【挑戦】バズる漫画を描いて本当にバズるのか⁉
どうも初めまして、twitterで漫画を描いている漫画家、きたむらましゅうと申します。
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かれこれもう一年半ぐらいtwitterを中心に漫画を発表しており、自分で漫画を描きながら、そして他の作家さんの漫画を読みながら、なんとなくどのようなモノが受けるか、つまりはどのようなモノがバズるか？というものが半透明ながら見えてきたように思います。
つい先日も、『ここほれ墓穴ちゃん』の単行本描き下ろし読切がそのメソッドでバズりました。まぁこれはtwitter用に描いた漫画ではないのでちょっと特殊で長いスパンでの計画や準備が必要であったことは注記したいと思います…。
よろしければ記事を読んだ後にでもゆっくりと…
【創作漫画】バイト先で出会った彼女の話（1/9）#ここほれ墓穴ちゃん pic.twitter.com/T8Gnir4eEs
— きたむらましゅう@墓穴⑤巻発売中 (@mashuTHEKID) March 1, 2020
さて本題、
今回は【挑戦】と称して、僕がバズると思って描いた漫画が実際にバズるのかどうかを検証してみることにしました。
01 挑戦目的
ある日、僕はこれまで自分が書いたtwitter漫画の記事は常に結果論でしかなかったことに気づいたのでした。
ハズれた漫画に目をつむり、結果的にバズったものをこういう理由だからバズったんだ！っと得意げに検証するのはちょっと違うんじゃないかとよくわからない思いを抱き、
先にこういう理由でバズる！と宣言をしておいた漫画を実際twitterにアップしてちゃんとバズるのかどうかを見届けるという挑戦をすることにしました。
この挑戦で、自分の中のメソッドがちゃんと正しく機能するのかどうかを検証します!!
（なのでこの記事は後で検証するためにひっそりとアップしております。もし読んじゃった人は漫画公開まで見なかったことにしてください…）
では次章で実際にアップする予定の漫画を見て頂きましょう！
02 挑戦する漫画
【創作漫画】受験勉強を頑張った男の子の話
ご覧いただきありがとうございました。
次章でどのような仕掛けをしたかを説明します。
03 バズるための３つの大きな仕掛け
小さな工夫は多々ありますが、とりあえず３つの大きなポイントだけ検証ポイントとして挙げておきます。僕の予想ではこの３つがうまくかみ合わさればバズってくれると思います。
①季節ネタ
この漫画をアップを予定するのは３月６日の正午。というのも、多くの国公立大学入試の前期日程合格発表日なのです。合格発表というタイムリーなネタをベースに漫画を構成しております。どちらかというと高校生さんたちをターゲットとしているより、大人や大学生ぐらいの受験をもう終えた層が当時を思い出してこの漫画を先輩目線で読んでもらいたいなぁと思って描きました。大学～大人層は僕の漫画のターゲット層でもあるので好んで読んでもらえるかな、と思っています。
②ラブコメ要素
みんな大好きラブコメ。twitter漫画の花形ジャンルです。４ｐという短い漫画においては男女２人のキャラクターのお話がボリューム的にもちょうどいいのです。ただ本作は恋愛未満…って感じで積極的な恋愛描写をしておりません。受験というネタを下敷きにしているので、それが見えなくなってしまわないように…と考えた上です。また、第二ボタン的な卒業ネタとも違うので逆に恋愛要素を出さないぐらいのが目に新しいだろうという判断です。それが吉と出ることを願います。
③小道具
twitter漫画においてひそかに一番な重要な要素として僕は「小道具」があると思っています。小道具には説明を省く役割があって短い漫画に大変ありがたい装置です。たとえば「指輪をパカっと差し出す」絵を入れるだけでああこの二人はプロポーズするカップルなんだなと一瞬で理解できます。わざわざ「俺は彼女と結婚したいと思っている」なんて説明を文字で要れずに済みます。
とまぁ、説明を省く効果も絶大なのですが、物語性を膨らませるのにも役立っていて、今回選んだのが「ゲームソフト」です。
この漫画で2人の距離を近づけるものとしての装置が「ゲームソフト」であり、今後（卒業しても）２人をつなぐものとしての装置もまた「ゲームソフト」でもあるのです。こういう後の物語を想像できるように小道具を配置しています。
昨今はオンラインで離れた人と通信で遊べる環境が整っており、それ用にtwitterでゲーム用のアカウントを持っている人も大勢います。他のSNSと比べてもTwitterではゲームの話題は常にホットです。「ゲームソフト」という小道具は非常にtwitter向けでありtwitter漫画向けだと思います。
余談ですが、最近はホロライブメンバーの動画をよく観ていて女の子が夢中で楽しそうにゲームしてるのはいいなぁって思ったのでその気持ちも乗っけてみました。
以上３つのポイントでバズを狙っていきたいと思っています。
04 その他先出し制作秘話
このエピソードは昔僕が男友達と体験したことをひねって漫画に落とし込んでいます。当時、「ゲーム屋さんにあのタイミングで要るということは君も…」とお互いに合格を祝った思い出を再構築してみました。
また、この思い出を思い出したきっかけとなったのが、ゲーム情報誌『電撃PlayStation』が定期刊行でなくなるというニュースでした。
高校生の当時、モンハンの装備の記事とかすごく頼りになったことを今も覚えています。思い出と知恵をありがとう…
ちなみに今、僕が『ここほれ墓穴ちゃん』という漫画を描いているのは電撃プレイステーション派生のデンプレコミック派生の電撃ツイッターマガジンという媒体なのです。ちょっと遠いけど…
いろんな偶然と思い出が重なって、こんな漫画を描いちゃいました。むしろ偶然と思い出が重なったからこんな漫画を描いてしまったのかもしれません。
バズる漫画を描こう、というのが発端ではなく、こういう漫画を描きたいというところが発端なのがミソです。
05 挑戦条件と目標
●この漫画をtwitterにアップするのは３月６日（金）正午（この記事の明日）
●ツイート表記は:【創作漫画】受験勉強を頑張った男の子の話
●僕の現在のフォロワー80000人超のアカウントよりアップする
●バズる目標設定は5000rt+20000いいね超えで、３月９日終日の数値で計測する。
●セルフRTは無制限とする
これが今回の挑戦条件と目標です。
目標に届かなければまだまだ修業が足りないということで一層twitterで精進してまいります。
逆に目標を超えることができたなら…
僕は活躍の場をもっと広げていきたいなぁと思います。
twitter漫画はバズることが全てでは決してありません。僕のこれまでのtwitter漫画に関する記事もその考えは一貫しています。
ただ今回だけは、今の自分が純粋にどこまでできるのかが知りたく、どれだけのお客さんを楽しませることができるのかを試してみたいのです。そんな自分自身に挑戦します。
ではまた明日、頑張りたいと思います!!
結果は追ってご報告します!!
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