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【海外VG】Jaime氏のナイトローゼ(Vスタンダード)デッキ考察(日本語訳)

最初に

先日私は、ツイッターにて以下のツイートをしました。

この記事では、私がツイートした「海外の考察」の代表である「Nightrose Standard Deck Study」(筆者:Rogue of the Seven Seas, Commander Jaime)という考察記事を日本語訳にして紹介します。

筆者のJaime氏は、グランブルーメインの実力者で、海外における公式大会(Bushiroad regionals, Bushiroad team leagues, ARG qualifiers, ARG nationals, Shop Challenges等)にて多くの功績を挙げております。

英語版のブースターパック第9弾「蝶魔月影」発売前にも関わらず、海外環境のナイトローゼ構築に、既に大きな影響を与えている様です。

お読み頂く前にいくつか注意点がございます:

・筆者Jaime氏から許可を取った上で記事の翻訳をしております

・英語版のブースターパック第9弾「蝶魔月影」の発売日は10月上旬です
→記事は外国プレイヤーに向けて発信されている為、「蝶魔月影」で追加されたカードの使い方を細かく解説しております
→既に日本で実物のカードに触れている方からしたら「こんなのもう知ってるよ!」って内容も多々あるかと思いますがご了承ください

・海外のヴァンガード界隈にて話題になっている考察です
→これが100%正しいというものではありません
→海外でも入念な考察が行われており、日本とは異なるマインドセットを持っていることもある、ということを知って頂けたら良いなと思っています

・翻訳は私の本業ではございませんので、翻訳能力については暖かい目で見て頂けると助かります

それではどうぞ。

Nightrose Standard Deck Study(筆者:Jaime氏)

原文はこちら↓↓↓

※以下、日本語訳

やぁ、アミーゴ!これまでナイトローゼをテストプレイしたり、他のプレイヤーたちと意見を出し合ったり、いくつかの大会の入賞結果を確認したりしていましたが、ついにスタンダードにおけるナイトローゼ構築について考察する時がやって来ました。

この記事では各カード、採用枚数、配分全体について考察していきます。グランブルーというクランのユニークな点として挙げられるのが、いくつかのカードを組み合わせた動きが多いことです。その為、デッキ全体としての見どころを可能な限り伝えていきます。また、環境の考察及びデッキレシピについても記載します。

ナイトローゼの戦い方

まずは全体的なコンセプトについてです。
ナイトローゼで達成したい最終目標、あるいは勝利のイメージとは何か?

ナイトローゼの強み:

・連パン(大体4~5回)
・一つの列に2体のリアガードをコール(相手のグレードに関係無く)
・攻撃またはブーストを行うリアガード全てに+5000を与える(大体の攻撃が相手のヴァンガードに単体で届き、ガード値をより多く要求出来る)
・強制退却によって同一ユニットの能力を、ナイトローゼのアタック時に再利用できる
・様々なリアガード(高火力、ドロソ能力、または盤面・手札を整える能力)にアクセス可能
・強力な勝利条件である、スカドラ4回攻撃のターン

次に、以前ナイトローゼが公開された時の記事(英文)にて記載した、常に考えなければならない3つのポイントがあります。

「連パン、アド獲得、そして相手への圧力」
これら3つは、強いナイトローゼ使いが自分のターンにおいて常に考えなければならないポイントです。前にも話しましたが、これら3つのポイントを抑えることが出来るユニットたちがいるので、私たちはとても恵まれています。では結局のところ、この3つの内どれを意識する必要があるのでしょうか?
基本的に3つのポイント全てを可能であれば抑えられると良いです。考えてみてください。毎ターン4~5回の攻撃を行いながら、1~3枚のカードをドローし、高火力で確実な圧力を与えていく。もちろん攻撃回数・火力を落として、《細波のバンシー》や《狭霧のバンシー》等を使ってドローすることを意識したプレイングをすることもあるでしょう。逆にドロー枚数を落として《不死竜 スカルドラゴン》や《ストームライド・ゴーストシップ》等の高火力アタッカーを使うプレイングもあります。そしてさらには、《海賊剣士 コロンバール》や《キャプテン・ナイトミスト》を使った連続攻撃に焦点を当てたプレイングもあります。
どのポイントを意識するかは、対面次第というのがほとんどです。相手が息切れするまでアドを取り続けて耐え抜けばいい対面もあれば、相手への圧力と連パンを意識して迅速に対応しなければいけない対面もあります。

結局のところ全体的な動きとしては、連パンを行いながら、相手に可能な限りの圧力をかけて、アドを獲得するということです。その結果として、私たちは相手のターンを耐え抜きながら、試合を可能な限り速く終わらせることが出来ます。

グレード3について

当然《夜霧の吸血姫 ナイトローゼ》が私たちのメインVとなりますが、ほかのG3はどうするかって?よくぞ聞いてくれました!

