ないのなら

作って食らお シュクメルリ

話題のそれを食べたいのに、松屋が近くにない。にんにくとさつまいもと鶏肉とチーズが入ったシチューのようなものがシュクメルリだそうなので、本物を食べたことがないけど想像で作った。美味しくできて満足したから、本物のシュクメルリと味が違ったとしても別にどうってことないやと思った。

SNSで料理のレシピを投稿している人に対して、「○○がないのですが△△でも代用出来ますか?」「○○の工程はやらないとダメですか?」等と質問している人を時々見かける。そういう考えが浮かんだなら、いちいち聞かないで試してみたらいいのになぁといつも思っている。代用やアレンジで美味しくできたら新しい発見だし、美味しくならなかったらそれはそれで学びになる。失敗したくない気持ちはわかるので、大きな声では言えないけど。

手間暇をかけて作った物の良さと調理工程の楽しさは理解しているので、ゆっくり料理をしたい。しかしそれは気持ちと体力に余裕があればの話で、わたしは基本的に可能な限り楽をして食事にありつきたいタイプである。
だから全体にそこまで影響がなさそうだと判断したら、材料の代用、下処理・工程の省略をすることがある。例えば無塩バターが必要なクッキーを有塩バターで作ったり、エビチリのエビがなくて鶏で作ったり。どちらも美味しくできたので問題はなかった。
しかし何年も前、あじのなめろうを初めて食べた時に「これは肉で代用して少し焼いたら絶対美味しいんじゃないか」と思ったけど、それはハンバーグだとすぐに気づいたので作るのはやめた。

それと、定期的に論争(?)になる○○の素も「こんなにめんどくさい作るのが大変なものを簡単にできるようにしてくれてありがとう!」と思いながらよく使う。今のところ○○の素系で一番好きなのは、KALDIの「黒麻婆豆腐の素」。テレビ番組で紹介されてから品薄の状態が続いているようだけど、見かけたらぜひお試しいただきたい。

木綿豆腐で作るのが好き

料理をレシピどおりに作ることも、これを違うもので作ったらどうなるんだろう?より簡単で自分好みの味にするにはどんな方法があるんだろう?等と考えながら自由に作ることも好き。気分次第で料理から離れて、お惣菜や出前のものに頼ることも大賛成。どんなやり方であれ、いつでも自分が心地よく食事を楽しめることが1番いいなと思っている。