ってことで,全ての文字を等間隔にするという選択肢もありえます.
結局は目的と下絵の兼ね合いなので,鬼の鉄則みたいなのはそんなにありません.
(ある法則が絶対だと固く信じている人はいます)
自分が作るならの想定なので,この場合は行間/文字間を調整しますね.


文字の視認性向上(画面の明るさ調整)
やっぱり細い文字は,細さが魅力なんだけど,読みにくいなと感じます.
「ゴチャゴチャした背景〜」の時に言った「ブラックレイヤーを載せる」というの,間違いではないけど,きれいな色を保つためには下絵に近いグラデを載せるのがいいです.

こんなグラデ↑
ただ透明度で調整して載せるより,目的に応じて合成モードを変えて載せてみてください.今回は乗算で載せました.(グラデはフォルダに入れたりスマートオブジェクト化したり,結合したりしないと合成モード変わんないよ)
細い文字は,文字だけのレイヤーの下に外側光彩をつけたフォローレイヤーを置くとだいぶ違います.今回はグラデの茶色っぽいほうの色で,スプレッド0/サイズ70くらいのひろーーい光彩をつけました.これも乗算.
ほとんど視認できないぐらいにボケた環境色の光彩は、目立たず文字をフォローしたい時によくやる方法のひとつです.


おしまい

文字間狭めたくないけど行間広げたい.画面の90%以上を使うと苦しくなるしな,ということで,このへんになりました.
※わたしは今回やりませんでしたが,これぐらい細い文字を使う場合は,可能ならIllustratorで作業をおすすめします.
細い文字はピクセルのジャギりが出やすいので,イラレ(パスデータ)の状態から納品すると,最後にピクセル画像にしないとならない場合にもかなりきれいに仕上がります.
印刷物ならイラレで納品したほうがよさげ.


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