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ナイトローゼとペアを組むのは、偉大なる《不死竜 スカルドラゴン》です!事実として私たちが見てきたほとんどのナイトローゼデッキは、基本的に最低6枚のG3(ローゼ4枚とスカドラ2枚)が採用されています。スカドラは、毎ターン蘇生可能な高火力リアガードとして、グランブルーにとって常に強力なG3として存在しています。

スカドラは以下のカードによって蘇生可能です。

・ナイトローゼ(バトルフェイズのみ)
・コロンバール/ナイトミスト(メイン・バトルフェイズどちらでも)
・ネグロボーン(メインフェイズのみ)

スカドラをメインフェイズとバトルフェイズ両方で蘇生出来る柔軟性があるのはとても良いことです!たった1枚のスカドラで、スカドラによる2回攻撃を容易く行えます。また、メインフェイズとバトルフェイズ中、いずれかまたは両方で、2枚目のスカドラを蘇生することでスカドラによる3~4回攻撃を行えます。

え?スカドラで4回攻撃出来るのかって?
その通り!プレイングについて説明させてください。

メインフェイズ:

ネグロボーン/コロンバール/ナイトミストを使ってスカドラ2体を蘇生

バトルフェイズ:

スカドラ①で攻撃(自身を退却)
スカドラ②で攻撃(自身を退却)
ナイトローゼ(V)で攻撃
CB①列を選び、前にスカドラ①、後にコロンバール/ナイトミストを蘇生
CB①でスカドラ②を別の列の前列に蘇生
スカドラ①で攻撃
スカドラ②で攻撃

他のグレード3採用候補は?

候補は少ないですが、よく注目されている2枚についてお話します。

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《氷獄の死霊術師 コキュートス》は、もう一つの優秀なライド先です。それだけでなく、コキュートスの能力は、ドロップ肥やしと、2体以上のカードをRへコールするのに役立ちます。ナイトローゼの問題点として目立つのは、ナイトローゼ自身にメインフェイズ中の蘇生能力が無い事です。私たちは、メインフェイズ中の盤面を整えるためにV以外のカードに頼らなければなりません。この問題点を克服するための堅実な手段が、コキュートスに最初ライドして、次のターンにナイトローゼにライドすることです。

しかしながら、テストプレイを行ったり、大会結果等を見たりしたところ、私たちは、コキュートスがあまり必要無いことに気付きました。私たちには、コキュートスの役割を十分にこなせるG1とG2がいます。ドロップや手札の質が良ければ尚更です。これらのカードの詳細については後ほど話すので、今は頭の片隅に置いておいてくださいね。

《キング・テンタクル》もなかなか使えるG3のリアガードです。主な理由としては、コロンバールとの組み合わせです。コロンバールは、好きなカードを選んで、デッキからドロップへ落とすことが出来ます。この能力でテンタクルを落とせば、たったのSB①で即座に別の前列Rにコールすることが出来ます。

しかしながら、手札に引いてしまった場合や、予期せぬタイミングでドロップに落ちてしまった場合は、あまりよろしくありません。ですので、私個人としては、このカードを大会へ持ち込むことはないでしょう。

グレード2について

核となるG2配分については、多くの構築において同じだと感じています。
そこから話していきましょう!

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《グリード・シェイド》と《海賊剣士 コロンバール》どちらも4枚確定でしょう!グリード・シェイドは、グランブルーに多くを与えてくれます。

グリード・シェイドは、デッキの安定性を高めてくれます:

・G3ライド先へのアクセス
・ドロップ肥やし
・手札の質を向上(リアガードの確保、ガード値の確保)
・キーカードを捨てられる(スカドラ、船、細波、ネグロボーン等)

そして、グリード・シェイドの腹違いの兄弟ことコロンバールがいます!コロンバールは、好きなカードをデッキからドロップへ送ることが出来ます。さらに、蘇生先についても、私たちの必要に応じて、別のカードを選ぶことが出来ます。つまり私たちは、デッキから落としたものを、蘇生することを強制されていないのです。

これが何故大事かって?ドロップを整えながら、他のキーカードを蘇生させて展開出来るからです。

例えば:

・既にカットラスがドロップにあるのであれば、2枚目のカットラスをドロップへ送り、ゴーストシップかスカドラを蘇生します。そうすることで、カットラスのスキルを使い自身をコロンバールの後列にコールしてCC①出来ます。これによって回復したCB①を再利用することで4~5回の攻撃に繋げられます。結果として、ほとんどリソースを使うことなく、メインフェイズ中に3体のリアガードをコールすることが出来ています。

・ネグロボーンをドロップへ送り、ゴーストシップかスカドラを蘇生します。その後、ネグロボーンを使い、細波を捨ててコロンバールの後列にコールします。次にSB①を使いドローし、もう一度バトルフェイズ中に細波をコールしてSB①をし、もう1枚ドローします。

・ナイトローゼをドロップへ送り、別のユニットを蘇生します。そして、グリード・シェイドをコールして、ナイトローゼを手札に加えます。実質ナイトローゼをデッキから手札に加えたということになり、もしナイトローゼを手札に持っていなかったのであれば、次のターンのライドを安定させたことになります。

