7月10日 行動経済学にオススメの本

本日の勉強会で少しだけお話させていただきました行動経済学について、僕が最近読んだもののなかからオススメを3冊チョイスしました。

予想どおりに不合理 / ダン アリエリー

難しい論文とはではなく、実例紹介が中心で、それの考察を丁寧にしているので純粋に読み物として面白いです。
「たしかになぁ」「あるある」というネタから潜在的に「そうなんだー」というネタまであって行動経済学に興味をもつきっかけとなった入門書。

ファスト&スロー(上下)/ ダニエル・カーネマン

予想通りに不合理を読んだあとに読むとさらに勉強になる。
人間が判断するには脳の低電力モード、パワーモードがあるという考察がベースになっていて、非常に説得力がある。
すこし難解な考察もおおいが、上下合わせて読んでみてほしい。

選択の科学 / シーナ アイエンガー

心理学をベースに経済学、生物学、哲学、医学などを参照して「選択」という事柄を徹底検証している。考察の視点が面白い。
さまざまなデータや実験検証などが書かれているので、マーケターや企画商談の立場にあるひとは特におすすめ。

以上です!