見出し画像

ワーグナー、そしてメシアン

こんにちは、城谷正博です。
日々オペラと向き合う生活を送っています。
あらゆる時代のオペラと関わっていますが、その中で最も頻繁に取り組んでいるのがワーグナーの作品です。

これまでに主要10作品の上演に関わり、すべてをレパートリーとして持つことができました。作品を知れば知るほど深みにハマっていくその魅力を解き明かしたいと、飽くなき興味を持って研究を積んできました。難しいと思われているワーグナーをもっと身近にしたいという思いで「わ」の会を立ち上げたのが10年前、その活動は認知され、少しでも我が国のワーグナー受容に貢献できたのでは、と感じています。今後もワーグナーは私の生活の中心であり続けるでしょう。

さて、ワーグナーと並んで私のもう一つの顔がメシアンの研究です。はい、あのフランスの大家オリヴィエ・メシアンです。こちらの方が出会ったのは早いですね。高校1年でトゥランガリーラ交響曲に出会い「わが音楽語法」やその後の作曲法を原書で読んだり。藝大作曲科時代はずっとメシアンの虜でした。その独特な響きに魅了される人が多いのは、システマティックに整理された作曲技法ゆえとも思うのです。いま改めて彼の語法についての研究を再開しています。彼の大作オペラ「アッシジの聖フランチェスコ」の分析レポートを公開中です。なかなか日本で、日本語によるこの空前絶後のオペラの詳細な解説にはお目にかかれません。和音分析を中心に彼の音世界の秘密に迫る内容です。

この他にもメディカルアロマやレイキヒーリングなど、私の興味行動範囲は広めです!ここでいろいろ情報発信していきたいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?