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基本的なG2ターンでのプレイは、コロンバールにライドし、《ストームライド・ゴーストシップ》を落として蘇生させる動きとなります。ゴーストシップは24000打点のアタッカーで新たにカードを1枚ドローさせてくれます。しかも自身の能力で退却するので、次のターン相手がこちらのG3ターンに備えて、点止めを手軽に行うための、前列リアガードが残っていない状況を作り出せます。相手に残された唯一の点止め手段は、ライドしてターンを終了することです。

ゴーストシップとナイトミストの採用枚数は、見たところ1~2枚が一般的です。ゴーストシップは2枚確定だと、私は考えております。ナイトローゼの戦い方の内、相手にかける圧力と、アドを獲得する点において、ゴーストシップに頼っているからです。スカドラのほうが間違いなく高火力なアタッカーですが、ドローはさせてくれません。

《キャプテン・ナイトミスト》が必要になるのは、コロンバールのスキルが名称指定ターン1だからです。もし、コロンバールをメインフェイズ中の展開に使用した場合、バトルフェイズ中にコロンバールの能力を再利用することは出来ません。ですので、代わりにナイトミストの能力を使うことで、メインフェイズ中とバトルフェイズ中の展開が行い易くなります。実質ナイトミストは5枚目以降のコロンバールとして見ることが出来ます。

さらに言えば、どちらかというとメインフェイズ中の展開を行い易くしてくれるので、1~2枚採用しておくと良いでしょう。また、能力のコストについても、このデッキでCBを使うのはコロンバールとナイトローゼだけなので問題無いです。それ以外は、ソウル、手札コスト、デッキトップを落とす等でコストを支払えます。

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《狭霧のバンシー》もなかなか優秀なG2です。しかし一つ問題なのは、ゴーストシップとよく比較されてしまうことです。この2枚が出来ることは基本的に同じで、ゴーストシップのほうが良い場合がほとんどです。

では何故この子を採用する必要があるかって?とても良い質問です!狭霧の利点はメインフェイズ中にノーマルコール出来ることです。ゴーストシップは、手札からRどころかGにすらノーマルコール出来ません。その為狭霧は、構築によって0~3枚の採用が見込めます。

《ルイン・シェイド》はほとんど見なくなりましたが、一応ドロップ肥やしの手段を増やしたい場合の候補として存在します。コールして手軽に2枚肥やしながら、+4000でアタック出来ます。さらに、もしG2ターンでコールして、G3ターンまで生き残れば、《ナイトローゼ》に乗った場合、合計4枚ドロップを肥やすことが出来ます!私の良きアミーゴ、Ahmes004氏は、予算の都合で《グリード・シェイド》の代わりに《ルイン・シェイド》を利用した構築を使っています。もし興味があれば彼に気軽に聞いてみてください。

また、単純にドロップゾーンの枚数を増やすことを意識するのであれば、《ルイン・シェイド》を使うことで、他のG2よりも素早く枚数を整えることが出来ます。つまりドロップゾーンをたくさん肥やすのに、《スケルトンの航海士》のみに頼る必要は無いということです。

グレード1について

一部重要なG1については前述しているので、そこから始めましょう。

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《粉骨の呪術師 ネグロボーン》と《細波のバンシー》は、どちらもナイトローゼの強みを引き出すのに重要なカードです。また、この2枚を組み合わせた動きも強いです。

全体的に《粉骨の呪術師 ネグロボーン》の役割は多いです:

・キーカードを手札から切れる
・自身以外何でも蘇生出来る(ドロップの枚数が10枚以上の時)
・デッキの下に戻る(やった!私はデッキ下に戻ることの出来る、優秀な汎用カードが来るのをずっと待っていました!)

ネグロボーンでメインフェイズ中に蘇生したいユニットも多く存在します:

・スカドラ
・コロンバール/ナイトミスト
・ゴーストシップ
・細波のバンシー
・とみー
・etc

グランブルーが常に直面している問題の一つとして、デッキ切れが挙げられます。ネグロボーンは、すぐにデッキ切れしないように助けてくれます。ほかにも、デッキ下に溜まることで、デッキの残ったカードを押し上げてくれる役割もあります。また、コロンバールを使ってデッキをシャッフルすることで、後ほど再利用するためのネグロボーンをドローしたり、ドライブチェックしたり、ドロップへ落とすことも出来ます。

《細波のバンシー》は常に頼りになる優秀なブースト要員兼アタッカーであり、アドを取るのにも役立ちます。ネグロボーンの能力でコールすることで、手札コストの損失をドロー能力によって取り戻すことも出来ます。また、ナイトローゼのスキルで、バトルフェイズ中にコールするブースト要員としても優秀です。

例えば、
ゴーストシップやコロンバール/ナイトミストをブーストするのに最適です:

・細波のバンシーのブーストを受けたゴーストシップ
(24000 + 5000 + 12000 + 5000 = 46000)
・細波のバンシーのブーストを受けたコロンバール
(9000 + 5000 + 12000 + 5000 = 31000)

