ライバルズ勢に将棋をすすめる

・ライバルズ勢に将棋をすすめる

「こいつ運だけじゃん」「強いカード引いただけじゃん」
対戦型カードゲームを観戦しているとしばしば運ゲーに対する呪詛の言葉を聞くことがあります。
この記事ではライバルズサービス終了後、「運ゲーの呪縛から解放されたい」「本当に実力が出る対戦ゲームをしたい」という方々に将棋をおすすめします。


・ライバルズと将棋の似てるところ

ターン制の配置ゲー。将棋の方がちょっとだけ盤面が広くて配置されているユニット(駒)が多いです。
ライバルズ互角の終盤戦でハンド、残りデッキ、リーサルと逆リーサルを考えながら最も勝率が高い配置ウォールブロックを探す感覚は将棋に近いです。


・将棋のいいところ

運要素がない。
カードゲームでは引き次第で上手いプレイヤーがそうではないプレイヤーに負けてしまうのはよくあることで、多くの人々がそのことにストレスを感じています。
レジェンド1位でプレイが極まってる時のぴかさんでも、先攻1ターン目で”活きのいい”とげぼうずを繰り出すダイヤ1のアグロゼシカに負けることもあるのがドラゴンクエストライバルズというゲームです。(先1とげぼ自体はプレイミスではありません)
将棋ではそんな悲しいことは起こりません。
とんでもなく実力の離れた者同士が対戦した場合、強い方がほぼ必ず勝ちます。


・将棋のわるいところ

運要素がない。
カードゲームでは引き次第でエンジョイ勢が強豪プレイヤーから勝ちをもぎ取るのはよくあることで、「強いプレイヤーに勝った」という成功体験へ到達する敷居の低さは多くの人々に勝利の喜び、達成感をもたらしています。
ダイヤ1のアグロゼシカユーザーでも、レジェンド1位でプレイが極まってる時のぴかさんに勝つこともできるのがドラゴンクエストライバルズというゲームです。
将棋ではそんな幸運体験は起こりません。
とんでもなく実力の離れた者に勝負を挑んだ場合、ほぼ必ず負けます。
また負けてしまった場合、負けを運のせいにする精神防御策も使えません。


・まとめ

良くも悪くも運勝ちがないのが将棋です。勝つためにはひたすらプレイを磨く必要があります。
色々な意味で運に頼る必要のない人は将棋に向いているかも知れません。
将棋は日本語圏で行われている対戦ゲームとしてはおそらく最も競技レベルが高いので挑みがいはあります。


Q.今から将棋を始めて藤井聡太さんに勝てますか?

A.勝てません。
年齢一桁でいずれ奨励会に挑戦するプロ棋士の卵ならワンチャンあります。


Q.超強力カードゲーマーのちょもすさんって将棋強いんですか?

A.藤井聡太の将棋トレーニング配信で飛車入りの簡単な一手詰めを見逃していたのでおそらくエンジョイ勢です。
しかし初心者を吹き飛ばすくらいのパワーはあるので将棋未経験者視点で言えば滅茶苦茶強いです。


・おすすめ将棋アプリ

「ぴよ将棋」

ひよこと対局できる無料将棋アプリ。
将棋完全初心者ならまずは一番弱いレベルのひよこに勝って少しづつレベルを上げていきましょう。


「将棋ウォーズ」または「将棋クエスト」

オンライン対局のできる将棋アプリ。
将棋ウォーズは一部有料で機能充実。
将棋クエストは無料で機能シンプル。
将棋完全初心者はオンライン対局でまず勝てません。同時期に将棋を始めた友人との対局ならすぐ楽しめると思います。


・おすすめ勉強法

まず対局して分からないことがあれば棋書またはウェブサイトで情報収集するといいと思います。
ひとまず戦い方を覚えたいなら「原始棒銀」または「原始中飛車」という2つの戦法が簡単でおすすめです。
細かい戦い方は駒や詰みの「手筋」を知りましょう。汎用性が高いです。
「定跡」はある程度将棋を知ったもの同士でないと成立しないので初心者がすぐに役に立てることは難しいです。


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