「世界の果てでダンス」(アーシュラ・K・ル=グウィン/篠目清美日本語訳)の読書ノート

〇2021/12/4(土)
 この本を読むのに難渋している。
 引用が多くて、また引用を見ないと意味がよく理解できないので(私からは遠い世界の概念なので)、読書は遅々として進まない。
読書とは、短時間で読破することが最良と考えていたが、引用を確かめつついつ終わるとも知れない道を一歩ずつ辿るのも読み方の一つなのだろうか…

〇世界の創造
・カリフォルニアの先住民コスタノス族(今は絶滅)のダンスの歌の断片
「世界の縁で踊って」
「新しい世界を作るには古い世界からはじめるのです。これは確かです。世界を発見するにはたぶん、あなたはひとつ世界を失わなければならないでしょう。もしかしたら、あなた自身が失われてしまわなければならないのかもしれません。復活のダンス、世界を創造したダンスはつねにここ、ものごとの果てで、端っこで、霧深い海岸線で踊られたのです。(1981年)

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