また、細波のバンシーをアタッカーとして手札からノーマルコールするのもありです。13000でアタックし、ナイトローゼのスキルで退却します。そして、バトルフェイズ中に蘇生することで、細波をノーマルコールしたことで失った分の手札を、ドロー能力によって取り戻すことが出来ます。

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《お化けのとみー兄弟》と《ダンシング・カットラス》は、どちらも優秀なサポートカードです。ほとんどの構築において3~4枚採用されているのを見かけます。《スケルトンの航海士》に重点を置いた構築においてはカットラス4枚に対して、とみーは、0~2枚くらいです。

とみーは、デッキトップ5枚を見てナイトローゼやスカルドラゴンを探すことが出来ます。そして手札コストは、ドロップを整えるのに役立ちます。また、+5000のスキルも容易に発動させることが出来るので、ブースト要員としてとても優秀です!

例えば:

・とみーのブーストを受けたゴーストシップ
(24000 + 5000 + 13000 + 5000 = 47000)
・とみーのブーストを受けたコロンバール/ナイトミスト
(9000 + 5000 + 13000 + 5000 = 32000)

特筆すべき点として、9000のG2ですら、32000を叩き出すことが出来ます。これによりアクセル及びプロテクトクランに対してより多くのガード値を要求出来ます。

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《お化けのどるふ》と《スケルトンの航海士》は、ファイターの好みや環境に合わせて採用するカードといえます。

《お化けのどるふ》は、昨今のナイトローゼでは採用されていません。一般的に見かけるのは、クリティカル守護者2枚とドロー守護者2枚の組み合わせ、もしくはクリティカル守護者4枚ですね。

ここ最近の傾向として、多くのクランが新規による強化を受ける際、連パンが実装されることが多いです。クリティカル守護者があることによって、それらのアタックを1枚で守ることが出来ます。ただ状況によってはドロー守護者(完ガ)の方が役立つ場面もあるので、2枚ずつに分けています。私たちはそれに加えて、プロテクトI(完ガ)を獲得することが出来ます。また、グリード・シェイドを使うことで、守護者をドロップゾーンから回収することも可能です。

ちょっと待って!もし完ガが必要なら、何故グランブルーにドロー守護者を採用するのでしょうか?グランブルーは本来クリティカルトリガーをたくさん積むはずでは?とても良い質問です!よくぞ聞いてくれました!ドロー守護者の重要な点は、採用することで(完ガを採用しながらも)ほかのキーカードとなるG1を採用出来るところにあります。

新規でとみー、ネグロボーン、航海士が登場しました。これらを採用した上で完ガを入れるには、ドロー守護者を使う必要があります。幸いにも私たちは、クリティカル守護者と配分を分けることが出来ます。その為、多くの構築は10~12枚のクリティカルトリガーを積んでいます。クリティカルによるアグロの圧力は依然として健在です。

さて最も熱いG1の話題です。《スケルトンの航海士》を採用すべきか否か?です。もう一つのナイトローゼ構築のバリエーション、それは、航海士を3~4枚採用することで、ハイパードロップ肥やしを搭載した構築です。私自身デッキ紹介を行い、何故これがナイトローゼの助けになるかを説明しました。

※動画は英語のみ

動画の重要なポイントは以下の通りです。

・ドロップゾーン5枚と10枚は特別な数字
→5枚でとみーはV及びRにて13000
→10枚でネグロボーン、ナイトミスト、グリード・シェイドはフルパワー

・スカドラがより早い段階から強くなる
→スカドラ4回攻撃ターンを早めることが出来る

・ドロップのネグロボーンとカットラスにより早くアクセスできる
→メインフェイズ中の盤面作りに役立つ
→ネグロボーンが好きなユニットを早い段階から蘇生できる
(ゴーストシップやスカドラ等)
→ネグロボーンで、コロンバールやグリード・シェイドを蘇生することで、G2ターンの爆発力を上げ、盤面・手札・ドロップを上手く整えられる

・航海士によるドロップ肥やしは、2回くらいが丁度良い
→十分に練度を上げて、対面によってどこで止めるかを知っておく

・航海士のスキルは1ターンに複数回使える
→名称ターン1ではない

・G3ターン前から、強力な動きが出来る
→G2ターンの時点で、ネグロボーンの能力を使って、もしこのターンライドしていなければ、コロンバールのようなキーカードを蘇生してゴーストシップとコンボが出来る
→G1ターンの時点で、細波のバンシーをネグロボーンの能力で蘇生し、SB①でボードアド+1
→カットラスで、CCしながらRにコール
→ネグロボーンかコロンバールで、グリード・シェイドを蘇生して、次のターンのライド先であるナイトローゼを確保する

グレード0について

トリガーについては、既に少し触れましたが、基礎的な部分についてです。

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グランブルーは、これまで8~12枚のクリティカルトリガーを採用するのが普通でした。グランブルーの基本的な動きはドロップゾーンからの蘇生の為、自然とアドを確保しやすいからです。ですので、ドロートリガーはあまり必要ありません。

