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雑記

あの時もう少し自分をアピールできていたら。あの時もっと可愛い自分でいられたら。何度も思い返します。あの時は未来が完全に変わってしまうのが怖くて、受かりたくてオーディションを受けているのに、受かりませんように、と心のどこかで思っていた気がします。そんな消極的な考えで人生を変えることはできなくて当然です。なんであの時思いきれなかったんだろう。と今でも思うことがあります。

そして今。泣くほど苦しいのに、どうしても諦められない。はじめからこんな夢を持たなければ幸せに、「普通に」暮らせたかもしれないのに。どうして諦められないんだろう。

きっと私の中にまだ可能性がほんの少し残っていると信じているから。たとえそれが1%だとしても、今まで努力してきた自分を完全に見捨てることができないから。ステージで輝く自分を想像してしまう。

何度も裏切られて、騙されて、失望したのに、ほんの少しの希望が見えるせいで諦められない。どうかしてる、側から見たらどう考えてもおかしい。

普通の仕事に就いて、恋愛して、結婚して、家庭を持って、そんな普通の幸せを、自分の人生に当てはめることができない。実際に始めてみた仕事もやりがいがあるし、恋愛も結婚も素敵なものなんだろうけど、私にはそれが人生で一番の幸せだとどうしても思えない。

音楽があって、それを表現する人がいて、観る人が色んな感情を開放できるような、そんな世界がどうしても好きだった。表現する人でありたかった。

大好きなアーティストのライブに行っても、そのアーティストが計り知れない苦労の上にパフォーマンスをしていることを知ってもなお、私もそちら側の人間でありたいと思ってしまう。自然と涙が出て、自分のあまりのちっぽけさに絶望する。本当に叶えたいことに対する努力ならいくらでもできる。努力しか取り柄のない人間だとわかっているから。努力させてほしいとすら思う。

こんな泥くさい人間はアイドルになっても今どき売れないだろうな。なんでもさっとこなしてニコニコ楽しそうに生きてるアイドルの方が可愛いもんね。わかってるけど私はこういう生き方しかできなくて。なんか苦しくて、ここに吐き出しました。

最近大好きなお母さんに病気がわかりました。弱っている母を見るのが今まで経験したことのないくらい辛くて、毎日部屋でひとりで泣いています。母のためにしっかり生きなきゃいけないのに。私は夢が叶わないなら、今より辛い未来が待っているなら死んでしまいたいです。本気で死のうとして睡眠薬を集めて、死ねそうな高さのビルの下見まで済ませました。死ぬのは自分勝手で最低の行為です。わかってます。でも今でも充分辛いのに、これからもっと辛くなることがわかっている未来に向かいたくありません。

というのを眠れない明け方に殴り書きしてました。供養供養。

明日はいいことありますように。
私も私の周りの人もみんな幸せでありますように。

また書きます( ◜ᴗ◝ )

写真は指原莉乃さんプロデュースのアイドルオーディションを受けた時の受験番号です。懐かしい。

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