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#まじすと じゅうにかいめ参加レポート、あるいは眞白井的メンタルキープ方法の報告

眞白井エイドです。

普段はVtuber/VPW(Virtual Planeswalker)として、『MULTIVERSE HAS NO BORDER』を合言葉に、Youtube/Twitchにて、MtG(マジック:ザ・ギャザリング)中心に活動しています。

さて、先日2022年10月21~23、29日に開催された「MTGA STREAMER TOURNAMENT(まじすと)じゅうにかいめ」に参加してきました。
この記事はそのレポート記事のようななにかですが……デッキとか当日のプレイの話よりは、まじすと練習期間中に気づいた、「MtGを長期間・長時間プレイするうえでのメンタルキープの仕方」のメモがメインになります。

ちなみに当日の成績はこんなかんじでした。
配信:予選 決勝

使用デッキ:美少女になる(※ナヤ人間)

【予選Day3】
R1 バーチャルギガントサウルスちゃんさん
マルドゥラタドラコンボ ×○○
一言:まじでR1は落としたと思いました。
R2 山辺カフカさん
白単アグロ ×○○
一言:G2キツかったけど取れてよかったーーー!!!
R3 ラクイチさん
ラクドスミッドレンジ ○○-
一言:サイドプラン刺さって快勝!
R4 けみこさん
白単コントロール ×○×
一言:いや~~~G3のキープミスが無ければもうすこしやれたかなあ

【決勝】
R1 はれのちしとどさん
セレズニア人間 ○○-
一言:ミラーに近いデッキに何とか勝てたのはうれしかったです!
R2 けみこさん
白単コントロール(2回目) ×○×
一言:ワームつよい~~~~!!!分岐点はあった気はするので悔しい!

皆さん対戦ありがとうございました!
決勝デッキリスト

また、デッキリストは天才美少女・yamiさんが作られたものを大いに参考にさせていただいており、決勝参戦に当たっては、yamiさん&予選でナヤ人間を使用されたまなゆーいさんと交流会をご厚意でさせていただきました。決勝リストはこの交流会なくして作れなかったと思います。ありがとうございました!
調整期間中は、メガネオメンバー・ましろい亭ベンチのみなさんにたくさんのアドバイスをいただき、なんとかデッキを馴染ませることが出来ました。
特に予選直前スパーでリソースの考え方を教えてくださった木ノ葉秋鷹さん、決勝前日に緊張解し相談えぺにお付き合いいただき、白単アグロ経験者としても多数ご助言いただいたルルークさん、ましろい亭ベンチにて他のデッキでも役立つ根幹の考えを教えてくださったぞんびさん・ねこすけさん・根絶さんには、厚く感謝申し上げます。

未熟な自分が決勝ラウンド2まで残れたのは、確実に応援いただいたみなさんの力あってのものです。本当にありがとうございました!

長期間MtGをするときの心構え

今回の調整期間についてなのですが……本業(まじすと運営)や別件もあり、取れる時間は予選直前の1週間程度のみ。
その短時間で、しばらくやっていなかったスタンダードで一定勝てるデッキを身につける必要がありました。

候補は複数ありましたが、選んだのはナヤ人間。
白の優秀なクリーチャー群を、《結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(VOW)》で押し込む、ミッドレンジ天国のDMU環境では貴重なアグロデッキです。
自分としては、DMU環境は『小~中アドバンテージを維持して勝つデッキ』『ブン回りを一気に押し付けて大アドバンテージを稼いで勝つデッキ』の2択なのかなと思っており、前者の候補としてボロス・ミッドレンジ、後者の候補としてティムール・タイタンとナヤ人間を選んでいました。
ですが、ナヤ人間以外の2デッキはかなり択が多いデッキであり、環境を把握して相手の手を読めないとアドバンテージを稼ぐ段階まで行けないと判断し断念。
一方でナヤ人間は「2~3マナ域のクリーチャー群をテンポよく展開し」「少数の妨害スペルでそれを押し通す」というプレイスタイルが、パイオニアで使用しているバント・スピリットと近かったのもあり、予想以上に馴染んだため、今回の相棒に選びました。

幸い、日中も時間が割ける環境になっていたため、予選直前の1週間はみっちりと練習しました。
その中で意識したのは、「ティルトに陥らない」ということです。

もともと、ティルトとはポーカー用語だ。プレイヤーの心理が動揺した状態のことを指す。

翻って、ひどく負けが混んでいる状態で使われることが多い。敗北が苛立ちを生み、本来の力が発揮できぬまま、再び負けてしまうという負のスパイラル。ゲームにおけるティルトを簡単に説明するのであれば、こんなところだ。

https://premium.kai-you.net/article/97

自分は元々メンタルが安定していると言い難く、MtGのプレイスキルに関しても自信が持てるタイプでもないため、これまでのまじすとの調整ではティルトに陥って損をしているケースが多かったのが気になっていました。

そこで今回は、「少しでもティルトの気配を感じたらMTGA以外のことをする」ということを徹底し、一日平均2~3時間の練習の中で、MTGAが嫌になったらApexや原稿作業、頭が切り替わったらMTGAということを繰り返していました。
結果として、ラダーの闇……「ランクが下がるということを想定以上にマイナスに感じてしまう」に囚われることなく、短時間で集中しながら経験値を積むことが出来ました。
決勝後は若干ティルトにハマったり、考えすぎで戦績がしんでいた時期もありましたが……まあここは場数ですね。はい。

時間がない中で効率よく経験値を積むために考えたことでしたが、結果としてこれまでのまじすとで最高の成績を出せたため、この練習スタイルは今後も続けていきたいと思っています。

長時間MtGをするときの心構え

まじすとは、20~24時を集中して戦い抜かないといけない大会です。
テーブルトップ大会の経験が薄い自分にとっては、4時間の大会は十分な長丁場。
ということで、試合間のチャージ・リフレッシュで色々心がけたことを列挙していきます。

*ラムネ

ぶどう糖は最高の栄養素。明確に頭がすっきりします。
あまり音がしないので配信中に食べられるのも◎。
ちなみに今回は「強炭酸シュワコーラ」がめちゃめちゃおいしくて3袋を予選で食べきり、決勝では泣く泣く通常のラムネを食べていました。

*勝負ドリンク

三ツ矢の「クラフトジンジャエール」が今回の勝負ドリンク。
決勝では近所のコンビニで見つからず泣く泣く紅茶花伝を飲んでいました。
これが敗因では???

*ラジオ体操

今回のやって良かった大賞。
予選はR2~R3の切り替えに、決勝は毎ラウンドやっていました。
身体を動かすと普通に気分転換になるというのもありますし、体操は強制的に深呼吸をするため気持ちも落ち着きます。
そしてラジオ体操は、秘密結社放送局Nによって開発された最高効率運動なので、めっちゃ全身がほぐれます。明らかに習慣になってから身体が軽いです。みんな、やりましょう。
プレイヤーズコンベンションでラジオ体操をしている人がいたら眞白井かもしれない

まとめ

予選後にぞんびさんに言われたのですが、「メンタルの維持・切り替えもMtGのプレイスキルの一要素」。

自分が今回、未熟な中でも全力を発揮でき、決勝に初めて進出できたのは、やはり長期間MtGをする・長時間MtGをするうえでのメンタルコントロールを意識したからなのかなと思います。

みなさんもぜひ、日々のMtGルーティンで心がけてみてはいかがでしょうか?
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それでは、また!


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