しかし、ドロー守護者を採用することで、(完ガを採用しながら)G1の枠を空けることが出来ます。ナイトローゼは、自身とその周辺サポートでアドを稼げるので、ドロートリガー自体あまり必要ないですし、かといってとくにデメリットもありません。唯一ドロートリガーが私たちに対して悪さをするとしたら、デッキ切れしそうなときにドライブチェックしてしまうことですが、それだけです。

環境によっては、クリティカル守護者を4投したり、多く採用する必要もあります。私たちは、完ガであるプロテクトIにもアクセス出来ることを覚えておきましょう。

当然ヒールトリガーは4枚採用してください。ダメージをヒールするということは、ドロップゾーンにカードが加わるので、私たちにとって利益となります。とはいえ、ヒールを全て抜いて16クリティカルにするアグロ重視の選択肢もあります。

結局のところトリガーってどうするの?それはやはり環境と好みによります。私個人としては、クリティカルトリガーを10~12枚、ヒールトリガーを4枚、ドロ―トリガーを0~2枚にしています。

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FVは「ライドされた時、1枚引く」系ならどれでも良いです。個人的に《死せざる死者 グルナッシュ》の新しいイラストがとても好きです!あと《おまじないするバンシー》の新しいイラストも大好きです!

他の採用候補について

他にも検討すべきカードがあります。

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《倦怠の呪術師 ネグロレイジ―》は、一部の構築で見かけることがあります。蘇生対象は限られていますが、ノーコストです。蘇生したG0で縦列を形成したり、反対側の前列Rにコールして攻撃回数を増やしたり出来ます。もちろんそのユニットは、ブーストをしなければヒットしません。

《フォーボウド・ゴーストシップ》も一部の構築で見かけるカードですね。このカードは自身を手札コスト1枚で蘇生することが出来ます。これはつまりメインフェイズ中の展開において、CBを温存できるということです。また、このカードは、コロンバール及び航海士のドロップ落とし能力と相性が良いです。ドロップゾーンが10枚以上になると、自身の能力で22000になります。

基本的な動き

スケルトンの航海士 + リアガード

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序盤で航海士を引いたのなら、このカードとリアガードもう1枚を確実にコールしドロップ肥やしを始めたいです。その後のターンも、もう一度スキルを使ってドロップ肥やしを行う機会があります。ただし、退却、バインド、暗黒繭等を使ってくるクランには注意しましょう。とみーは、登場時能力を持っている為、レストさせる対象に最適です。また、航海士の能力を使うためにG0をコールするのもありです。その価値があります。

コロンバール + ゴーストシップ or 細波のバンシー

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コロンバールにライドした際、ほとんどの場合、ゴーストシップを落として蘇生します。細波のバンシーという選択肢もありますが、何故ゴーストシップのほうが良いのでしょうか?

ゴーストシップに出来ることがいくつかあります:

・ダメトリが1度乗っても通る、24000アタッカー
・ドロー効果
・自己退却
→相手がこちらのリアガードを攻撃して点止めしてくるのを避ける
→ドロップからの再利用

まとめると、ハンドアドを獲得し、相手に圧をかけ、ドロップを整えることが出来ます。

ネグロボーン + キーカード(リアガード)

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ネグロボーンと細波のバンシーは、ナイトローゼの強みを引き出すのに重要なカードであると伝えたのを覚えていますでしょうか?この2枚を組み合わせた強力な動きとして、細波のバンシーを捨てて、即座に蘇生させるというものがあります。そして、SB①することで1枚ドローし、12000になります。ハンドアドを回復しながら、細波のバンシーの能力を発動させるのに役立ちます。

そのほかに、ドロップの枚数が10枚以上になれば、どんなキーカードでも捨てて即座に蘇生することが出来ます。ゴーストシップも、スカドラも、ナイトローゼターンのメインフェイズで、場に出したい優秀なアタッカーです。覚えておきたいのは、ゴーストシップはハンドアドを回復してくれますが、スカドラはしないということです。

何度も言いますが、ネグロボーンはドロップが10枚以上になった時、手札をドロップゾーンにある質の高いカードに変換することが出来ます。

ダンシング・カットラス + グリード・シェイド

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カットラスの良さはCCだけではありません。ナイトローゼのターンにおけるブースト要員としても優秀です。ドロップにもう1枚あればコール出来るという条件も、手札を温存出来るので助かります。

グリード・シェイドは、様々な方法でサポートしてくれます:

・キーカードを手札から切れる
・キーカードを回収し、必要であればリアガードとしてコール出来る
・自身の能力だけで14000アタッカー、ナイトローゼでさらに5000アップ

メインフェイズでの簡単なリアガード3体展開

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メインフェイズ中にリアガードを展開する方法は様々です。ここでは、コロンバールとカットラスを組み合わせた動きを紹介したいと思います。

