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自分の力で、いつでも稼げる野生のビジネスパーソンになろう!

「スズメに餌をあげないでください。自分で餌の取れないスズメになってしまいます」

最近、こんな看板を目にした。

自分で餌の取り方を学ばずに、人間から餌をもらうと、スズメは野生に戻れないと言う。

ビジネスパーソンも同じだと僕は思う。

自分で稼ぐ方法を学ばずに、給料・お小遣いだけもらっていると自分で生きていくことが難しくなる。今から1週間以内に、自分を売って100万円稼ぐことができるだろうか?自分の価値を理解し、最高値で売る人たちは、それが可能だ。だから、親から相続して金融資産1億円持っている人より、いつでも自分を現金化して100万円くらい生み出せる人のほうが、精神的な自由があると僕は思う。

僕の父親が2代目の経営者だったこともあり、子供の頃から相続して豊かになった人、ただ息子というだけで経営者になった人たちをたくさん見てきた。今ははっきりとわかる。彼らの目の奥にある不安の正体が。それは、ゼロから自分で価値を生み、お金を受け取る、という経験がないからだ。自分で価値を与えずに、なんとなくお金をもらった人ほど、野生に戻ることへの恐怖が足を止めてしまう。そうやって何十年も自分探しをしている人たちを何人も知っている。世界的な富豪の中には、財産を子供達に残さないことを公言している人がいる。彼らは、財産を残すことが、子供達が自らの力で豊かさを生み出す力を奪ってしまう、ということを感じているのではないかと思う。

僕は、自分で医療費が払えなかった時、両親にお金を借りようと連絡したことがある。その時に、両親に「今、お金が払えないという現実を受け止めなさい。お金を貸すことはしません。」と言われた。初めはなんと冷たい親なんだと思ったが、次の瞬間、晴れ晴れした気持ちになった。あの日は雨が降っていたが、僕は自由を手にした気分になった。いよいよ自分で世の中に価値提供し、必要なだけのお金を稼ぐ、という真剣勝負の旅に出ざるを得なかったからだと思う。もし、あの時、両親が同情してお金を貸してくれたなら、僕は今でも自分でお金を稼ぐことができなかったかもしれない。

両親、学校、会社に飼いならされていないだろうか?言うことを聞いていれば、餌(給料)がもらえる。一度きりの人生、それで満足なのか?


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