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ヒーローズリーグ2021 予選会を終えて

このnoteは「KuMA Advent Calendar」の10日目の記事です.


私が所属している大学のサークル「KuMA」では今年の「ヒーロズリーグ2021」に2作品応募しました.(「夢のもふもふ」,「炎上ノ消防隊」)

「ヒーローズリーグ2021」では11月22,23,24日に予選会(プレゼンによる作品紹介イベントみたいなもの)が,そして予選会や動画審査などで選ばれた約40作品が12月11日に行われる決勝審査会にコマを進め,各賞を決める審査が行われます.

そこで決勝審査の前に,私が参加した24日の予選会で個人的に面白いなとかすごいなと思った作品について,感想を交えながら紹介していこうと思います.(200作品以上のうちのほんの一部でなので,他にどんな作品があるのかはHPをみて自分で見てみてください!)

1.見守りシルバーカー テルパー

その名の通りシルバーカー!

道端でおばあちゃんが押して歩いているのをよく見かけますよね.
そんなシルバーカーに安全機能と見守り機能をつけたものがこのテルパー.足元の段差を検知して危険を知らせたり,シルバーカーの位置情報を送ったり,シルバーカーの忘れ物を教えてくれたり,緊急ボタンもついてたりと多彩な機能が備えられていて,「これがあれば安心だね!」といったものになっている.

操作もスマートフォンだけで簡単なため,商品化したら普通に売れそう(欲しい人結構いると思う)
シルバーカーのアイデアだったり,安全機能や見守り機能の発想だったりが身近にシルバーカーをつかう人がいるからこその思いやりに溢れた作品

制作もおそらく一人で行っていて,こんなに質の高いものを作れるとは..
見習いたいばかり


2.toio地球儀

紙で作った地球儀と2台のtoioを使った緯度経度入出力デバイス.(ちなみに最初toioが何か知らなかった)

ハードの構成としてはとても簡単.ただソフトの面がすごく,地図や天気,ニュース,音楽など各種Web APIを使用して,toio地球儀を用いたアプリを作っていた.例えば,「Scope」というアプリでは地球儀を入力デバイスとして緯度と経度を入力し,入力された地点の天気や街並み,話題の音楽などをブラウザ上に出力する.
また「SUN」というアプリはタブレットから日付を入力するとその時刻の太陽の位置を地球儀上で提示するというもの.(このアプリは夏休みの自由研究で作ったらしい.すごすぎる)
全体的に完成度が高く,アプリも作り込まれててよかった.(予選会第3部の相互投票では1位だった)

ちなみに父親と小中学生のこどもたちでこれ以外にも色々な作品を作ってるらしい.こういったものづくりなどを家族で一緒にするのは親子で話す機会にもなっていいなー.

3.消龍拳ディスペンサー

お店の入り口などにある,ペダルを足で踏むとアルコールが出るあれを楽しくしたもの.ペダルから足を離すとディスプレイ上のリュウが昇竜拳を放つ
システムとしてはそれだけだが日常生活でよく使う物に一手間加えることでちょっとクスッとでき,実際にやってみたいとおもえる作品だった

こういった,そんなに難しくないけどちょっと楽しいかも!みたいな作品をつくってもるのもいいかも


予選会に参加してみて

3部は実際に参加して,1部と2部はアーカイブを軽く見て,こういったコンテストは作り込みがすごい作品もたくさんあるが,それだけではなくシステムは単純なんだけど発想が面白くてクスッと笑えるような作品もいろいろとあって楽しかった.ただ,一人で参加してたのでそこはすこし寂しかった笑


他の作品のプレゼンをみて・・

  • 作品紹介動画

  • プレゼン(話の繋げ方だったり,スライドの構成だったり,合間にちょっとしたしゃれをはさんだり)

は改めて大事だなと感じた

オンラインでの審査となると一番に見るのが作品紹介動画
動画のクオリティ次第で作品がよりいいものにみえたり逆にいまいちにみえたり
編集技術をあげればいいのか・・・?

プレゼンも同じ
淡々としているのはつまらなく感じる(特にこういうコンテストだと)
軽いジョークを挟んだり見ている人をまきこんだり
抑揚って大事


なんか色々書いたが結論としては

コンテストを見るのは楽しい!特にみんなで集まるとなおさら!
ということにつきるかなと

明日(12/11)がヒーロズリーグの決勝なので友達だったり部活のメンバーと一緒にわいわい楽しんで見るのもいいかも!



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