1. コロンバールを手札(もしくはネグロボーンでドロップ)からコール
2. CB①して2枚目のカットラスをドロップへ送る
3. ゴーストシップを反対側の前列Rに蘇生
4. カットラスの能力で蘇生してCC

この展開のポイントは、コロンバールを手札(もしくはネグロボーンでドロップ)からコールした際に消費した手札を、ゴーストシップのドローで回復出来るところです。もしコロンバールをメインフェイズ中の展開に使った場合、ナイトローゼのスキルで5パンをするには、ナイトミスト等のスキルが必要です。

その他のポイント

・VスタンにおけるG1のシールド値は10000あります。また、細波、ネグロボーン、カットラス等のカードは、ドロップにいる時、もしくはドロップから蘇生した時に能力が発動するので、ガードとしても優秀です。

・ネグロボーンの能力で手札を切る際、ドローフェイズ等で引いてしまったネグロボーンを切るのもありです。そうすることで、捨てたネグロボーンの能力を使って、もう1体リアガードをコールすることが出来ます。

・コロンバールは、航海士やグリード・シェイド等の、そのターン中に使いたい、他のキーカードを落として蘇生することも出来ます。

・グリード・シェイドは、ナイトローゼと自身のドロップの枚数が10枚以上の時のスキルを組み合わせて、19000打点の優秀なアタッカーになることが出来ます。さらに、手札の質を高めることで、そのターンにより強い動きをしたり、シールド値を高めることが出来ます。

・細波でSBする際は、序盤にライドしてしまったキーカードを選びましょう。コロンバールでテンタクルを落として、SB①で蘇生し、リアガードを増やすことも可能です。

デッキレシピ

航海士ナイトローゼ

このデッキは、4枚の《スケルトンの航海士》を利用してドロップ肥やしを加速させ、G3ライドターン前にドロップ枚数10~15枚を目指す構築です。ドロップ枚数10枚以上を要求するカードを早い段階からフルパワーに出来るのが特徴です。また、スカドラがより早い段階から強いアタッカーになれます。

より詳細な説明を盛り込んだ、デッキ紹介動画を私のチャンネルに上げましたので、私の考え方やプレイングについてお気軽にご覧ください。とみー1枚は2枚目のナイトミストにしても良いです。それでも私がとみーを1枚採用しているのは、G1ターンにおいて追加の能力が使える、理想のコール対象だからです。

※英語のみ

コキュートス入りナイトローゼ

これら二つのデッキレシピは、最初のG3ライド先として、コキュートスを4枚を採用しています。コキュートスを採用することで、メインフェイズに4枚のドロップ肥やしを行い、カードをいくつか蘇生出来ます。とみーも必要に応じたG3ライド先を探すのに役立ちます。また、G3を10枚採用しているので、G3が6枚しか採用されていない前述の構築よりも、サーチの成功率が高いです。

最初のコキュートス入りの構築は予想の範囲内でしょうけど、二つ目の構築は、スケルトンの航海士とキング・テンタクルを採用しています。この構築では、序盤から激しくドロップを肥やし、キング・テンタクルのドロップに落ちた時のSB①で自身を蘇生する能力を活かします。大事なのは、コキュートスのパワーとクリティカルが上がること。ただしその時は3パンしか出来ないので注意しましょう。

2つ目のリストについては、テストプレイと調整を行ったBaowow氏に感謝です。ちなみに、このデッキをプレイする際は、デッキ切れにならない様、常にデッキの残り枚数に目を配る必要があるとのことです。

純ナイトローゼ

より純に寄せたナイトローゼです。狭霧が採用されていますが、枚数については、1~3枚で要調整です。狭霧は手札からコール可能なアタッカーとして使えて、ナイトローゼのスキルで退却した際に1枚ドローできるので、アドを損ないません。この構築におけるG3のライド安定は、若干とみーに依存しています。

環境考察

現在、国によって例の世界的な状況による影響は様々で、2020年になってから、未だに大規模な大会が開催されていません。その為、環境考察となると、少数参加の小規模大会がほとんどです。

このような状況なので、いつもとは違う視点で環境考察を行うこととしました。日本の大会にて結果を出しているクランと対面する際のポイントや対策について書いていきます。

ブースターパック第9弾「蝶魔月影」

ナイトローゼはこの弾に収録されました。
計4クランが強化され、どのクランも結果を残しています。

ナイトローゼ(ミラーマッチ)

ミラーマッチはある程度練習が必要ですが、やることはG期と似ています。アドを保ちながら、十分な攻撃回数を稼ぐことに意識します。どちらかが相手の防御を崩すか、リソースが切れるまでファイトは続きます。持久戦になることも多いので、心の準備をしておきましょう。

私はG2/G3ターンからフルパワーになれる航海士構築の方が有利であると考えております。何故なら相手は、こちらに追いつかなければならない立場にある一方で、こちらは攻勢を維持出来るからです。

ハリー

ハリー対面でやることは、ナイトローゼミラーに似ていますが、多少の違いがあります。ハリーは、こちらがG3かどうかによって、コール可能なユニットの数に限りがあります。その為、後攻でも決して辛くはありませんが、それでも先にG3にライドして攻められる先攻が良いです。

序盤は相手の奇術人形に直接攻撃しましょう!奇術人形はどれもGから退却する際にソウルに入る能力を持っているので、インセプさせないようにしましょう。

速攻を心掛けるのも大事です。何故なら相手のアクセルサークルがどんどん重なっていくからです。ハリーも、ステージとスターリーポップを活かした、4~5回の連続攻撃を行うことが出来ます。鳩とスターリーポップはステージ上から攻撃してくるのでパワーがとても高いです。スターリーポップは守護者の使用を制限してくるので、他の攻撃に対して上手く使いましょう。

また、ハリーがもし上手く別名のユニットをソウルに溜められないのであれば、それは勝機です。勝ちを奪ってしまいましょう。

シャルハロート

シャルハロートも4~5回の攻撃が出来るもう一つのクラン(おや?今回の新規には何か一定のパターンがあるようだね...)であり、プロテクトクランです。シャルハロートも、ソウルの量と質が重要なもう一つのクランです。最善の策は、序盤(とくに相手がG2にライドするまでは)相手に一切のダメージを与えないことです。何故なら相手はエンブレム・マスターや、デモンテッド・エクセキューショナーといった、ソウルを溜めるスキルを使うためにCBが必要だからです。その為、序盤は相手にCBを与えずに動き、G3にライドしてから攻めましょう。これをされるとシャルハロート側は、こちらに追いつくためにソウルを溜めながらも、こちらに圧をかけなければなりません(やらなければいけないことが多くなります)。

この対面においても、G2/G3ターンでフルパワーになれる航海士構築が有効です。相手に点止めを行った上で、G2/G3ターンから一気に動ける準備が整っているという、有利な状況を作れるからです。

ヤスイエ

この対面は、驚くことに《蒼波帥竜 テトラボイル・ドラゴン》を思い出させます。相手はたくさんのリアガードによる攻撃と、Vによる攻撃を2回繰り出して来ます。また、アクセルクランである為、火力も出せて、アクセルIIでアドを取りながら、アクセルサークルを継続的に追加し、さらなる攻撃を繰り出して来ます。かなり手強いです。

この対面を手強くするキーカードは、シラユキ、タケヒメと2種類のヤスイエです。ヤスイエは再ライドを行うことで、2回目のVによる攻撃と追加のアクセルサークルを得ます。そして、その追加されたサークルをタケヒメが別のアタッカーで埋めてきます。相手の攻勢を少しでも鈍らせるには、CBをタケヒメ以外に使わせることです。なるべく相手に、自由に使えるCBを与えないように努めましょう。後半戦は、攻撃回数が9~10回と、とんでもないことになります。

また、複数枚のタンガンニュードーを使ってデッキを掘り進め、ヤスイエやタケヒメといったキーカードを引き込んでくることにも注意が必要です。

もう一つの問題は、こちらのパワーを-10000してくるシラユキです。ナイトローゼのアタックで、最後のアタッカーたちをコールしたところをシラユキでガードされると、それらのアタックも-10000になってしまい、守り易くなってしまいます。その為、もしスカドラ4回攻撃を行う際は、ブーストも可能な限りコールするべきです。そうすることで、シラユキの能力は、ナイトローゼの縦列+10000で相殺できます。

この対面が手強いもう一つの理由は、相手がデッキとドロップゾーン双方からサーチを行ってくるので、息切れしないことです。また、レイニィマダムで1枚しかないシラユキを再利用してきます。

実際それほどまでにこのデッキは強いです。

ブースターパック第10弾「虚幻竜刻」

最も結果を残しているのは、ルアードとグレドーラ(とくにルアード)ですので、この二つについて書いていきます。

ルアード

ルアードは、ネヴァンとPBOスぺライパーツを使って攻勢を上手く整えて動いてくるので、少々対策が難しいです。相手の引きと何を場に出してくるかによって、リアガードを殴るかVを殴るか、適切な判断をしなければなりません。序盤からアドを保つことを意識して天空ルアードターンに対応します。

キーカードの一つはネヴァンです。もしネヴァンを持っていなければ、相手がG2に乗るまで一切のCBを与えないようにしましょう。これでリア・ファルの能力も封じることが出来ます。それによって相手は、ネヴァンを釣って来てG1を供給することが出来なくなります。

ちょっと待って。ネヴァンとルアードって一緒に使えないのでは?その通りです。この記事を書いたのは、使用制限が発表される前です。一応、情報共有として残しておきます。今となってはシャルハロートの対策と変わりません。相手がG2ライドするまで一切のCBを与えないようにしましょう。

グレドーラ

グレドーラと新規で追加された周辺サポートは、暗黒繭マーカーを使います。相手が暗黒繭マーカーを活用するには、こちらの場にリアガードが必要です。ファイト全体を通して、リアガードを場に残さないように動きましょう。

ナイトローゼの強制退却パンプ能力は、この対面においてとても役立ちます。G3前のターンにおいても、コロンバール→ゴーストシップの動きを使えます。ゴーストシップは退却します!

盤面を常に空にしながら、4~5回の攻撃を継続的に行えば、それで勝てます。相手も4~5回の攻撃を行うことができることを覚えておきましょう。とはいえ、アドの確保に関しては、相手は暗黒繭マーカーを置けない為、こちらが有利です。

もし航海士構築を使っている場合は2つの方法で対応出来ます。一つ目の方法は、航海士ともう一体リアガードをコールして、暗黒繭マーカーを置かれてしまう方法です。つまり航海士の能力は一回しか使いません。これを行う価値があるかどうかは手札次第といえます。暗黒繭マーカーが置かれたユニットは、相手がリソースを使って退却させてくるまでは、放置しておきます。また、たとえ暗黒繭マーカーを置かれたユニットのパワーは0でも、アタックすることは可能で、ナイトローゼの能力で+5000、ドライブチェックやブースト等でパワーを得ることも出来ます。二つ目の方法は、航海士をこの対面に対して使わないことです。

結局どの構築が良いの?

とても良い質問です!そして、ここまで読んでくれてありがとう!ナイトローゼの構築と良さについて多くを学んで頂けたことでしょう。さて、これからナイトローゼを使いたいと思う方は、構築の方向性をどのようにに決めるべきなのでしょうか?

方向性の決め方にはいくつかポイントがあります:

・あなたはカジュアル勢?それともガチ勢?
・あなたがいる環境(対戦や大会での対面)は?
・あなたのプレイスタイルは?
・デッキの練度を上げるのにどれだけの時間と労力を費やせる?

航海士ナイトローゼ

この構築は間違いなく現環境で戦える構築です。G2/G3ターンの時点でフルパワーになれるので、動き出しがとても早いです。この構築は、ドロップ枚数を十分に積み上げて、4~5回攻撃を行うターンを最大まで引き出す戦略を取ります。そして、スカドラ4回攻撃ターンに早い段階で到達できるので、速攻や攻撃的なスタイルを好むファイターに向いています。

ただし環境では一つ注意すべき点があります。もしもあなたの環境にグレドーラが多くいるなら、航海士に頼らない、他の構築を選ぶべきでしょう。

コキュートス入りナイトローゼ

この構築も十分に環境で戦えます。この構築は、着実なアド取りを重ねながらドロップの枚数を増やしていく戦略を取ります。コキュートスは、優秀なG3初ライド先であり、より攻撃的なナイトローゼターンへ堅実に繋げることが出来ます。ドロップ枚数をさらに増やすために航海士を採用するのもありです。航海士を採用しないのであれば堅い動きになりますし、採用するのであればやはり動きが早くなります。

私はこの構築に航海士を採用する場合は、ドロップ肥やしを止めるタイミングを見極めるために、より多くの試行回数が必要と考えます。デッキの練度を上げるために、より多くの時間を費やす必要があり、そうしなければデッキ切れを起こしてしまいます。

純ナイトローゼ

私はこの構築を現環境で使うには少々問題があると感じています。何故なら、先に紹介した2つほど動き出しが早くないからです。現環境はG3ライドから攻撃的且つ動き出しの早いデッキが多いです。それは私が環境考察に書かなかった、オバロ、メサイア、マジェ等も含みます。このデッキはカジュアルに遊ぶのに適していると思います。環境で勝てないわけではないありませんが、簡単ではありません。このデッキの動きは堅実でで、堅実な動きを保つために狭霧等のキーカードに頼らなければなりません。

ただ、この構築は手軽にナイトローゼの動かし方を覚えるのに最も最適です。コキュートスや航海士を採用した構築と違って、深い理解が必要な追加要素がありません。その為、先に紹介した2つの構築の練度を十分に上げる時間が無い場合は、大会へ持っていく際の有効な選択肢となり得ます。

最後に

この記事を読んで頂き、今一度ありがとうございます!構築を考え、プレイテストを行う、とても楽しい旅路でした。デッキ作りや、対策の仕方等、ナイトローゼを知るための参考になれば嬉しい限りです。

次回は?良い質問です!Pスタンにおけるナイトローゼの構築についても紹介していきます。英語版の発売日は10月上旬なので、実物のカードが手元に来るのがとても楽しみです。また、アメリカで今後どんな結果を出すか気になるところです。また、国によって例の世界的状況による影響は様々なので、大会開催の動向についても様子を見ることにしましょう。

エンドクレジット

プレイテスト、意見の交換、コンセプト考察、デッキリスト作り、環境考察を行うにあたり、多くの方に助けてもらいました。そんな私のアミーゴたちに感謝です!(...とくに順番に深い意味はないよ!)

・CrieTEXe TIG氏
・xSilentxArtistx氏 (formerly CVCTVChannel)
・Zaee氏
・Naroth氏
・Baowow氏
・Ahmes004氏
・Dravoth氏
・Zellious氏
・Duke氏
・Cipher氏
・MachinaBlau氏
・ZeoW氏

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